narchさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

グラスホッパー(2015年製作の映画)

3.0

鈴木さんの、意思が強く感じられたところはよかった。
すこし、一つひとつのエピソードがバラバラすぎる感があったのは残念。

独裁者と小さな孫(2014年製作の映画)

4.0

いきばのない憎しみ、哀しみ、怒りをどうするのか、という問いにたいする映画のなかでの回答が、いろんなことを連想させてくれる。
ユーモアと切なさ。人間の純心さと冷酷さ。
多くの人に観てもらいたい作品。
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

5.0

小さい頃から金曜ロードショーで何度も観た映画のひとつ。
とにかく面白くて、おもしろくて。
インディと相棒のショートのタッグが好き。

小野寺の弟・小野寺の姉(2014年製作の映画)

4.5

お互いを想っていても、それは必ずしも相手にとっての優しさではない、ということが、
つらいけど愛しい。

味園ユニバース(2015年製作の映画)

3.5

歌しか知らない男。

指を折って、自分に「ある」ものを数える仕草がとても好きだった。
それから、スイカの種を競い合って飛ばすシーン、かすみがポチ男の肩をこぶしでどつく仕草、好きでした。

図書館戦争(2013年製作の映画)

4.0

守るために戦うー

架空の日本。
公序良俗を守るという名の下に制定された良化法を施行する、良化隊。彼らの暴挙に対抗して組織された図書隊の新人隊員、郁の成長と、恋、思想の自由を守る攻防。

面白かった。
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東京物語(1953年製作の映画)

3.5

親子、家族、ここにあり。

末っ子の京子が感じた気持ちをもっていたい。
どんなに生活を一生懸命していても、もっと大事なものを忘れない心もちでいたい。

めがね(2007年製作の映画)

3.5

ある海辺の町での、めがねをかけた人たちの交流。
主人公の女性、タエコがひとり旅で来たその町で、ゆっくりと変わっていく。

サクラさんの、「あせらないこと」っていうセリフと、そのシーンの小豆が好きだった
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薄氷の殺人(2014年製作の映画)

3.5

中国の闇がみえる、哀しいミステリー。
最後のシーンのウー・ジージェンの表情が、良かった。
ミステリーとしては、二回観て、やっと理解できた。

美女と野獣(1991年製作の映画)

4.0

醜い自分を愛してくれる人はいないと決めてかかってた野獣が、愛し愛されることを知る、ステキな物語。

ホーム・アローン(1990年製作の映画)

5.0

ワクワクして、ハラハラして、ほっこりして、笑って。
何度も観たけど、いつも面白くて、最高。

日々ロック(2014年製作の映画)

4.5

ロックで、かっこよくて、見入ってしまった。
仲間がいて、やりたいことがあれば生きていける。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

とにかく、ワクワク、ハラハラ、笑いありの最高の映画。
子どもの頃、金曜ロードショーで何度も観た。何度観てもおもしろいなぁ。

百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

32歳の実家でだらだら暮らしていた女、一子が、
実家を出てコンビニで働き始めて、ボクシングに出会って少し成長する話。

痛々しくて、つらかった。
でも、一子の、飾らないところ、コンビニに出入りするおば
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リトル・ランボーズ(2007年製作の映画)

4.0

信仰心の篤い家庭で暮らす男の子ウィルと、不良少年のリー・カーターが、ランボーを真似した映画を撮ろうとする、コメディありの心温まるお話。

少年たちがそれぞれの世界で悩んで夢みてるすがたにワクワクした。
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天然コケッコー(2007年製作の映画)

3.5

田舎で暮らす素朴で思いやりのある天然女の子と、都会から転校してきたいまどき男の子とのラブストーリー。
言葉がないのに感情が伝わるシーンがところどころにあった。
田舎で暮らすことの温かさ、哀しさ、豊かさ
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舟を編む(2013年製作の映画)

4.0

仕事を一生懸命やりたいな、と思わさせられました。
下宿先のたけおばあちゃん、西岡さん、みんないい人で、仲間っていいなと思った。
馬締さんとかぐやさんの出会いは素敵でした。

東京家族(2012年製作の映画)

