キャラクターの世紀末感が前作の5割増。
この映画でマッドマックスシリーズが真の完成形をみせたといっても過言ではない。
今見てもおもしろいです。
原点。
リアルタイムの熱狂は後追い世代にはわからんのだろうなぁ。
とはいえFRでシリーズにはじめて触れた人達はマックスのオリジンを知る意味で必須
やはりキャプテン・アメリカを実写化するにあたって最大の課題といえばコスチュームだろう。
あのダサい衣装をどうかっこよく見せるか。
コミックの世界観を踏襲しつつ、どこにリアリテイラインをひくか。MCU>>続きを読む
MCUのヒーロー達の殆どが自らの選択や、なんらかの事故で能力を手に入れたのに対して、このソーは最初から宿命的な出自を持っていて、なおかつ神話がモチーフになっているというMCUの中でも最もぶっ飛んだ世界>>続きを読む
ブラック・ウィドウとマーク5装着シーンだけで飯いけます。
MCU3作目にして、その後リレー方式で拡張していくユニバースの流れを作ったように思う。
エドワード・ノートンがMCUにもたらした功績は地味に大きい。
ハルクのパンツについてのディティール。多少無理はあれども、あの描写があるかないかでは、物語への没入度が違ってくるんではないかと。
ラスト>>続きを読む
ブロムカンプの汚メカ描写は他に類を見なくてすごく好き。
監督曰く、既存のSFにはあまり影響を受けていないみたいで、どちらかというと現実の延長線上で実現しそうなプロダクトデザイン的な手法らしい。
"ヒ>>続きを読む
爆音で鳴るブッチャーズにあわせて、走る!走る!走る!
冒頭から心を鷲掴みにされた。
このアバンでのれるかのれないかで映画の好き嫌いが決まると言っても過言ではない。これは石井聰互の映画なのだ。
役者>>続きを読む
『この映画は、映画管理委員会により「成人映画」指定を受けた公序良俗に反する作品である。』
の警告からはじまるこの映画、私的に三池映画の中でベスト。
子供が生首サッカーしてたり、女性がとんでもない場所>>続きを読む
冒頭の空撮、どことなくウォルター・ヒルに通じる夜の都会の雰囲気に、「あ、これ好きなやつだ」と持ってかれた。
リーアム・ニーソンとエド・ハリスの仁義と復讐の間で揺れる燻し銀の演技もいい。
久々に観てみるといいですね。
最近のしんちゃんのラインナップを見てると、毎回色んなジャンル映画の美味しいところを取り込んでくスタイルっぽくて、今年はなんだろーと楽しみになる。
今作はSFで自我に目覚め>>続きを読む
ブロンソン以上でもブロンソン以下でもない紛れも無いブロンソン映画。
男は静かでプロフェッショナルでブサイクであるべきだというのを体現している。
狩りに向いてない生物的弱者の男の悲運はいつの時代も変わらない。脳ミソと誇大妄想と嫉妬だけが膨らんでいつも本質を見失う。
アルヴィが見てたのは彼女ではなく彼女のいる風景で、アルヴィが求めたのは彼女では>>続きを読む
おかしいなーワイスピみてるはずなのになんで涙が出るんだろう
アクションは胸焼けするほどにアホで頭のおかしい過去最高のワイルドスピードだったのに、ポール・ウォーカーの遺作、追悼の映画としても完璧な〆。>>続きを読む
真野恵里奈かわいい。
押井守のギャグセンスは古い(わざとかな)
最近映画のコピーでも「狂気」って言葉がどうも安売りされてる感は否めないのだけど、この映画の登場人物はまさしく狂ってると言わざるを得ない。
予告で怒鳴り散らすフレッチャーばかり取り沙汰されてたので、蓋>>続きを読む
古き良き格闘技映画のカタルシスを抑えた万人にお勧めできる快作。
女子が主人公でキュートでメロドラマの要素もあるけど、そこはやはりアルドリッチ、全編に漢気が通底している。
"男"の映画ばかり撮ってき>>続きを読む
前編良かったけど後編はさらによかった。
よくぞあの原作を2本で映画らしくまとめたなあ。
あまりよく知りませんが脚本家の古沢良太さんがいい仕事したんだと思います。
原作ファンは色々言いたいことあると思>>続きを読む
原作についてはよく知らないけど、PTAの新作でしかも探偵ものだと言うし、ポスターもめちゃかっこいいので観ないわけにはいかない!
と結構期待して観たんですが、僕はダメでした。
『チャイナタウン』+マリ>>続きを読む
はじめて観たけどなるほど、『風立ちぬ』とはまさに対極のような映画。
『風立ちぬ』が自らの夢の為に犠牲にしたものへの贖罪の映画だったのに対して、ここには宮崎駿の快楽とロマンしか描かれていない。
そしてこ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
全く期待もせず、予備知識もなく観に行ったらまさかの大当たりでした。
こういうタイプの実話映画って、普段あまり観ないんですが、実はこれ最高に切ない青春映画でした。
ベネディクト・カンバーバッチ演じる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
一言で言うと好きな映画。
ストーリーでしか映画を観ない人にはよくわかんない映画なんじゃないかと思う。
僕的にはおっさん版ファイトクラブ。
まず特筆すべきは、エマニュエル・ルベツキの超絶撮影技巧。
『>>続きを読む
人生初の小津映画。
映画史的には避けて通れない道。
今まで敬遠していたけれど、自分もそろそろかと思い鑑賞。
実際観るまでは半信半疑で、色んな映画技法がやり尽くされた今、観る必要なんてあるのかと思って>>続きを読む