mmrkさんの映画レビュー・感想・評価

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ラガーン(2001年製作の映画)

4.1

『きっと、うまくいく』のアーミル・カーン主演ということで観ました。物語は結構王道なハッピーエンドで、さすがはインド映画、盛り上げるところは盛り上げる。試合のクライマックスなんか手に汗握った。ミュージカ>>続きを読む

彼女が消えた浜辺(2009年製作の映画)

3.9

イラン映画。登場人物たちの不安が極まった際の怒り、自己防衛、その中で1人だけ友達の名誉を護ろうと涙を流す女性。心理描写がすごくて、だんだんと明かされる真実に衝撃が走った。イランにおいて、嘘を吐くことの>>続きを読む

さびしんぼう(1985年製作の映画)

4.3

甘酸っぱいな〜。「おーい、さびしんぼう」って、呼びたくなっちゃう。人を想う時は常に淋しさと一緒。

トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

3.8

表紙も題名もこれだからてっきり少年の夢的なお話かと思ったら全然違った。昨日観たヒッチコックの『めまい』でも思ったんだけど、どうして前に好きだった人と顔が似てるからって同じ服を着せたがるんだろう。気持ち>>続きを読む

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.8

お洒落な小物。おませな子供。12歳で駆け落ちとか、結婚とか、可愛いなと思うけれど本人たちはいたって真面目、真剣そのもの。あの浜辺をラストに持ってくるのが素敵。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.8

新海監督の作品は秒速5センチメートルだけ観たことがあるけれど、描写の美しさにさらに磨きがかかって、もう最初のシーンから息を飲んだ。まるで本物のようで、だけど現実にはない色みの豊かさがあって。新海監督は>>続きを読む

選挙2(2013年製作の映画)

3.9

授業の課題で観ました。ドキュメンタリーって、私の中ではそんなに楽しいイメージはなくて、少し堅い印象なんだけど、選挙2は思わず笑ってしまう場面が多くあった。それはもちろん被写体である山内さんのあっけらか>>続きを読む

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

3.1

ざくざく殺して、どばどば血が出る。佳境に入るのがミートソーススパゲティ食べ終わった後で良かった。今日狂人の映画しか見てなくて精神的に辛い。なんか幸せなのが見たいな…。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.9

内容は結構どうしようもなかったりするんだけど、映像も音楽も芸術的な要素が濃くて、強く印象に残った。ナッドサット語とか、妙にお洒落に感じたり。(笑)人間の狂気、狂気、狂気。

シャイニング(1980年製作の映画)

3.7

ジャック・ニコルソン、ほんと狂人じみた役が上手。(笑)怖いんだけど、時々あまりの演技に笑ってしまう。キューブリックの映画は映像の均整がとれ過ぎてて無機質に感じてしまうのは私だけかな…

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.7

うーーーん胸が苦しかった。愛した人を忘れてしまうことに、途中で必死に抗うジョエルの姿。忘れてしまっていいことなんか、何もないのだ。シーンの繋ぎ方が斬新。時間をあけてもう一度見たいです。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.0

パリ、テキサス。トラヴィスとハンターが歩いて一緒に帰るシーンや、トランシーバーでやりとりするシーンに、単純に親子っていいなぁと思った。いきすぎた愛情のすれ違いが切ない。作中に流れるライ・クーダーの曲が>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

もうすっかりボリウッドの虜です。最初から引き込まれて3時間、まったく飽きなかった。ずっともってかれてた。音響の入れ方、カメラワーク、ミュージカルシーン、どれをとっても秀逸で最高。思いっきり笑ったし、思>>続きを読む

ミルク(2008年製作の映画)

3.8

人種にしても性にしても、マイノリティがこう一方的な攻撃の対象にされてしまうのはやっぱり見ていて辛い。ハーヴィーが立ち上がったことがほんとに大勢の人に影響を与えて、救ったんだろうなと思うと感動して、最後>>続きを読む

伏 鉄砲娘の捕物帳(2012年製作の映画)

