ウェスアンダーソンの代名詞がこの39分間にギューっと希釈されてる。清々しいまでの徹底したストーリーテラーと一人称視点からなる構成。
相も変わらずの情報量。恐らくこの39分間でチャップリンの生涯のセリフ>>続きを読む
ウェスアンダーソンマラソン#6。
外国から見た日本の奇妙さは、日本人が見るとそれもそれで奇妙にデフォルトされていてそれが面白いですね。日本愛もしっかりと感じられます。
余談にはなりますがロストイント>>続きを読む
ウェスアンダーソンマラソン#5
野暮な事言うようですけれど、映画史においてこの作品は赤太字かつマーカーペンですよね?先生「ここは絶対出るぞ〜」言いますよね?章終わりのコラムにちょろっと作品名だけ出てる>>続きを読む
ウェスアンダーソンマラソン#4
初めてウェスアンダーソンを観た時はなんだこの映像なんだこの映画と感じたものだけれどもある程度慣れてきた今、ストーリーが分かりやすいと違和感を感じるようになってきた。
ま>>続きを読む
ウェスアンダーソンマラソン#3
徐々にウェスアンダーソンのパーツが揃いつつあるといった感じ。ただ内容は特に惹きつけられるものは無し。
ビルマーレイには脇を固めて欲しいのであって、フロントマンでいては>>続きを読む
ウェスアンダーソンマラソン#2。
“hey jude”との“ジムノペティ”を聴いたら自然と涙が出てしまう体の構造となっているので、ほぼ全編を通して目頭、体が熱かった。
初期の作品はオリジナルのイン>>続きを読む
ウェスアンダーソンマラソン#1。
キャリア初期の作品でありながら随所に散りばめられたらしさ。
アステロイドシティのカメラマンお父さんが学生役で主演を演じていて年月の変遷を感じた。
カメラワークやア>>続きを読む
理解出来ない事には変わりないでしょうけれど大きいスクリーンで観たかったですね。
今回は内容云々の前にパロディ・オマージュなどでよく使われるシーンを映画の中で観られた事を満足とします。またいつか。
キューブリックの役者ってもう一目でキューブリック作品の顔をしている。上手くは言えないけれども。眉・口の可動域とゲルマン人ぽい顎に黒目が少し上の方の感じ。
自分が一切嗜んでいないものであったとしても凄>>続きを読む
私騙されないので。(天邪鬼な大門未知子)
どんでん返しのあるクライム物という前知識のみで鑑賞、まず見慣れないクライム映画に苦戦。かつこの前知識を持ってしまっていると、どいつがひっくり返すのかに注力し>>続きを読む
ディミアン・チャゼル×ライアン・ゴズリングでもイマイチだった。宇宙、難しい。
ファイトクラブと続けて観てブラッド・ピットは、カッコよくて美味しそうにご飯を食べる人という印象に演技が上手い人というものが加わりました。
冒頭カフェのシーン。左手でタイとジャケットを押さえ右手でコーヒ>>続きを読む
ブラッド・ピットの食事シーンの虜なので公衆電話越しの咀嚼音だけでも骨抜きだった。
これまで数多く映画を観てきた中でこのブラッド・ピット演じるタイラーが1番人間としての狂気を感じた。感情と行動の目的が>>続きを読む
フィリーズ戦の野次は映画の中とはいえ自分が言われているわけではないとはいえあまりにも辛い。
野球界の人種差別とそれを打破する一歩目を歩んだJ・ロビンソンの歴史。
本人の努力はもちろん周りの人間にも多>>続きを読む
本来CGを使う予定だった箇所をジムキャリーの顔芸のみで不要となり制作費を大幅に節約させたという逸話のある、ハリウッドコメディの金字塔。
文語では何も言い表せないです。口語でしか言い表せない!なぜならとても感覚的な映画だったからぁ!ニュアンスだから!
本気だからこそ軽々しい態度しか取れないこともある!辛い!!うわぁ!
