ソウキチさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

  • List view
  • Grid view

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

-

えっっろい

ブロマンスというよりは明らかに『GONIN』とか『BLUES HARP』のようなBLヤクザ路線で好物でした。

そこにジョン・ウーと『地獄の黙示録』のエッセンスをいれた感じ。

原田眞人
>>続きを読む

ブリスター! BLISTER(2000年製作の映画)

-

小学生当時観たぶりでなかなか鑑賞機会に恵まれなかったのだがやっとこさ。

朧げな記憶の通り映画としては別におもんないうえに90年代後半のスカしたセンスが小っ恥ずかしいことこの上ないのだが、画面を埋め尽
>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

-

フォーリング・ダウンとブレイキング・バッドとイコライザー

映画にだけ許される"楽しい人殺し"と"おじさんの厨二病"
ラスト20分くらいツボに入ってしまい笑っぱなしだった。

オデンに隠し味としてドク
>>続きを読む

黒薔薇昇天(1975年製作の映画)

-

やっぱみんな言ってるけどローラースケートFUCKアホすぎて最高だった。
70年代当時のなんばの風景もいい。

芸術家気取りでポルノ撮影に命を賭ける主人公が倫理的にアウトすぎるんだけど、こういう作品観て
>>続きを読む

セリ・ノワール(1979年製作の映画)

5.0

最初から最後までだいぶ狂ってて最高だった。

既婚者版タクシードライバーって感じのやってることの狂気っぷりと、躁すぎてギャグとしか思えない演技のギャップにビビる。演出の間もあえてコメディにしてるよねこ
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

-

わかってはいたけどメタファーが過ぎる。
観てる最中は脳みそフル回転なので、そのへんが恐怖映画としてはノイズにならないこともないが、理解しきれなくともぜんぜんおもしれーのがジョーダン・ピールの大好きなと
>>続きを読む

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

-

子供の頃999的なものを期待してビデオをレンタルして見たときは、クソほど退屈な作品という印象だった。

大人になって観てみるとアニメという媒体ながらポップ方向に媚びずに原作の持つ芸術性に迫る素晴らしい
>>続きを読む

カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

5.0

傑作。映画史上最も怖い便器。

ジーン・ハックマンの神経症ぽい演技が新鮮だった。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

5.0

傑作でした。

これ中世が舞台の史実ですが、描かれる悲惨なまでの女性の生き辛さと性被害の構造的な問題について、現代においても違和感なく通じてしまうのが皮肉として痛烈すぎる…。

マザコンモラ夫に、"同
>>続きを読む

ライズ・オブ・ミュータント・タートルズ THE MOVIE(2022年製作の映画)

-

「TEENAGE」と「MUTANT」と「NINJA」と「TURTLES」通称TMNTって世界で最も天才的でイケてる英単語の組合せだと思ってるんだけど、それをクライマックスあんな激アツな大見得切られたら>>続きを読む

パラサイト(1998年製作の映画)

-

ナードにジョックに不良…それぞれ異なるカーストにいる若者たちがヤクだけを武器に団結してエイリアンに立ち向かう。
『ボディ・スナッチャー』×『ブレックファスト・クラブ』て感じでおもろ。

ジューダナ・ブ
>>続きを読む

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

-

清く正しくお転婆な妻と、寡黙だがすべてを見通す夫。長年の信頼関係を体現するダイアン・レインとケビン・コスナーのヴィンテージライクな演技が素晴らしい。不穏さを漂わせながらもあくまで穏やかなロードムービー>>続きを読む

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

5.0

『10 クローバーフィールド・レーン』が好みの映画だったので、もしかして…と思ってたらめちゃくちゃおもろいやんけ!

どこに出しても恥ずかしくないプレデター映画だった

キャラクター(2021年製作の映画)

-

演技初挑戦のFukaseのサイコパス演技はどうせAsaseなんだろうなとナメた態度でみてたら結構Fukaseで感心した。

グレイマン(2022年製作の映画)

-

いまだに爪楊枝をくわえるライアン・ゴズリングに嬉しくなり、キャプテンアメリカ役の反動からかグレた役を嬉々として演じるクリス・エヴァンスに笑い、アナ・デ・アルマスのメイトリクスぶりにハートを撃ち抜かれま>>続きを読む

EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

-

217分。心地良い疲れ。
長さ・スローさに必然性がある作劇なので退屈さはまったく感じない。

役所広司のリアルさを追求したボソボソ喋りと訛り演技が極まって、家のテレビではマジで台詞が聞き取れないんだが
>>続きを読む

ムーンフォール(2021年製作の映画)

-

本当に2022年の映画なのかな?と思ってしまう良い意味でも悪い意味でも昔気質のディザスタームービー。

現代においても全く媚びない変わらないスタンスにエメリッヒのカタストロフ職人としての矜持がみえまし
>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

-

国とは土地ではなく民である。

逆境をビートで、暑さを熱さで吹き飛ばすラテンの血。生物学的陽キャ。カッコよくて憧れる。

呪詛(2022年製作の映画)

-

散々煽られたわりにはたいしたことないじゃないか

ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている(2021年製作の映画)

-

ビリー・アイリッシュの楽曲からしてダウナーなものを想像してたけど意外にも家庭環境が良かったり、ジャスティン・ビーバーにガチ恋してたりして微笑ましかった。

兄貴とパパかっこよい

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

5.0

自分が人生の「主役」だと思い込んでのらりくらり生きてたら、油断した隙に与えられそうになる「役割」から逃げてしまいたくなる気持ち。わかる。

恋愛というてっとりばやい特効薬に頼れば、インスタントに人生の
>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

-

一言にオタクと言ったってSNSを見れば上には上がいることを思い知って自分の無知に嫌気がさし、「何が好きかで自分を語れよ」と言う漫画のセリフがバズってしまうくらい趣味がアクセサリーとなり実績解除のツール>>続きを読む

シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

-

長らく鑑賞難易度が高めだった幻の作品がアマプラに追加されてたということで。

耳にこびりつく厭すぎる呻き声とすきま風の音。実際の特撮技術以上に真に迫る凄味のある心霊描写。スタンダードサイズの画面いっぱ
>>続きを読む

(2020年製作の映画)

-

公開時に見たけど記録忘れてたので。

せっかくなんだから平成クロニクルとしてもっと時代的な記号をいれて欲しかったと思った記憶。

小松菜奈がカツ丼食うシーンがよかったな。
『カルテット』の「泣きながら
>>続きを読む

ドグラ・マグラ(1988年製作の映画)

-

「読むと気が狂う」言わずと知れた奇書『ドグラ・マグラ』の映像化。
むかし文庫本を買ったまま読まずじまいだったので映画で挑戦。

良い意味で思ったよりウェルメイドでよくできた作品で、期待してたような気狂
>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

-

トムの可愛いに消費期限はない

見終わった後何を見せられたのかわからなかった。というのもこの映画、CGなしの圧巻の撮影技術で作られた映像は紛れもなくド迫力の最先端なのに、中身は80年代なんですよ。
>>続きを読む