さとさとしさんの映画レビュー・感想・評価

さとさとし

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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

行方不明になって1年。軍人である夫の帰りを妻は待っていた。いや、本当は死んでいるのは分かっていたのだが、それを信じたくなかっただけかもしれない。
そんなある日、なんと驚くべきことに、夫はなにごともなか
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バースデー・ワンダーランド(2019年製作の映画)

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お手軽異世界もの。
絵は可愛くて、ファンタジーのギミックは面白いのだが、肝心の人間ドラマがスカスカ。主人公が冒険の中で成長している感じがひとつもない。魔法が便利すぎてバランスがくずれてる。
薄っぺらい
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

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ネトフリオリジナルドラマ。SF宇宙サスペンス。
2008年に公開された、一市民視点で描く怪獣映画クローバーフィールドの続編か?と思い見てみたが、どうも様子が違う。
エネルギー不足が深刻化した未来、エネ
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

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IT企業のプログラマーの主人公の元に社内メール。「おめでとう、あなたは当選しました。社長の別荘に案内します。」
そこは山の中、運んできたヘリも途中で帰ってしまう。一人で訪れた別荘で社長にこう告げられる
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ムタフカズ(2016年製作の映画)

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日仏合作のアニメ映画。
日本産とは違った絵が印象的。
アメリカで底辺の暮らしをしている主人公の自分探しから始まり、とんでもない事件に巻き込まれていく。
暴力描写多めで松本大洋とか、井上三太っぽい。
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メガマインド(2010年製作の映画)

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ヒックとドラゴン、トイストーリー3に隠れてひっそり2010年上映されてたドリームワークスのアニメ。
子供の頃から何をやってもうまくいかない青色スキンヘッドの異星人が主人公。人を喜ばせようとすればするほ
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コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

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同名の児童書を原作としたストップモーションアニメ。
話は児童向けのお話なんだけど、アニメーションの力が凄くてついつい見ちゃう。
最初、なんだこの適当な顔はって思っていたコララインが、どんどん可愛く見え
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

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マクドナルドの創業者(ファウンダー)を描いた実話。
名前はレイ・クロック‥ ってマクドナルドちゃうんかい!
52歳のシェイクミキサーのセールスマンの主人公がある日、革新的なハンバーガーショップに出会う
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二ノ国(2019年製作の映画)

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ゲーム原作の異世界ものアニメ。
車いすの主人公が異世界に転生すると足が動くみたいな「アバター」的展開。
主人公が、ほとんど根拠のない仮説を立てるが、それらがすべて正解という都合のよさに閉口する。
子供
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虐殺器官(2015年製作の映画)

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伊藤計劃の小説原作のアニメ。
アメリカ特殊部隊の男が、虐殺が起こった現場の裏にいる男ジョン・ポールなる人物の謎に迫る話。
原作は既読だったので確認って感じではあったが、よくできてた。未来の戦闘シーンは
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

波乗り少女と消防士の恋愛アニメ映画。
死んでしまった彼氏が、幽霊?妖精?となって出てくるのは全然いいのだが、クライマックスシーンの何でもアリ感がちょっと気にはなる。

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

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2010年日本SF大賞の小説が原作。
将来どれだけ僕は偉くなってしまうのだろうと心配する少年が、町に急にペンギンが現れる事件の調査、研究をする話。
最初の10分でがっちり心をキャッチされた。森見登美彦
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前年、「君の名は」で儲けた川村元氣が
甘酸っぱいヤツ+ちょいSFは金になる!と踏んで制作したのが本作。
穿った見方だがそう思われても仕方ない。90分しかない作品なのに、長い。

(!以下、ネタバレ注意
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ジョーカー(2019年製作の映画)

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・ジョーカー
ジョーカー。バットマン最凶の悪役キャラジョーカーが出来るまでを描いた作品。バットマン自体もダークな雰囲気で、陽気なアメコミとは一線を画していたが、こっちは更に暗くて辛い。
意図しないタイ
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天気の子(2019年製作の映画)

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祈ると晴れになる晴れ女みたいな、んなアホな。っていう設定を支えるための日常のディテールが凄すぎる。ツボを突いたヒロイン像とともに、秒速5cmからの新海誠の得意技。
主人公が走ったり、主題歌が大音量で流
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映画プリキュア ミラクルユニバース(2019年製作の映画)

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2021年、1本目。
正月におとそ気分に見るには良い程度のゆるさ。
今回のメイン登場プリキュアは最新3作+おまけ。
ネトフリでプリキュアは映画だけ、ほぼ全作見てるが、その中でもかなり下な出来。
最初の
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インターステラー(2014年製作の映画)

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食糧難の未来。
滅びの未来を救うべくお父さん旅立つ話。

宇宙の果ての惑星で大津波とか雲の凍る世界を旅するところは圧巻。
重力が大きくから、時間の進みが365x24倍早いとか、ブラックホールが、家の本
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イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘(2010年製作の映画)

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旧東ドイツを皮切りに、世界3大ウラン排出国のカナダ、オーストラリア、ナミビアのそれぞれでのウラン鉱山を扱ったドキュメンタリー。
興味深く見た。

