Soheyさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Sohey

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階段の先には踊り場がある(2022年製作の映画)

3.4

平井亜門の悪気ないけど周囲をイライラ&困惑させる感じがうまい。
2つの話がどう絡み合っていくのか観てたら、なるほど時制の使い方も秀逸。
木村聡志の描く恋愛会話劇おもしろいぞー。そして毎回オープニングク
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違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

4.0

どこかヌケている4人の男女のおもしろおかしい会話劇。
柱谷に井原、キャラ名や例え話がサッカー知っている人間からすると、楽しい。
パンティーのくだりとベンジーに対するグリコの雑さが好きだった。
自分はあ
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

3.8

こんな事件があったとは知らなかった!実際のオンライン聞き取りの様子も出てきて面白い。
株のことよく知らなくても楽しめたし、ポール・ダノ演じるローリング・キティの動向を見守るアメリア・フェレーラ、アンソ
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ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

3.3

だいぶうとうとしました。ストーリーまったく頭に入ってこなかったけど、とにかくヨコ移動にハッとさせられる映画だった。

流れる(1956年製作の映画)

3.6

田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子、杉村春子。並んだ名前を見つめるだけでも貫禄十分。
舞台は戦後すぐだろうか、東京にもあちらこちらに芸者がいたのか。
長くない未来が見えている(でもそれに気づいていない)芸
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愛情萬歳(1994年製作の映画)

3.6

不動産屋の女、露天商のイケメン男、納骨棚のセールスマンのリー・カンションがマンションの空き室と雑多な台北の街で繰り広げるヒューマン・ドラマ。裸で右往左往するシーンがコントみたいでおもしろい反面、みなが>>続きを読む

のら犬(2023年製作の映画)

3.7

ミラレスの田舎でしかでかい顔できないし、幼馴染みのドックには圧力半端ないのに老人たちに優しいから憎めないやん。
最後、がんばれミラレス!!って応援したくなったもん。

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.7

アネット・ベニングとジョディ・フォスター共演と聞くだけで胸が躍ります。最後陸に上ってくるところはナイアドに誰か触れてしまったらどうしようとドキドキ。
「夢を追うのに年齢は関係ない」を身をもって示したナ
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青春神話(1992年製作の映画)

3.4

閉塞感ただよう台北でもがく若者たち。リー・カンションの不気味さは異様な存在感。雨と浸水はデビュー作から顕著に描かれている。

ザ・ガーディアン/守護者(2022年製作の映画)

3.5

チョン・ウソンの監督デビュー作。カーアクションはベテラン監督のような手練れ演出でキレキレ。キム・ナムギルのキャラが良い

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.8

渋谷O-EASTのオールナイト上映イベントで。
飲酒して踊って歌いながら観るの最高。
トムトムクラブ→Girlfriend Is Better気持ちいい!デヴィッド・バーンらバンドメンバーみんなも楽し
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緑の夜(2023年製作の映画)

3.2

ん~消化不良な感じがイナメナイ。もっと目に見えて強いシスターフッド感を出してもよかったのでは。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

無知で無垢だったベラが、快楽を知り言葉と教養を得て力強くスマートになっていくさまが痛快で面白い。
一方で、だんだんと身を落としていくダンカンの滑稽さよ。
空と衣装の美しさも目を見張る。

【参考】
h
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人間模様(1949年製作の映画)

3.4

上原謙演じる絹彦のおおらかでいて強い意志をもつ人間性がかっこいい。

サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

3.5

ゴダール、トリュフォー、ベルイマン、フェリーニ。いろんな作品のオマージュが散りばめられていて、それぞれをもっと知っていたらより楽しめたろうに。
『第七の封印』風のヴァルツ笑った。

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.7

意中の女の子のことをよく知りたくて背伸びする息子ジギーと、真面目すぎておせっかいなシェルター職員の母エブリン。
2人の見ている景色が重なるラストが素晴らしい。音楽も◎。
監督ジェシー・アイゼンバーグの
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ボトムス ~最底で最強?な私たち~(2023年製作の映画)

3.5

ノリについていけないところも多々あった(なんでアメフトの相手高校に殺されちゃうの!?とか)けど、アヴリル・ラヴィーンマジ最高!

