去年も観に行ったけど今年は去年よりドラマもあったシーズンだったのでより濃密な映画になっていた。
球場に行ったりテレビで観戦していても、選手を見ることができるのは「ベンチに入る瞬間」までで、観客にはその>>続きを読む
ホドルフスキーの自伝的な映画、2本目。
一見難解な表現や、ギャグなと思うようなシュールな画を見せてくるのでどういう映画なのか分からなくなっても不思議ではないところを、結局のところ詩や芸術にかける思いや>>続きを読む
ハイロー三作の中では一番微妙だった気がした。
今まではストーリーや設定の粗を勢いや音楽やド派手なアクションで押し切っていたのが、今回は三部作のエンディングに向かって話をまとめようとストーリーを進めるこ>>続きを読む
不思議な、というかちょっと混乱しそうな余韻を残す作品。
ストーリー的には予告通りのアン・ハサウェイと巨大怪獣がシンクロしてしまうお話だけど、実はそこはそんなに重要じゃなくて…という。
設定とか過去とか>>続きを読む
とにかく楽しい面白いに尽きる映画。
今までのソーのシリーズでやってきたような神話的な世界観も踏まえた上で他のシリーズの映画、特にガーディアンズオブギャラクシーのようなポップで明るい世界観に合流させるた>>続きを読む
IMAX3Dで鑑賞。前作の世界観をなぞるだけの雰囲気映画ではなく、映像はもちろんテーマ的にも一歩前に進めたとても良い続編だった。
前作でおそらく人気の源になったガジェットのカッコよさや近未来的エスニッ>>続きを読む
新作公開を機に見たけど根強い人気があるのに納得。
この後に製作された様々な近未来型SF作品は何かしら影響を受けているんじゃないかと思わせるほどSF的なワクワク感のようなものに満ちた作品だった。
CGな>>続きを読む
ワンダーウーマンみたいな強い女が活躍する映画かと思ってたらなかなか骨太のアクション映画だった。
何と言ってもシャーリーズ・セロンが強くて美しい。でもその強さも、男と戦ったらパワー負けしてボロボロになる>>続きを読む
どこにでもありそうな家族を丁寧に描いているからこそ、見る人によって感情移入する登場人物が変わる作品なんじゃないかと思った。
久しぶりに実家に帰るちょっとした気まずさや、久しぶり会う親戚との会話など「そ>>続きを読む
今見るとアクションシーンとか猿の造形はそりゃあ緩い。緩いけど、それもいい。
衝撃のラストばかりが取り沙汰されるけど、実際にはそのラストに繋げるまでの組み立て方がとても良い。現実の社会における差別の理不>>続きを読む
創世記から始まる三部作を最高の形でまとめたと思う。
前作で猿と人間の関係はとりかえしのつかないところまで行ってしまったということまで描いていたので、今回は融和の可能性は一切描かず戦争に焦点を絞って終始>>続きを読む
宇宙開発競争についての映画かと思いきや、実際は宇宙開発を題材に人種差別や性差別について真正面から描いた映画だった。
差別はよくないよね、という上っ面で当たり前な結論に落ち着くのではなく、それがどれほど>>続きを読む
劇中に出てくる様々な父と娘の関係から「家族とは何か」というテーマを描こうとしている映画なのかなと思った。
疑似的な父娘関係を含めた4組の父娘から、父娘や家族のあり方について突きつけてくるものがある映画>>続きを読む
4人の姉妹がそれぞれ違って、でも全員美しい。「家族になる」ということを落ち着いたトーンでじっくりと描き出すので、知らず知らずの間に物語に引き込まれていた。
一見何も起こっていないように見える日常がずっ>>続きを読む
吹替版で鑑賞。
予告編が完璧なダイジェストだった。正直予告編だけ見れば十分だと思う。
個人的には最初から最後まで全く楽しめない映画だった。
まず人の車のガラスをぶち破って勝手に犬を助け出すのはいいとし>>続きを読む
完全に前情報ゼロで鑑賞。ストーリーというか、最終的な着地はやや平凡だったもののいいところもたくさんある映画だった。
クリスマスに妻と孫を妊娠している娘が家にやって来るということでウキウキで空港に迎えに>>続きを読む
ダンケルクから大軍が撤退する話。
ダンケルクにいる兵士、戦闘機のパイロット、助けに行く民間の船の視点で話が進行していくが、それぞれの視点に良さ、見せ場があって飽きたりすることもなかった。
特に戦闘機の>>続きを読む
前作のプロメテウスは面白くないを通り越して嫌いな映画だったけど、今回は面白かった。
