サントラがいまいちな、イベリア半島版フィフティシェイズ。
女優さんがシアーシャ・ローナンに似ていて気になる点は収穫。
欲深き聖職者達の戯れごと。
芸術における官能描写というものに対しての興味関心は強いので、そうした観点ではちょうど腹八分くらい。
脳卒中で倒れた事で身体に不自由が生じ始め安楽死を選択する父とそれに困惑する娘たち。
映画という性質上トントン進んでいく展開に歩幅を合わせて経過を見進めてしまったけれども、自分自身に置き換えた場合もう>>続きを読む
これまた説明に大きな労力を要するレコメンド作。あらすじを説明するのも違うし、アートワーク的なものも好き嫌いがあるし、ミュージカルとするには違和感があるし、
娯楽映画とは一線を画した映画体験として凄く味>>続きを読む
柄に無いのは重々承知した上で少しばかり真面目にお話を。今回限りですので。
映画というものは、極端に雑に大雑把に分類すれば“愛”をテーマ、主題にした作品に石を投げれば当たると感じています。またここで云>>続きを読む
全員のキャラクターや背景はとても絶妙だけれども、なんかいまいち感情移入しきれないもどかしさもこれまた絶妙。
ただ、全員の上手く行かない様が語弊を恐れず言うならば、気持ちいい。
フリーターの人以外服装>>続きを読む
チャップリンは浮浪者をも高貴に見せるカッコよさがあるけれども、リリー・フランキーはそのような人達をちゃんと惨めに映すカッコよさがある。
言葉数が全体的に少ないから読み取る行間が多くて良かった。あと音楽も良いです。
夜、パントマイムをやっていた場所はどこなのだろう。東京駅のような煉瓦造りの建築に見えたけれど、舞台は大阪のはず。
気が>>続きを読む
月並みなことを言えば、普通の人(人間)に見える人も見る人や接し方によっては怪物にもなり得る、と言ったことでしょうか。
性格の話とかではなく、人は多面的に構成されてしまうという事は致し方無いのです。>>続きを読む
ジブリ作品をあまり通ってない自分が生意気言えないですけれども、ジブリ大好き倶楽部の方々が好みそうという鑑賞後の第一印象。
次の印象は宮崎駿さんの集大成なのかなと。でもこれを言ったら何となくジブリ大好>>続きを読む
監督が“君の名前で僕を呼んで”の人だったらタイトルが“僕の墓の上で踊って”と予想。
どのシーン、どの景色を切り取っても絵になる。けれどもロードムービーではない、映画作品であると切り離すためにモノクロカット。との事。
後付けだけれども、よって言葉や心情が印象に残りやすくなっているので>>続きを読む
人から勧められたものはその人と一緒に観たいのです。
私はこのシーン、こう思いました。このシーンあなたはどう感じたのですか?お教え下さい。
ロメールといいゴダールといいカメラワークが特殊で気持ち悪くて良い。加えてこの作品は音楽の使い方がいたずらされているの?というくらい斬新。
ファッションや装飾の色使い・アートワークは圧巻でしたし、コメデ>>続きを読む
ゴダール作品を連続で見たわけだけれども本作→女は女であるの順で良かったなと心から思うアンチハッピーエンディングぶり。
この時ゴダールとアンナ・カリーナは恋仲状態であったというけれど、自分がもし映画監>>続きを読む
シーンの数は数十個のみで、カメラ画角は基本被写体を見上げるような定点固定
公園での喧嘩のシーンなんかは口火を切るビンタ以降はほとんどカメラに映らない所で繰り広げられている。画面に映っていない所で会話や>>続きを読む
刺さりに刺さり、刺さりまくった。
言葉は何も浮かびません。感覚でご鑑賞を。
基本的に大袈裟ではあったけれども現代社会の風刺とも取れるかなと。
