このレビューはネタバレを含みます
二人の会話のなかでまっすぐに放たれる言葉とそれぞれの胸の内にそっと秘められる言葉が生む動と静のリズムが無音のダンスのように美しい。小説原作かと思ったがそうではないらしい。フランス語が分からないのが残念>>続きを読む
エーテルとは。フィリアとは。実在の単語だけど作中での使われ方は独自のもので、意味を考えているうちに凄惨な暴力(と、その後ろにある剥き出しでボロボロの未熟な心)がどんどん目に飛び込んでくる。辛いが観てよ>>続きを読む
個人も集団も、あえてなのだろうけど描かれ方がペラッペラだった。警察での事情聴取シーンなんて、普通のオフィスみたいなとこでコスプレみたいな衣装着た警官が机にペラ一枚の紙も置かずにそれっぽいことだけ喋って>>続きを読む
自分にしては珍しいことだが家を出て街を歩いているDr.ハーフォードの心情が多くの場面で自分と重なった気がした。
あんな夜はもちろん体験したことがないが何故か鮮明に想像できる。
それどころか彼の感情の大>>続きを読む
思春期のさまざまな痛々しさがよく切り取られている。特に後半では映像的比喩が多めに用いられていたが、全体的にそうしなくてもひしひし伝わってくるような切実で身に覚えのある感情ばかりだった為、身悶えしつつ観>>続きを読む
銃撃戦めちゃ良かったぞ。でも雰囲気映画すぎたな。もうちょっとこう…あってもよかったんじゃないですか!?
The Cureかかるの笑った、良い映画だった!
レズビアン女性のいきいきとした姿が見られてニコニコです。
別に女性が酷い目に遭うのが特別すごく苦手というわけではないが、これはちょっと顔を顰めてしまった。こんな犯人実際にいそうで笑えない。冒頭の下卑た会話だけでちょっと気分悪くなったし。男の加害性は本当にクソ>>続きを読む
うーむ…。
何故「顔に口の代わりに肛門がついている女の子」という設定にしなければならないのか理解しかねる。そんな障害はないからだ。他の登場人物は実在する障害ばかりで病名まで出しているのに何故あの子だ>>続きを読む
全然伏線回収されないけど面白い!!!
ホラーとは萌えであり、これは萌え萌えのホラー。こういうの好き。
もっと若い時に見てたらより深刻なダメージを受けていたかもしれない映画。雰囲気が少しアニメっぽいと思った。劇中のほとんどの時間歌っている音楽映画であるが会話劇としても美しい。ヘアメイクと衣装好き。
ゴブリンが担当した音楽がとにかく素晴らしい、色味も気持ち悪くて最高、薄味なストーリーだが終盤で緊張感が高まってからもうひと盛り上がりするか!?という所でスッと終わるのがすごいね。
2ではトムヨークが音>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
虐待問題への向き合い方が雑すぎてこのテーマで撮った意味ないどころか問題の矮小化すら起こしてて最悪寄りだと思う。倫理的に良くないんじゃねえの。アニメだから映画だからとかじゃなくて。
すずの母の「知らん子>>続きを読む
ドライブに行くぞ
行きたくない
何に行きたくないって?
ドライブに…
ドライブか。行くぞ
という凄すぎるコミュニケーションが見られるので、気になる人をドライブに誘いたいけど誘い方が分からない…という>>続きを読む