原子力発電所よりも恐ろしいのはウラン鉱山だと思い知らさ
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

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タイトルはいろいろなパロディに使用されているものの、内容はよく知らなかった。タイトルからほぼほぼ研究所の話だと思ってたら、違ってて、冷戦時代にアメリカの将軍が暴走しロシアに原爆の発射命令を出したらどう>>続きを読む

ロバート・イーズ(2000年製作の映画)

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男の心を持つ女、女の心を持つ男、トランスジェンダー。周りの偏見と闘うためにも、コミュニティーを作りそこで共に生活する。
そのなかの世界一男前なトランスジェンダーロバート・イーズ。末期の子宮がんに侵され
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EXIT イグジット(2000年製作の映画)

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前半は面白い。
過去に連続殺人犯として精神病院に5年も閉じ込められていた主人公。彼の無実を信じて病院を出した精神科医。
主人公が病院を出てから再び起こる殺人事件。彼の殺人事件に対する異常な興味のため、
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

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子供のころワクワクしながらおじさんの家で見た大作映画のような心地よさ。
安心して身を預けられる。
キャラクターが個性的。とくに刑事の人の顔(アーネスト・ボーグナイン(蟹江敬三に似てる))、完全に漫画じ
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戦火の馬(2011年製作の映画)

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時は1900年代初頭、フランスで生まれた馬が、第一次世界大戦で軍馬として徴用され、戦場を駆け回った末、飼い主のもとに帰ってくる話。
まあ、そんだけの話。馬の話なんかちっとも興味ねえなあとか思ってたが、
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

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サルが知恵を得て人間に反抗していく様が、リアリティのある物語で展開されていく。
…のだが、最終的には、そんな絵空事どうでもいいわ。って思ってしまうとこもあり、100%はのめりこめない。
憎むべき人間の
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拝啓天皇陛下様(1963年製作の映画)

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寅さんではない渥美清作品。
不器用でカタカナしか書けないが力持ちで明るい男、山田ショウスケ(渥美清)とムネさん(長門裕之)との軍隊での戦中戦後に至る交流が描かれる。
昨今では、ほとんどない、明るい戦争
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

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心拍数が200を超えると緑色の巨人になって暴れるハルクの話。
人間からハルクへの変身シーンはすごいし、アクションシーンの迫力とかもすごいんだけど、絵空事すぎて、だから何?って思ってしまう自分もいたりす
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仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ(2010年製作の映画)

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アメリカで開発されたもうひとつのガイアメモリがテロリストに日本上空輸を送中のヘリから奪取された。二人で一人の仮面ライダーはガイアメモリを回収し、テロリストと戦うってな話。
原作を見ずに観たけど、ちゃん
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

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人と打ち解けられない12歳の喘息持ち女の子アンナが、療養のため里親の元を離れて田舎のおばさんの家に厄介になることになった。そこでの生活もいまいち馴染めない中、湖のほとりにある空家の館に激しい既視感を感>>続きを読む

兵隊やくざ(1965年製作の映画)

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満州の駐留する軍の中が舞台。
戦争ものだけど敵と戦う戦場は描かれず、駐留軍の宿舎がメイン。
自由な外出を禁じられ、度を越えたきつい訓練をやらされる様子は刑務所さながら。
田村高廣演じる有田上等兵(軍隊
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我が道を往く(1944年製作の映画)

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借金で困っている教会。補佐として新しく神父さんがやってくる。
その神父が明らかにねじの外れた男だった。


リアリティー設定のゆるさにイライラ。
子供たちに、野球を手伝わされる主人公。子供が打ち上げた
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インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実(2010年製作の映画)

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リーマンショックに端を発する世界大恐慌がどうして起こったか、だれの責任だったかを追及するドキュメンタリー映画。

責任は
ローンを金融商品化したCDOという商品があるが、破たんの可能性が高いことを知り
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クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

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とーちゃんがロボットに改造されてしまった。
ロボットになったとーちゃんが右往左往しながら野原一家の一員に戻っていく前半。
操られたロボとーちゃんが暴動を起こし街を占拠する中、しんのすけたちがロボとーち
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

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CM撮影で日本に来たハリウッドスター。言葉が通用しない異国の地で孤立する。
夫の仕事に同伴してきた二十歳前後の若妻。夫の仕事においてかれて孤立する。
そんな二人がホテルのバーで出会ってひかれあうみたい
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

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優秀なために妬まれて地方の警察署に左遷された警察官が主役。
最初は、仕事のことしかないエリート警官が張り切り過ぎて平和な村をかき回している様を描くコメディー…と思ったら。ってな作品。
やたらといいテン
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新・猿の惑星(1971年製作の映画)

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前作で地球を滅ぼしてしまったが次の作品のオファーが来てしまった。どうやって続きを作ろうか考えた脚本家がひねり出したシナリオがこれ。
地球が滅ぶ寸前に、猿の惑星(未来の地球)を飛び出した猿たちが現代の地
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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

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今度の作品の主人公はチャールトンヘストンと違い。
同じ時期に地球を出た別の宇宙船の乗組員で、同じく猿の惑星につく。

主人公の目標のない逃亡とゆるいアクションとゆるい特撮、ゆるい嘘科学のミックスが実に
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