恐怖分子(1986年製作の映画)

3.6

終始哀しみと不穏さが同居する雰囲気がゾクゾク。
エドワード・ヤンっていろんな“色”を持っててすごい。

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.4

老夫婦の不気味さめっちゃキモイ。。
でも積み重なるキモ描写によってストーリーが霞む。

レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)(2022年製作の映画)

3.8

メタをメタで塗り替えていく展開は秀逸。
ラストの歌唱シーンの幸福感よ!

ニューヨーク・オールド・アパートメント(2020年製作の映画)

3.3

兄弟と言えどもなんでも共有しすぎでは……と気持ち悪くなってしまった。
主人公の兄弟よりも、いまの生活から抜け出そうと必死になってもがきながら全てがうまくいかない母親に感情移入してしまう。

めし(1951年製作の映画)

3.7

歳の離れた姪っ子にうつつを抜かす上原謙。
それを冷たい視線で見る原節子。

70年以上経ったいまでも変化のない結婚観。改めて夫婦の関係性を考えさせられる。

ミツバチと私(2023年製作の映画)

3.6

ココなのか、アイトールか。自分の名前ですらどちらで呼んだらいいのか分からないtheyを観るのが終始苦しかった。
そして自分の人生をなんとか浮き上がらせようとするもことごとくうまくいかない母親の姿も辛い
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.3

思ってたよりも良かったけど、ストーリーに合点がいかないところがたくさんあってムムムでした。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

和山やまのシュールな世界観を映画化しているかといえば、まったく別物の話になっていた。がしかし、青春ドラマとしては楽しく観られた。
特に聡実と和田くんの関係がイイ!

彼方のうた(2023年製作の映画)

4.0

初めての鑑賞時は正直??だったけど、2回目とパンフ熟読してかなり解像度高くなってぐっときた。

『春原さんのうた』の沙知や過去の杉田作品のキャラクターもいて、ずっと物語が続いてるのがうれしい。

パン
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.8

なんと言ってもカラオケ熱唱、邪魔者を崖から突き落とすイ・ビョンホン!
大きなものに巻かれていく小市民パク・ソジュン、“善”を一手に担うパク・ボヨンも素晴らしい。

CGも日本の映画とはケタ違いのリアリ
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簪(かんざし)(1941年製作の映画)

4.2

斎藤達雄演じる学者のうるさい≒にぎやか≒景気がいい≒ハデのくだり、情緒的イリュージョン(言葉の響きの素晴らしさ!)のコミカルな前半も楽しいし、田中絹代と笠智衆のロマンスも切ない。
旅館がどこか浮世離れ
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むかしの歌(1939年製作の映画)

3.3

6割くらいセリフが聞き取れなかった。。
藤尾純演じる若旦那の快活なキャラクターが好き。
そして最後まで気丈に振る舞うヒロインのラストも。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.8

『花腐し』よろしくちょっと嫌なやつを演じた時の柄本佑が好き。
なんであんなになんでもないにのきらきらして見えるのだろう。
これからは120秒数えるようにする。

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

2.9

35mフィルムで劇場初鑑賞。
やっぱりシャーロット(スカヨハ)がボブ(ビル・マーレイ)の都合の良い女性として描かれておらず、気持ちが悪い。
CMディレクターのダイヤモンド☆ユカイがうるさいし、コテコテ
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ブラックベリー(2023年製作の映画)

4.0

『ソーシャル・ネットワーク』のような企業内幕もの。
2023年末にきて、グレン・ハワートン演じるジムが今年ワーストの私利私欲のためにしか働かない胸糞ハゲキャラだった。
最初はオタクノリだったマイクがだ
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.8

寄生系スリラーとしては目新しさはそんなに感じなかったが、バリー・コーガンの気持ち悪さ(排水溝ジュルジュル)はやばい。
『プロミシング・ヤング・ウーマン』のときもピンクが印象的には使われていたように今回
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赤い糸 輪廻のひみつ/月老 また会う日まで(2021年製作の映画)

3.7

ギデンズ・コーって本当に物語を創るのが巧い!ギャグと感動のバランスさすが。
ワン・ジンかわいらしいなぁと思ったら、『返校』のヒロインだったか。
貞子ととしおいるのなんでや。