somalさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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レインマン(1988年製作の映画)

4.2

午前十時の映画祭12
今回の企画で楽しみにしていた作品の一つで、結構大きな箱が割り当てられていました。
33年ぶりの鑑賞で公開時には有楽町の日本劇場で鑑賞。

細かいことをほとんど忘れていていましたが
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

原作未読。
どんな原作なのか非常に興味を持ちました。

ファーストデイに観れたんだよな~なんてちょっと後悔しながら鑑賞したのですが、ムビチケがJRの特急券を模して凝っていたからまあいいかな。

『キル
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デリシュ!(2021年製作の映画)

4.0

上映館が少なくて本当にもったいないと思いました。
デートにもオススメ。

フランス革命間近のフランスを舞台に、一人の料理人と彼を取り巻く人々の苦難と成長を描いた作品。

ものすごい量のバターを使う料理
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

ほぼ完売。
鑑賞している時間より考察を話し合っている時間の方が長くなるような作品でした。
エンドロールが始まるやいなや離席する人が結構いました。

捻りの効いた黒人の西部劇で、あれをどう捉えるかで評価
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ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV(2021年製作の映画)

4.0

サントラ持っていました。
『ロッキーⅣ』を含め、劇場では初鑑賞。

オリジナルはMTV全盛時代の流行りを受けてか全編がPVっぽかったと記憶していたのですが今回は感じず。
ここら辺が手を入れられているの
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

4.0

原作既読。
WOWOWのドラマ版も鑑賞済み。
『TANG』が酷かったので、監督も終わったかなと思いましたが余計なお世話でした。

原作やドラマよりもかなり泣ける作品に仕上がっていて、映像作品としてはド
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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭12
劇場では初鑑賞。
音楽がハンス・ジマーだったこと、原作がオフ・ブロードウェイのミュージカルだったことを今さら知りました。

1940年代後半から、1970年代まで、公民権運動など
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プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

3.8

公開されてしばらく経つのに7割くらいの入りでした。

同じタイ映画でも『女神の継承』とは対極にあるおしゃれな映画。
ストーリーよりも映える画を見せる作品です。
ここら辺はプロデューサーがウォン・カーウ
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こどもかいぎ(2022年製作の映画)

4.2

八王子の保育園で取り入れられている、子供たちに“かいぎ”をさせる教育を追ったドキュメンタリー。
製作の様子が何度かNHKの夕方の首都圏ニュースで取り上げられていました。

追っている期間は一年あまりな
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリー調の構成と画面酔いに、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を少しだけ思い出しました。

観光地とは程遠い、タイの地方の村が舞台であることが、怪しげな文化や因習の土壌となる設定に効いていま
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.8

午前十時の映画祭12
このイベントでこの作品のチョイスは微妙だと思うんだけどな。

公開日にTOHOシネマズ名古屋みなとで鑑賞して以来、20年ぶりの劇場鑑賞。
当時はいつも満席にならない一番大きなシア
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ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言(2020年製作の映画)

3.0

当時、ナチス親衛隊や強制収容所に携わっていた人々に対するインタビューを中心に、個人の戦争犯罪と責任を描いたドキュメンタリー。

自分には結論ありきで、公平な視が欠けている作品に思えました。
登場する老
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ブライアン・ウィルソン/約束の旅路(2021年製作の映画)

4.0

川崎チネチッタの幕間で作品名の long promised roadが毎回かかるので、あちらで観れば良かったかなとかなり後悔。

ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの現在を、過去を交えながら描いた
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TANG タング(2022年製作の映画)

3.5

子供向けですね。
個人的にはここ数年の監督の作品では最低。

安っぽい脚本にも問題がありますが、台詞棒読みの芸人を許してしまっていたりいろいろ酷かったです。

ちゃんとした原作があるようですがどんな内
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭12
公開日に浜大津アーカスで鑑賞以来の劇場鑑賞。
いつにも増して劇場が寒くて、集中力を持続するのが大変でした。

オーウェン・ウィルソンが脇役で出演していたことと、監督が端役で出演し
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.6

続編三部作の最後の作品。
正直、退屈。

前三部作の頃は映像技術の最先端って感じのシリーズでしたが、驚きを全く感じなくなったし、もう完全に完結でいいんじゃないかなって思いました。

動いている恐竜に目
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破戒(2022年製作の映画)

4.0

一応、原作は学生時代と10年くらい前に二度読みました。(東京生まれ東京育ちだとほとんど学校では教わりませんので…)
映画は市川監督版を鑑賞しています。

なぜ今ごろ破戒?って、思っていたら、オープニン
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

原作未読。
ほぼ完売でしたが、8割くらいが女性客で驚きました。

不愉快に感じる登場人物が一人もいないという珍しい作品でした。
性別以外、年齢や立場が全く違う二人が、好きなものを通じて友情が芽生え、互
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キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