4.5

泣きました。
家族それぞれが日常をしっかり生きてて、東京に出てきたおじいさんおばあさんのことを思っているのに、切なさがにじみ出てくる。
居酒屋での橋爪功のセリフ、
「このままじゃいかん」
が悲しかった
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ルック・オブ・サイレンス(2014年製作の映画)

4.0

アクト・オブ・キリング、そしてルック・オブ・サイレンスというそれぞれのタイトルがまさにそのままだと思った。
殺人者たちの過剰なまでの表現と、それをただ静かに見る、兄を殺されたインタビュアー。

196
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母べえ(2007年製作の映画)

4.5

戦時中の不条理、母の強さ優しさ、賢さ。
一人ひとりの演技が自然で優しくてユーモアあり、人間味あふれて魅力があった。
愛を感じる感動作。

考えさせられたのは、思想犯として捕まる父べえの愛。
その父べえ
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バケモノの子(2015年製作の映画)

4.0

楽しみにしていた細田監督の最新作。
今回も、家族がテーマ。
熊徹と九太が親子になっていく様子、不器用だけど、本音と素直さが二人を強い絆で結んでいく。
熊徹は不器用だけど、まっすぐに、絶対あきらめない。
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.5

あの音楽と、線路を歩くシーン。子どもの頃の、わけのないワクワク感と無力感。
大きな出来事が起こるわけではないけど、夢と哀しさと友情を感じられる作品だと思う。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

少し強がりだけど芯が強くて優しいシンガソングライターの女性と、ちょっとかっこ悪いけどまっすぐな中年男とのヒューマンドラマ。
イヤフォンをつけて、お互いのプレイリストを聞きながら街を歩くシーンがすごく好
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寄生獣(2014年製作の映画)

4.0

飽きない展開が面白かった。
ミギーがもう少しCGっぽくなければよかったな、とは思った。
途中、主人公のお母さんについてのいろいろ、なエピソードが泣けた。

エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.0

〝嘘″を巡るある1日の群像劇。
ほろりと泣けるシーンはあったけれど、コメディ部分はもう少し、だったと思う。
予想させないエピソード展開もところどころあって古沢良太さんの脚本らしかった。
それでも、2時
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.5

ウィルスミスはカッコよく、マーゴットロビーは可愛い、の映画。
ウィルスミス演じる主人公の詐欺のテクニックは、後から、あ、そうだったの?と思わせるところもあり、楽しめた。
でも、主人公のやり方は、ほんと
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

4.9

好きな映画でした。
自然と、美味しそうな食べ物。たんたんと過ぎるけど、心に沁みいる物語。主人公の選んだ道、派手ではないけど大きな変化がみえました。
赤と緑のクリスマスケーキ食べたい。

セッション(2014年製作の映画)

4.5

鬼教師の鬼ぶりが予想を超えるところが面白かった。
音楽、リズムが心地よい。
映像に臨場感があってかっこよさとセンスがあったと思う。
主人公の男の子が、意見を言わないような伏し目がちの性格だったのに、鬼
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

主人公の頑固さ、心を通わせていく様子、何よりもラストの行動には泣きました。

大阪物語(1999年製作の映画)

4.5

池脇千鶴が自然で良かった。走るシーンの疾走感が好き。

空気人形(2009年製作の映画)

2.5

テーマというか、伝えたいもののようなことがよく分からなかった。終わり方もあまりしっくりこなかった。

愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.5

長さを感じずに、最後まで観れた。まさに「愛のむきだし」のタイトルのままのテーマだなと思いました。
満島ひかりの演技が良かった。
海辺のバスの中のシーン、最後のほうの親戚?の家でのシーン、病院のシーンに
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誰も知らない(2004年製作の映画)

5.0

子どもたちのそのままの姿が映し出されていて引き込まれる。
最後のシーン、終わり方にも魅力を感じました。

奇跡(2011年製作の映画)

5.0

まえだまえだの二人や子どもたちみんなの演技がとても好き。
かるかんが美味しそう。
見終わった後、静かな感動の余韻に浸れました。

お兄ちゃんの航一と弟の龍之介それぞれがそれぞれのしっかりさで生きてる。
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