Sさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

銀座化粧(1951年製作の映画)

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藤村おじさんが玄関に座るシーン、哀愁漂う背中

何か新しい拠り所、希望を見つようとする、登場人物たちの目

星に関する詩の朗読

儚さを感じる、田中絹代の相槌

栗の森のものがたり(2019年製作の映画)

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栗が川に流れる音
家の中まで入り込む霧

遅めに経過する時間

ママと娼婦 4Kデジタルリマスター版(1973年製作の映画)

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映像というより、言葉を撮るに近い映画

実際に聞き耳を立てるように、発する言葉1つにしても、かなり集中して聞き入った。

だが、なぜか、全く憶えていない。
そのため、また観たい。そして、また忘れて、ま
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ナンバー・ゼロ(1971年製作の映画)

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日仏学院

軽く1時間は、継母の悪口を喋ってたので、聞き疲れた。

記憶力が良過ぎて、怖くなった。

アリックスの写真(1980年製作の映画)

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日仏学院

凄く良かった。言葉(音)と映像は、普段ずっと、くっ付いて、相互作用で、進行するのが当たり前。

でも、その当たり前から、少しづつ離れていったら、何を受け取るのだろう。

また見たい

ぼくの小さな恋人たち 4Kデジタルリマスター版(1974年製作の映画)

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2023.0901
ヒューマントラストシネマ渋谷

2023.1011
日仏学院

ひと時を故郷から友達から離れた少年が、何かを失ったと同時に目覚めてしまう性体験。完璧好みな映画に出会ってしまった。

ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)

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部屋のカーテンを、開ければ、鮮やかな木々と、鳥の鳴き声が聞こえる。
目眩く幻想を夢見る少年少女。
そして、ファニーとアレクサンデルの冒険が始まる...。
みたいな、平和で微笑むジャケット写真だと思って
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甘い罠(2000年製作の映画)

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TSUTAYAレンタル

お互いの両親と、ランチ後、コーヒーを飲むシーンでの、早いカット割りが、何かヤバくて、とても好み。

後半、ユペールが、ソファへ座るシーンで、優しく振れるカメラワークも印象的。

沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇(1995年製作の映画)

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TSUTAYAレンタル

食器やカーテン、寄付する古着などの色合いが、凄く好き

玄関の様子が、数日にわたって映される。
勘繰る気持ちで意味深なことを想像して、緊張してしまう。
なぜかずっと密室的な怖
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ストーカー(1979年製作の映画)

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密室のようなゾーン
水が落ちて、どこかへ流れる音
ストーカーの頭、左こめかみにある模様
アルセニー・タルコフスキー(父)の詩、夏と、友の目についてを朗読するシーン。
汽車の揺
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エレニの旅(2004年製作の映画)

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TSUTAYAレンタル

酒場にある横長の鏡
酒場前に停まる車と、雨で濡れた、ガラスの扉。

船の、別れの毛糸。糸が切れる音が聞こえてくる。

処刑の丘(1976年製作の映画)

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2023.0916
シネマヴェーラ渋谷

ギリギリでシネマヴェーラ渋谷に駆け込むと、すぐ暗くなってドイツ兵からの奇襲とクレジットで始まる。

特に気に入ったのは、判事(少佐?)の尋問。
全てを覚悟した
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