3.6

基本的にオリジナルに忠実なのですが、オリジナルにははるかに及ばないと思いました。
妙にコントラストの強い映像もイマイチ。

一番の失敗は、ロケ地に選んだ建物がやたら大きく広くて閉塞感が全く無く、オリジ
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.0

舞台挨拶中継回だったからかほぼ満席。
大雨で衛星中継が乱れまくりでした。

前作もそうでしたが、邦画にありがちな安っぽさを全く感じません。(比べるのは可哀想かも知れないけれど、NHKの大河ドラマも頑張
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭12
ほぼ完売。
劇場では初鑑賞で、何十年かぶりに観ました。

今観ても全く安っぽくないです。
オリジナル公開時は高校生だったのですが、シド・ミードがデザインした建物や乗り物はマガジン
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X エックス(2022年製作の映画)

3.7

エンドロールが終わって、A24のロゴが出た後も席を立たないのが吉。

いつものように日本だと年齢制限がありませんが、R18でも良かった様な気も。
肌色多目で、デートや家族で観てしまうと微妙な雰囲気にな
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.8

ほぼ完売。
日曜日の新宿ピカデリーはロビーに人が溢れていました。

ソマリア内戦時に起きた実話に着想を得ているそうです。
かなり盛っているというか、ほとんどフィクションのような気がしたので、今朝、いつ
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

劇場ではトム・クルーズのバースデイ・イベント!が催されており完売でした。

エルビス・プレスリーの生涯を、彼のマネージャー、パーカー大佐の視点で描いた作品。
プラダとミュウミュウが衣装制作しています。
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ライトスタッフ(1983年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭12
劇場では初鑑賞。
朝9時からの上映だったからか、上映中にいびきが聞こえました。

いま公開中の『トップガン マーヴェリック』に本作のオマージュが幾つかあったことに今さら気がつきま
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.0

今だとかなり問題になりそうなナチュラルな差別が散りばめられていて、作品の時代を海外で経験していればもっと楽しめたのかなと思える作品でした。

主人公を含めて登場人物にほとんど美男美女がキャスティングさ
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

最大箱でしたが観客の入りはイマイチで『トップガン』の方が入っていました。

監督のライフワークとなっている家族とは?という問いを淡々と描いたロードムービー。
KTXって補助席あるんだね。

韓国では2
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アポロ13(1995年製作の映画)

4.3

午前十時の映画祭12
劇場では初鑑賞。

ぶっちゃけアメリカの国威高揚映画なのだけれど、困難に立ち向かう二人のリーダー像や、一度は挫折した乗務員が懸命に仲間を救おうとする姿に胸が熱くなります。
実話か
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.6

最高。
全編、前作へのオマージュといってよい作品で、絶対に劇場で観るべき。(演出や小物や兵器など復習しておいた方が良いです)
結局、一般の箱、IMAX、Dolby cinemaと一通り鑑賞したけれど、
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a-ha THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.8

a-haのドキュメンタリー。
セカンドアルバムまでは持っていました。
作中、take on me が10回以上かかります(苦笑)

現状、あまり上手く行っているとは思えないグループのドキュメンタリーな
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.9

原作未読。
伝説のアニメ監督と彼に憧れて業界に入った元公務員の新人監督が、同じ帯の表裏を担当することになった事で起きる出来事を描いた作品。
(てっきり非正規のアニメーターの話だと思ったら違った)

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ワン・セカンド 永遠の24フレーム(2020年製作の映画)

4.0

スコア甘め。
文革を背景に、娘が映ったニュース映画を観たい男と、フィルムが必要な女の子の鬩ぎ合いと顛末を少しコミカルに描いた作品。

監督が国際映画祭でブイブイいわせていた頃を思い出させるような作品で
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教育と愛国(2022年製作の映画)

4.0

教育への政治の介入を描いたMBS製作のドキュメンタリー。
『主戦場』で慶應大学の小林教授が危惧していた事を描いた作品。
こりゃ絶対に地上波で放送出来ないね。

教科書から従軍慰安婦、強制連行という日本
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.2

完売。
原作積んだままで未読。
関係者らしき人たちが何人か来ていました。
若い女の子が結構いましたが、俳優目当てだったのかな。
俳優さん、お疲れさまでした!って感じの作品でした。

世間の下衆な好奇心
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

序盤はともかく、話が進むにつれて微妙な雲行きになる作品でした。

『ウルトラQ』や『ウルトラマン』を意識した演出やエピソードが続くのですが、質の低いパロディにしか見えませんでした。

トドメは最後のカ
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.0

原作未読。
内容的にも題名は「死にいたる病」をもじってるんでしょうかね。
サスペンスというよりもホラーに近い作品だと個人的には思いました。

まず、レイティングなのですが、PG12ですけれど残酷な描写
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