3.3

音楽が結構好きだった。江戸の町の活気ある雰囲気とか、日本的な情緒とかに憧れます。物語は後半ちょっと突拍子もない展開だったかな?終わり方は爽やかで良かった。

マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

実はちゃんと観るのは初めてだったり。スローモーションやCGを多用した映像の斬新さにとにかく圧倒されて、アクションシーンは興奮しっぱなしだった。世界観がすごく独自で哲学的。水槽の脳というやつですね。スト>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.1

目が覚めると突然30年も経っていたら、どんな気分なんだろう。これを見てさらにロビン・ウィリアムズの医者イメージが強まった。ロバート・デニーロは良い役者さんですね。

レインマン(1988年製作の映画)

3.9

切っても切れない兄弟愛。レイモンドが最後にチャーリーがふざけたと言って笑い合うシーンがすごく印象に残ってる。ダスティン・ホフマン、とても演技とは思えないリアルさだった。

12人の怒れる男 評決の行方(1997年製作の映画)

4.4

これも、陪審員が歩幅を測っているシーンで前に見たことあるかもと思い出した。いやぁ、面白かったです。作中ではほとんど一部屋しか映ってないのに、陪審員12名による白熱した討議にこっちまで緊張してきて、それ>>続きを読む

フライド・グリーン・トマト(1991年製作の映画)

4.7

イジーが蜂蜜をとるシーンでこの作品は昔観たことあるぞと思い出した。結構好きだなぁ、これ。イジーとルース、エヴリンとニニー。どちらもこういう友情っていいなと思わせるような素敵な関係だった。その反面、人種>>続きを読む

八月の鯨(1987年製作の映画)

3.8

セーラもマラノフも、言うことすることロマンチックで憧れる。こんな風に年をとりたいものだと思った。それと、ちょっと気になったから調べてみたらベティ・デイヴィスとリリアン・ギッシュの若い頃が美しすぎて何も>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.8

今敏作品の中では一番見やすかったです。エロくてグロくて、結構ホラーだったりするけどそこが良かったり。

パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

一回目がすごく不完全燃焼で終わってしまったので二回目。鮮やかな色彩と、独特な絵柄、夢の中の世界。今敏監督の中でも特に絵に力入ってるなーと思いました。opと時田くんを助けに行く時の映像がかっこよくてテン>>続きを読む

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

4.8

めちゃくちゃ面白かった。(笑)物語は全くよくわからなかったけど、爆笑した。音楽も好き!

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

病院で当たり前のようにロボトミー手術が行なわれていたことにすごく衝撃を受けた。登場人物たちは皆自由を求めているように見えたが、実際は自分から病院に入っている人の方が多いわけで、なんだか複雑な気持ちだっ>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

3.6

絵柄が何の脈絡もなくコロコロと変わっていくのに、ちょっと個人的には付いていけなかったんだけど、最期にぐっときた。

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.8

風景描写がほんとに、ほんとに、息を飲むほど綺麗。思わず現実もこんなに綺麗だったらなと思ってしまうほど。夜空の星とか、桜とか、すごく素敵だった。人物の絵は普通。最終章が切ないというか、それが現実なのねと>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.2

煌びやかで豪華な映像とお洒落な音楽、服装。乱痴気騒ぎのパーティ。はじめは謎につつまれていたギャツビーも、物語が展開するにつれてどんどんその気持ちや過去が浮き出てきて、デイジーへの一途な気持ちが切なかっ>>続きを読む

インポッシブル(2012年製作の映画)

4.7

津波の渦にのまれるシーン、生傷、生存者たちの心理描写、何もかもがリアルで、壮絶で、大袈裟じゃなくずっと涙と震えが止まらなかった。あの津波で生き残った人と生き残れなかった人では、何が違ったのか。そんな考>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.8

皆それぞれ自分の過去を持っていて、その行動は各々の過去に強く影響されていながらも、皆あったかいなぁと思った。鼻をすするときに顔がくしゃっとなるのがいい。(笑)

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.5

半狂乱ぎみだけどものすごくパワフルで、映画として圧倒的な印象を植え付けられた。ちょいちょい入れてくるユーモアがツボ。中毒性あるブラスバンドの音が耳に残る。

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.8

香川照之も堺雅人も演技さすがすぎ。香川演じる便利屋の懐の深さに惹かれました!

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