ソウキチさんの映画レビュー・感想・評価 - 62ページ目

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マッドマックス2(1981年製作の映画)

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キャラクターの世紀末感が前作の5割増。
この映画でマッドマックスシリーズが真の完成形をみせたといっても過言ではない。
今見てもおもしろいです。

マッドマックス(1979年製作の映画)

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原点。
リアルタイムの熱狂は後追い世代にはわからんのだろうなぁ。
とはいえFRでシリーズにはじめて触れた人達はマックスのオリジンを知る意味で必須

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

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やはりキャプテン・アメリカを実写化するにあたって最大の課題といえばコスチュームだろう。

あのダサい衣装をどうかっこよく見せるか。
コミックの世界観を踏襲しつつ、どこにリアリテイラインをひくか。MCU
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

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MCUのヒーロー達の殆どが自らの選択や、なんらかの事故で能力を手に入れたのに対して、このソーは最初から宿命的な出自を持っていて、なおかつ神話がモチーフになっているというMCUの中でも最もぶっ飛んだ世界>>続きを読む

アイアンマン2(2010年製作の映画)

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ブラック・ウィドウとマーク5装着シーンだけで飯いけます。

MCU3作目にして、その後リレー方式で拡張していくユニバースの流れを作ったように思う。

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

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エドワード・ノートンがMCUにもたらした功績は地味に大きい。
ハルクのパンツについてのディティール。多少無理はあれども、あの描写があるかないかでは、物語への没入度が違ってくるんではないかと。

ラスト
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チャッピー(2015年製作の映画)

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ブロムカンプの汚メカ描写は他に類を見なくてすごく好き。
監督曰く、既存のSFにはあまり影響を受けていないみたいで、どちらかというと現実の延長線上で実現しそうなプロダクトデザイン的な手法らしい。

"ヒ
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ソレダケ that’s it(2015年製作の映画)

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爆音で鳴るブッチャーズにあわせて、走る!走る!走る!
冒頭から心を鷲掴みにされた。

このアバンでのれるかのれないかで映画の好き嫌いが決まると言っても過言ではない。これは石井聰互の映画なのだ。

役者
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極道戦国志 不動(1996年製作の映画)

5.0

『この映画は、映画管理委員会により「成人映画」指定を受けた公序良俗に反する作品である。』
の警告からはじまるこの映画、私的に三池映画の中でベスト。

子供が生首サッカーしてたり、女性がとんでもない場所
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ラン・オールナイト(2015年製作の映画)

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冒頭の空撮、どことなくウォルター・ヒルに通じる夜の都会の雰囲気に、「あ、これ好きなやつだ」と持ってかれた。

リーアム・ニーソンとエド・ハリスの仁義と復讐の間で揺れる燻し銀の演技もいい。

クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

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久々に観てみるといいですね。
最近のしんちゃんのラインナップを見てると、毎回色んなジャンル映画の美味しいところを取り込んでくスタイルっぽくて、今年はなんだろーと楽しみになる。
今作はSFで自我に目覚め
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メカニック(1972年製作の映画)

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ブロンソン以上でもブロンソン以下でもない紛れも無いブロンソン映画。

男は静かでプロフェッショナルでブサイクであるべきだというのを体現している。

アニー・ホール(1977年製作の映画)

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狩りに向いてない生物的弱者の男の悲運はいつの時代も変わらない。脳ミソと誇大妄想と嫉妬だけが膨らんでいつも本質を見失う。

アルヴィが見てたのは彼女ではなく彼女のいる風景で、アルヴィが求めたのは彼女では
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

5.0

おかしいなーワイスピみてるはずなのになんで涙が出るんだろう

アクションは胸焼けするほどにアホで頭のおかしい過去最高のワイルドスピードだったのに、ポール・ウォーカーの遺作、追悼の映画としても完璧な〆。
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THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章(2014年製作の映画)

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真野恵里奈かわいい。
押井守のギャグセンスは古い(わざとかな)

セッション(2014年製作の映画)

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最近映画のコピーでも「狂気」って言葉がどうも安売りされてる感は否めないのだけど、この映画の登場人物はまさしく狂ってると言わざるを得ない。

予告で怒鳴り散らすフレッチャーばかり取り沙汰されてたので、蓋
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カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)

5.0

古き良き格闘技映画のカタルシスを抑えた万人にお勧めできる快作。

女子が主人公でキュートでメロドラマの要素もあるけど、そこはやはりアルドリッチ、全編に漢気が通底している。

"男"の映画ばかり撮ってき
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寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

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前編良かったけど後編はさらによかった。
よくぞあの原作を2本で映画らしくまとめたなあ。
あまりよく知りませんが脚本家の古沢良太さんがいい仕事したんだと思います。

原作ファンは色々言いたいことあると思
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

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原作についてはよく知らないけど、PTAの新作でしかも探偵ものだと言うし、ポスターもめちゃかっこいいので観ないわけにはいかない!

と結構期待して観たんですが、僕はダメでした。
『チャイナタウン』+マリ
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紅の豚(1992年製作の映画)

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はじめて観たけどなるほど、『風立ちぬ』とはまさに対極のような映画。
『風立ちぬ』が自らの夢の為に犠牲にしたものへの贖罪の映画だったのに対して、ここには宮崎駿の快楽とロマンしか描かれていない。
そしてこ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

全く期待もせず、予備知識もなく観に行ったらまさかの大当たりでした。

こういうタイプの実話映画って、普段あまり観ないんですが、実はこれ最高に切ない青春映画でした。

ベネディクト・カンバーバッチ演じる
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

一言で言うと好きな映画。
ストーリーでしか映画を観ない人にはよくわかんない映画なんじゃないかと思う。
僕的にはおっさん版ファイトクラブ。

まず特筆すべきは、エマニュエル・ルベツキの超絶撮影技巧。
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晩春(1949年製作の映画)

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人生初の小津映画。
映画史的には避けて通れない道。
今まで敬遠していたけれど、自分もそろそろかと思い鑑賞。

実際観るまでは半信半疑で、色んな映画技法がやり尽くされた今、観る必要なんてあるのかと思って
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