Sさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

東京上空いらっしゃいませ(1990年製作の映画)

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大体の会話のシーンが、長回し。
長回しのマトリョーシカ。
梯子を登ってお酒を飲むシーンには、頭の中どうなってんだよ。(尊敬)と思うだけでいっぱい。
牧瀬里穂が可愛らし過ぎて、ずっとニヤけていました。

めまい(1958年製作の映画)

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ノートPCの前で、「オッフォぉ!」と声を出したのは、初めてだった。
神保町で買った定本ヒッチコックを、読み進めることにしよう。

ゴダールのマリア(1984年製作の映画)

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2023.0509
角川有楽町シネマ

2023.0518
ヒューマントラストシネマ渋谷

パリ、18区、夜。(1994年製作の映画)

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エリック・ロメール(特に恋の秋)シャンタル・アケルマン(一晩中)と同様に、もしくは、それ以上に「影」を操るのが上手な監督。

「影」を多用すると、時間経過がだいぶ長く感じて、緊張が引いてしまうタイプの
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冬の旅(1985年製作の映画)

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ある物体をクローズアップしてから、人物へと流れるショットが、かなり多かった。(その逆バージョンも然り)
手探りで地道に、執念深く、追っているような気がして、映画のシナリオに極めてマッチした映像で楽しめ
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お葬式(1984年製作の映画)

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伊丹万作の息子が映画を作るぞ!となり、集まった名俳優でガッチリ固めて、もはや清々しい。
脚本、映像も最高。涙あり、笑いあり、ちょいエロありのこれぞ、まさに大衆映画!

恋の秋(1998年製作の映画)

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誰が主人公で、こうなって〜、結果はやっぱり。などの視点ではなく、出演する全子供と大人が対象者として作られた気がして、とても良かった。全員が、恋の衝動をはらんだ行動を感じた。

2024.0418
Bl
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夏物語(1996年製作の映画)

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どのシーンを取っても、バカンスが湧き上がってくる。夏の暑さより、涼しさが強調される青春作品。バカンスしたことないけれど、バカンスってきっとこーゆーモノ。涼しいのがバカンスなのだろうか

冬物語(1992年製作の映画)

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映画後半まで、これで良いのかフェリシーよ、と何回思ったことだろう。
浅い判断に対して、冬の街や暗い車内が答えているかのような映像の冷たさ、哀しさ。そして、大人の対応という冷淡な立ち振る舞いがより拍車を
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春のソナタ(1989年製作の映画)

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四角関係の気まずさから来る、奥手な人たちの心の駆け引き映画、と勝手に予想していたが、結構みんな、オレがオレがで動いているので、ケンカばっかりだった。
恋なのか、、?となってしまった。

湖のランスロ(1974年製作の映画)

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ロベール・ブレッソン著「シネマトグラフ覚書」を愛読しているため、人生初のBlu-ray購入は、コレに決めた。

逃げ去る恋(1978年製作の映画)

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「大人は判ってくれない」〜のアンドリュー・ドワネル5部作。

初見で時系列ごとに、1週間で鑑賞したのもあってか、ドワネルの新しい物語は観れないのか、寂しいなと、でもあの子ならどこ行っても大丈夫だぁ!と
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

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逃走しているのに、カッコつけて高級な車を選ぶ、最後までお洒落なフランス人

私のように美しい娘(1972年製作の映画)

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チーフディレクターがクロード・ミレールなので、自己フィルターがバツグンに掛かって、より愛着と満足度が増し、かなり高揚した。

夜霧の恋人たち(1968年製作の映画)

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大人は判ってくれない〜夜霧の恋人たちを、連続して観たため、アントワーヌがひとまず、好きな女性と結ばれて、素直に嬉しくなった。

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

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基本はワンカットで、流動的に撮っているが、アントワーヌの、嘘がバレた時、ヒッチコック風カットを用いた、お母さんの目が忘れられない。

この5部作が、これから生活の指標になったりもするのかな。
だとした
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

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メッセージ性や思想を結びつけ、視聴者に提示する映画は数々あるが、これほどまでに、「だから、なに?」と感じた映画は無い。

トンネルに行く途中、階段(のような木の列)のカットが急に後ろ姿になったりするの
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一晩中(1982年製作の映画)

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とある街で、とある人と一夜を共に過ごしたような経過を味わえた。
本当に夜から朝まで滞在していたような

(1954年製作の映画)

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2人の道には、たくさんの後悔があるのかもしれない。
誰かに期待をしていたり、大げさに喜んだりしたのは、後悔を増幅させるクスリなのか。
そんなはずは、ないとは断言できない程、悲しい感情が浮き彫りに見えて
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素晴らしき放浪者(1932年製作の映画)

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ミシェル・シモンに途中、苛々してしょうがなかった。
視聴者にあんだけ苛つきが湧くのだから、演技力凄まじい

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

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ホースで水やりのシーンから、うわ!来た来た!リンチだぁ!となり興奮した。

検察官/勾留(1981年製作の映画)

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取り調べにおいて、かなり凄惨な過去が浮き彫りにされるのに上品に撮れているギャップたまらんわい

なまいきシャルロット(1985年製作の映画)

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最高に満たされる。どこにも飽きが来ない良いバランスの楽しさ。

本当に観ていて楽しいのだろうな。
だって、エンドロールで1番前の席で観ていた叔父さんが、リッキー&ポーベリの曲でノリッノリになってペット
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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スラムダンク全然知らないのに、上映中に人物の過去と未来を勝手に想起してしまうほど飲み込まれた。

コレを恋人未満友達以上だと思っていた方にドタキャンをされたバイトの店長と急遽、観に行けてよかった。

桜桃の味(1997年製作の映画)

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自然で、全く意識させない長回しに、驚いた。
カラグレが、ダントツに映画とマッチしていて、高揚した。

役者陣の演技も、溶け込んでいて参考になる。

それから(1985年製作の映画)

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遠近の撮影で森田芳光節を、バンバン出してて気持ち良い。

藤谷美和子の演技が、特に官能的で儚い

マルサの女(1987年製作の映画)

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だんだんとマルサに嫌悪感を覚えてきて取られる側に肩入れをするようになった。
僕は、取る側よりも、どうやったら節税できるか悩む側の人なのだ。

その人の立場を鏡のように照らし返すことになる映画、と伊丹十
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