中盤までの田母神さんと、youtuberという職業のネガティブなパブリックイメージの部分を最大限に誇張描写されている様はさすがに不憫>>続きを読む
90年代の映画ぽい雰囲気あるけれど2004年のものだったしcatch me if you canの2年後である。
トムハンクス、ブラピなどなどが名優たる所以が分かった。美味しそうに飯を食らう。
トム>>続きを読む
現状の不満や憧れから身の丈に合わない背伸びな行動を取ってしまいたくなる気持ちは理解出来るけれど客観的にその行動を見るとあんなにも哀れなものかと感じた。
南仏での生活や憧れは強くあるけれども、何となく>>続きを読む
何故こんなにも評価が低いのか?つくづく創作物の相対評価は信用出来るものではないなと。
曲→本→映画のつもりがAmazonの配信期限のカウンドダウンが始まっていたので本と映画の順番を入れ替えて鑑賞。>>続きを読む
音楽のライブなのに異様さを感じながら見進めていたのは、ステージ上にスタンドマイクも楽器も配線も無いからでした。そんなシンプルな舞台をボーカルと10人くらいの楽器隊がマスっぽく動き回る演出。に加えて音楽>>続きを読む
登場人物の心情を音楽や天候などの演出で分かりやすく表現されている。
この作品内では男性同士の恋愛模様、気持ちに対する気づきであったけれども、気づいていないフリや嫉妬心などそれらの事は至ってシンプルで>>続きを読む
当然ずっと好きだけれどもいつ見てもどうしても“渇き”の狂人のイメージが付いて回っちゃう小松菜奈さんと、“エゴイスト”の予告を観てから何となく気になっている存在の宮沢氷魚さんが出ていたので鑑賞。
とこ>>続きを読む
まず声優キャスト。ティモシーシャラメ。そもそもの鑑賞動機。
次にアニメーション。3DCGアニメ、というかグラフィック?は好みではないけれど今作はかなり好き。色味なのか、動きなのか。かなりポップでクー>>続きを読む
モリコーネの音楽はおおよそ“ニューシネマパラダイス”しか知らないと思っていたのでそこ以外のパートを楽しみにしていたけれども、やはり“ニューシネマーー”の音楽がかかると反射的にグッと込み上げてくるものが>>続きを読む
ヘルムート・ニュートン。VOGUE紙などで多くの作品を多く残したドイツの写真家。との事。
なかなか現代ではお目にかかることができないような挑発的で強く印象に残る写真が殆どであるがその被写体となったモ>>続きを読む
ケネディ兄弟との噂はかねがね。
鑑賞後はケネディ兄弟のWikipediaへと走りました。
マリリンモンローに対しての知識をある程度持っている前提の作品にも感じられて自分は本当に最低限の事しか知らなかったので、時折スマホのWikipediaにも目を配らせながら同時進行で鑑賞。
戦後のハリウ>>続きを読む
圧巻。穂志もえか。さん。
月並みな言葉ですが役柄の、演技の幅がとても広い俳優さんだと思いました。
社会性と生活能力を持ち合わせていない莉奈と出版社で働き物書きに憧れる修一。莉奈が居酒屋でトラブルを起>>続きを読む
起承転までは良かった。結の部分で無理くりそれまでの要素が繋がり過ぎたように感じてやや拍子抜け。
ただ音楽業界の表側の人ではない部分の人間にフォーカスを当てたサクセスストーリーというのは新鮮に感じた。>>続きを読む
劇場内の平均年齢を下げる事に一役買いました。ビートルズがデビューしてからリバプールから遠く離れた極東の僻地日本武道館で公演を行うまで。と言うよりは、開催にまでこぎつけた周辺人物、そしてそれに魅了された>>続きを読む
ニューヨークの一角、聖地タワレコの向かいに構える音楽オタクたちのオアシス、レコードショップ"othere music"の閉店までのドキュメンタリー。
オタクな店員と客が、時には客同士が目をキラキラさ>>続きを読む