どうしてこうも原題内容とミスマッチな邦題を付けてしまうのだろうかと。
商業的な理由もあるんでしょうが、私は仮に内容が良かったとしても満足度がまるで変わってしまうので。
主人公の隣人を見て博識な人に改めて憧れる。
でもモノを知っているだけの人には絶対になりたくないんだよな。表裏一体で難しいけれど。
舞台はニューヨークだけれど映画自体はイギリス映画のような雰囲気に感じ>>続きを読む
映画よりもドラマぽいポップさというかチープさというか、好みはあるとして。
観光旅行ではなくて休暇旅行に対する憧れはまた一段と高まりました。
予告編とかから恋愛の部分で凄い食らうのかと思っていたけれども割とそれ以外の要素がグサッときて。
対比の描写が秀逸で。どちらの世界も陰と陽、明と暗ではないと思うからこそそれぞれの状況の事を物凄く考えてし>>続きを読む
韓国にもロメールがいた!
この監督が写す韓国が好きなので、kpopを通っていなかったらこの監督きっかけで韓国に興味を抱いていたかも。
ずっと掴みどころがありそうで、掴めなくて。
でも掴みたかったから掴んだ人に話を聞きたい。
あと若い頃のソンガンホ。
設定は一度置いておいて、
タイトルの通り人も画も綺麗だったけれども脚本が下品に感じた。
ダメだ、こういう展開にこういう顛末。食傷気味。
でもって、本質的な問題に対して無関心というわけではないのでそこにああだこうだ言われたら流石に黙ってられないです。
ドイツにもアキカウリスマキがいた!
画面越しで伝わるこのヨーロッパの冷たさになぜこんなにも憧れてしまうのでしょう。決して憧れるようなものではない事は分かっているのにも関わらず。
数人の好きになれないキャラクターを除いて、この映画にまつわるもの全てが最高。その中でも1番はタイトル。秀逸。あまりにも
とはいえ当時の目に見えた階級社会や結婚観なんていうものは現代の感覚からしたら生>>続きを読む
電車を乗り過ごし終点駅で下車した女性が夜の街を彷徨い歩きながら家路につく。
終点駅から家までの距離感も分からないし、夜とはいえ色々な出来事が起こって様々な人との交流がある割には詳細な時間が分からなく>>続きを読む
リリーフランキー、高梨臨、そしてイギリスと好きな人好きな国と好きが何重にも重なり合ってそりゃ良い映画でした。
冠番組ならぬ冠映画なんてさすがレアセドゥと思ったけれども、それは邦題のみなのね。なっさけない。
ちょっとやんちゃな黒人の世界に憧れる白人teenagerをアンハサウェイが演じてるって話。
どれも三、四角関係劇。会話劇ではないけれどロメールぽい構造でかなり好み。
好きなタイプのフランス映画。
己の欲望のままに行動をし、それを真っ直ぐと正当化させようとする。この図太さに呆れつつもどこか>>続きを読む
メッセージ的な事を読み取る事は今の私には読み取る事は出来ないけれど、ロードムービーとして存分に楽しみました。
映像も広角にワイドで、ウェスアンダーソンみたいなシンメトリーな構図で面白かった。
必要>>続きを読む
これまであまり見たことなかった南仏の一面が見れた。
でも映画としてはなんだか全体的に日テレのドラマぽい雰囲気があって好みではない。求めていたプロヴァンスではなかったです。
セザンヌをあまり知らないからか乗り切れなかった。私の非。
セザンヌの絵も見てみたけれど水彩画はあまりピンとこないらしい。尚、私の非。
まるで昔の西洋絵画を見ているかのような時代背景と映像美。
ポスターもフェルメールみたい。
内容も悪くはないけれど、映像ほどの印象は残ってないし、明らかに終盤失速。
パリはダゲールで生活や仕事を営む人達の少しのインタビューも含んだドキュメンタリー。
自分が映像制作を生業にしていたら相当影響を受けてそうな構成に映像。
凄いものを観てしまった。
1番道義的、倫理的に間違っている人が淡々と幸せを得続けている様。
主人公の男に対する怒り呆れと映画そのものの満足の狭間で溺れる。
ただこんな変態な映画に関わらず夫婦、子供>>続きを読む
意図は分からないけれどカラーとモノクロの使い分けが印象的。
自分の不安に対してナーバスになっているけれども周囲の人間はどこか楽観的で不信に思うクレオ。クレオの気持ちにも周囲の人達の対応にも大いに同情>>続きを読む
アニエスヴァルダ祭り
景色、文化、生活が今の世の中とまるで異なるから、猫の鳴き声が聞こえてやっと同じ世の中である事に気付いた。
知らない時代の暮らしを懐かしみ、不便な暮らしに憧れて、彼等彼女等の関係性を羨む。
でも、どうせ今のこの時代もどうせ数十年後振り返ったらどうせノスタルジー感じるだろうからどうせだから過去と現在比べてば>>続きを読む
岸井ゆきのの気迫がすごかった。
途中手話のコミュニケーションに字幕がついてないシーンがあって、逆に言葉で会話している場面ではこんなにも孤独を感じているのかと感じた。
主人公があれほど会長にこだわる>>続きを読む
罪悪感とか後悔とか後ろめたさから、知らない気付いていないふりをしてやり過ごそうとしてしまう事って確かにあるなと。
ただ自分の場合はそれを抱えているというストレスに押し潰されて結局負の連鎖に陥る事がほと>>続きを読む
日本なのに日本とは思えないアジアンな高温多湿感が居心地悪くて良い。
登場人物達の過去や背景などが推測はできるけれどほとんど語られていなくて鬼になる。
記憶に障害を持った人を軸に扱うとなるとどうして>>続きを読む
色んな縦軸があったけれどどれも混じらわずに散らかって終わったという所感。
でも面白かったのは不思議。
津田寛治が1番かっけぇや
真新しさみたいなものは特別感じなかったけれども邦画でこういうのが観られるのは新鮮味があった。
好きか嫌いか鑑賞中ずっと判断しかねたけれども、はっぴいえんど流れるし日本の港町の風情感じられるし若い俳優>>続きを読む
モテ男達とモテ女達の恋愛の戯れごと。大人達の意地の張り合いが淡々と会話劇で進んでいく。
ポスターから前衛的なものかと思っていたけれども、空気感が落ち着いていてこれも良かった。
起きている状況はかな>>続きを読む