あまりにも寂しすぎ>>続きを読む
主要人物の1人が事故で盲目になってしまったという事もあり環境音や生活音の存在感が印象的な映画。熱海の近くとは思えないどこか物憂げな港町。
大畑さん役の女優さんの色気たるや。
幸運にも上映後トークシ>>続きを読む
ずーっと平和的で穏やかでいい世界。
中身は深いけれど無心で観られるいい塩梅。
のんを筆頭に各キャストがハマり役。
監督の過去作をチェックしたら納得。
ドランクドラゴン鈴木拓が鈴木先生役で出ているの>>続きを読む
劇場では去年の“窓辺にて”以来の今泉力哉作品。すっかり劇場、配信問わず追いかけさせて頂いてます。
前作は好きな人が左隣の座席にいる状態で鑑賞したので自分の左腕の感覚しか覚えていないのですが、今回は週>>続きを読む
有村架純さんって孤高で掴みどころのない人間を演じるのが上手ですよね。男性視点の脚色なのかな。演じているわけではないのでしょうかね。
ちひろという役にも感情移入できて好きな映画キャラクターがまた一つ増え>>続きを読む
どうしてもその地方外の人がその地方の方言を使う事に対するアレルギー反応が敏感に出てしまうけれども、今作は舞台が大阪であるという事が最重要事項ではあるので目を瞑ることとして。
脚本、キャストと強固な土>>続きを読む
過大評価。騙された。
自分がアニメが好き、嫌いとか関係なく。
予定調和、ご都合主義。
だってストーリー展開だけじゃなくて次のセリフも全部当てられたもん。一言一句違わずに。冗談抜きに。
後半、セリフの>>続きを読む
賞レースの結果に踊らされて。
よくよく考えればあらすじからも予告編からも自分の好きな要素が一切なさそうな事は明白でした。
A24という事は忘れておきます。お互いのために。自分の都合で鑑賞してしまっ>>続きを読む
是枝監督がこれまた複雑な家族のカタチ、お話。
“そして父になる”も“万引き家族”も“怪物”も、“ベイビーブローカー”どれも複雑なのだけれどもそんな形でも時折本当の家族のような幸せそうで楽しそうな隙間>>続きを読む
動く江口寿史の少女。
至高の狂作。
作中、アイドルファン達の“これだから日本のサイコスリラーは〜”的な台詞が監督の最大限の皮肉でしょうと捉えた。
待望だったから観る事ができて幸せだけれど、この映画>>続きを読む
凄いかもしれないけれど、面白くはない。
内容的に好みではない事は予想できたけれど、創作の部分もこのハードルを超えるほどの没頭感は得られず。
自殺が法律で禁止されている世界線で自殺道具店を営む家族の話。
そんな退廃した世の中や家族を、生まれながらにしてポジティブで快活な末っ子アランが家族周囲にも伝播させクレープ屋を開業するというもの。
テ>>続きを読む
人間風刺。
人類が動物やペットにしていることを、ドラーグ族にされるオム族。
人類が人類にしている事でもあるかもわかりません。
2人の男女の出会い、恋愛、結婚、出産、戦争や子供の成長・結婚を経て、死までの時間の経過を描いたアニメ。人生と時間の機微。
冒頭の説明にもあるようにイギリスで暮らす普通の夫婦の普通の人生。こんな人生がき>>続きを読む
セリフが必要最小限に抑えられていて、まるで無声映画を見ているかのよう。
ほとんどの文脈をアニメーションから得るので、文字通り画面に釘付けになれる。能動的な映像体験とはこの事ですよ。
ディズニー映画>>続きを読む
トリュフォーとゴダール、ひいてはヌーヴェルヴァーグの映像wiki。
“女と男のいる鋪道”のカフェで踊るアンナ・カリーナを久々に観られて喜々。
今後ゴダールを筆頭にヌーヴェルヴァーグをしこたま観ていく次第ですので、ここで見た映像と言葉、逸話の数々がフラッシュバックして>>続きを読む
ココシャネルのファッション界に残した功績というより1人の女性としての人生を描いた自伝映画。
当時の社会の背景として男尊女卑や身分社会な性格が強く、そんな中で時折恋愛は挟みながらも生涯独身で仕事に生き>>続きを読む
小学生の頃アニメ放送周年記念で発売されてママに買ってもらったちびまる子ちゃん辞典、誰かに貸してまだ戻ってきていない。誰に貸したのだろう。返して欲しい。
漫画のオリジナルストーリーや巻末読み切りの話な>>続きを読む