思いつきで未知の星に探索に降りて、あり得ないくらいノーガードで突き進む隊員たち。案の定謎の物質に感染して謎の生物を生>>続きを読む
長澤まさみがよかった。
絶望と捨てきれない愛情を感じる表情に思わず泣きそうになった。
ストーリーそのものに新鮮さがあるとかではないけど、愛という概念の表現方法としてはこれ以上ないくらいに明確だったと思>>続きを読む
DCエクステンデッドユニバースでは間違いなく一番の傑作。
これまでのDC映画が何だか暗くてウジウジしてて、最終的に母親の名前を聞いてうろたえるようなタッチなのが評判が悪かったことで製作方針を転換したら>>続きを読む
人間のむき出しの本能の美しさを感じる映画。
この映画の登場人物はとにかく性に対してあけすけに生きていて、時にそれがモラルに反しようと犯罪だろうと構わずに、とにかく自分の本能に従って生きている。
中でも>>続きを読む
詩をテーマにした映画なだけあって、本当に詩的な作りの映画だった。
一見同じような毎日を繰り返しているように見えてもその中で毎日違うことが起きていて、それこそがささやかな楽しみになりうるという、地味だけ>>続きを読む
映画を観てから漫画を全巻読んだけど、漫画のキモをここまできっちり抑えて映画化した作品は過去にもあまりないんじゃないかと思った。
アイアムアヒーローという漫画は、うだつの上がらない、嫌なことや目を向けた>>続きを読む
総じて前作よりよかったと思う。このシリーズの見所は喧嘩シーンとライブシーンかなと思っていたが、今回はド迫力のカーチェイスシーンまであってサービス満点という感じだった。
アクションということに関しては本>>続きを読む
ドラマなどは見てないし、LDHの人たちも有名な人以外ほとんど知らない状態でいきなり映画から入ったけどなかなかこれは良いんじゃないかな。
前半は登場人物やチームについて把握するのと滅茶苦茶なストーリーで>>続きを読む
カーチェイス版ララランドという触れ込みも分かるくらい、音楽と映像の融合をとことん突き詰めていた。
でも、その方向性は明らかに違うような…。
本作は明らかにストーリー的なリアリティは低い。低いけど、多分>>続きを読む
車で話している所に後ろからトラックが突っ込んでくるシーンは思わず声が出そうになった。
オチから考えるとミステリーっぽいストーリーだけど、観ている間はアクションとか騙し騙されみたいな他の要素も多いのでオ>>続きを読む
キャラクター造形、VFXなどこだわっているんだろうなあというのは感じるけど、さすがに脚本がむちゃくちゃすぎる…
前作ロストエイジから一作飛ばしたんじゃないかと思うほど何の説明もなく設定が変わっていたり>>続きを読む
スパイダーマンの映画としては2回目のリブート、なおかつMCUの一作品ということで、過去の2シリーズと明確に差別化を図ろうとする意図を感じた。
まず今作では、ピーターはすでにニューヨークでヒーローとして>>続きを読む
マクドナルドの創始者(≠マクドナルドさん)がいかにしてマクドナルドを成功に導いたかというお話。
最初に店を作った人と今の会社を作った人が違うというのがまず驚きだけど、だからこそ伝記になりえる人物なのか>>続きを読む
ファーストデイで鑑賞。あまり評判はよろしくないようだけど、個人的には結構楽しめた。
確かに何がどうなっているのかよく分からないシーンも結構あるし、脚本的にどうかと思うところもたくさんあった。
そもそも>>続きを読む
米林宏昌監督は、前作の思い出のマーニーと共通して「周囲と馴染めない、コンプレックスを抱えた少女が非日常的な体験を通じて成長しコンプレックスを克服することで、自分の近い人たちとも心を通わせるようになる」>>続きを読む
前の2作と比べてもクルーの絆や協力で障害を乗り越えるというカラーが強かった気がする。
個人的にはそれが未知の航海に一丸となってぶつかっていく感じでとても良かった。凄い力とかは持ってない普通のクルーたち>>続きを読む
ヒーロー誕生譚として見ればもうちょっと評価は高いかもしれないけど、特撮ヒーローモノとして見ればやっぱりちょっと不満も残ってしまう映画だった。
主人公のティーンエイジャーたちの青春模様とか葛藤やトラウマ>>続きを読む
前作は傑作とまでは行かないまでも、結構楽しめる映画だったのでどうなるかと思っていたけど、基本的には前作と同じテイストで良かった。
前作から引き続き、キアヌ・リーブスは超強くて、アクションもキレキレだっ>>続きを読む