somaddesignさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

チア・アップ!(2019年製作の映画)

3.5

2020年代の70代って超元気!

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平均年齢72歳。余生を過ごすためにシニアタウンに越してきたマーサ。お節介焼きの隣人シェリルに「昔、チアリーダーになりたかったの」と口にした
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

5.0

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2003年にアメリカで発足したスキンヘッド集団「ヴィンランダーズ」の共同創設者ブライオン・ワイドナーの実話をもとに製作。第91回アカデミー賞を受賞した短編作品を長編化した社会
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

5.0

混迷極まるDCユニバースの中ではちゃんと面白い。
いずれジャスティス・リーグに合流したりして😆

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ジョーカーと別れ、悪のカリスマの庇護から離れたハーレイ・クイン。天真爛漫な暴
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

まさかまた映画館で観られるとは!
2001年の公開時、封切り日に吉祥寺の映画館でオールナイト上映に4時間くらい並んで観たっけ。
人生で初めて同じ映画を3度も映画館で観たくらい大好きで、DVDや副読本も
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

ビル・マーレイが元気そうであれば、とりあえず自分は満足できちゃうらしい

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アメリカの田舎町センターヴィル。退屈だが平和な町の警察署に勤務するロバートソン署長とピーターソン巡査
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.5

2020年型スタンド・バイ・ミー

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小学6年生のマックス、ルーカス、ソーの3人組からなる「ビーンバッグ・ボーイズ」。マックスは思春期を迎え、意中の女の子:ブリクスリーに夢中だ
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失くした体(2019年製作の映画)

5.0

失くして分かるありがたみ
親と体と自己肯定感

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パリの深夜。医療施設から切断された右手が逃げ出す。再び自身の身体とつながりたい右手は、身体の持ち主である青年ナウフェルを捜して
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

5.0

生きてきたこと全てに意味がある。

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この際だから未見の名作をちゃんと見ようシリーズ②。
イルファン・カーン追悼。53歳は早すぎる。
まだまだこれから活躍が期待されただけに惜し
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ダム・キーパー(2013年製作の映画)

5.0

第87回アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート作
日本人でピクサーの元スタッフだった堤大介監督ということで、日本でも受賞が期待され話題になった。
(受賞はベイマックスの同時上映だった「愛犬とごち
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アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

5.0

人は鏡。巨大ロボの変化を通じて少年の成長を見る。
ジュブナイルをすっかり親目線で見てる、オッサンな自分に気づく。

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米ソ冷戦・宇宙開発競争盛んな1957年。ソ連から人類初の人
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ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-(2019年製作の映画)

3.5

面白さのほとんどが名優たちのおかげだったような。

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不慮の事故で長年連れ添った夫を亡くしたエレン。保険金が支払われず和解金のみで解決を迫られるエレンは、保険会社を調べるうち数
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大性豪(2014年製作の映画)

4.0

見ていて自分の知能指数がグングン下がっていく気がして素晴らしい!

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作家志望のチャンは生活のため不本意ながら新聞に官能小説を書いていた。同棲中の彼女は美人な上に売れっ子作家。
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架空OL日記(2020年製作の映画)

5.0

毎日12時間くらい架空OLの生活が流れるチャンネルが欲しい

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外出自粛要請前に鑑賞。
早くこの災厄が過ぎてくれないかなあ…。
堂々と引き篭もれるのはいいけど。


原作未読。
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

5.0

歌ってる時の目がバッキバキ

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世代が違いすぎてジュディ・ガーランドて映画史の偉人のイメージ。ライザ・ミネリのお母さんて今更知った。「オズの魔法使」は見たことなくても「over
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酔うと化け物になる父がつらい(2019年製作の映画)

3.5

親がしんどいタイプの人なら

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原作未読。1話目だけKindle試し読み。
とても良く似た設定の漫画で「愛と呪い」は読んだ。
(「愛と呪い」も半自伝的な漫画でトラウマものの内容
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

5.0

アラバマ物語が見たくなった!

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不勉強にもアメリカ映画史のみならず、アメリカ史的にも重要な傑作「アラバマ物語」を見たことがない。もちろんハーパー・リーの原作も未読。本作中で度
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さよならテレビ(2019年製作の映画)

5.0

見た人の数だけ真実があるハズ

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「ヤクザと憲法」(2016年)や「人生フルーツ」(2017年)など、テレビ発のドキュメンタリー映画で異例の快進撃をつづける東海テレビドキュメン
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スキャンダル(2019年製作の映画)

5.0

映画そのものより、見終わって周縁を知るのに熱中しちゃった

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FOXニュースに事前知識がないと辛いかも。
少なくとも、メディア王ルパート・マードック、CEOロジャー・エイルズ、
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.5

エリザベス・バンクス、自分が監督だからってオイシイとこ独り占め問題

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北米での興行収入大爆死との噂も納得。
ことさら目くじらをたてるほど不満があるわけじゃないけど、諸手を挙げ
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

5.0

下には下がある。
シリアルキラー界最下層の男

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連続猟奇殺人犯ってレクター博士やテッド・バンディ、チャールズ・マンソンらイメージで、超絶IQの持ち主で周到な計画で常軌を逸した
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37セカンズ(2019年製作の映画)

5.0

衝撃的。感動するより考えさせられちゃった。

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自分にとっての障害者を描いた映画の原体験は「典子は今」。
両腕のない女性が懸命に生きる姿は子供心に衝撃的だった。
近年だと障害者
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

2.5

テレビで見たい!騒ぎたい!テレビがいい!

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これはアレだ。仲のいい友達や家族、それこそヲタカップルとかでギャーギャーツッコミながら見るのが楽しい映画だ。福田雄一監督作らしいク
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

4.0

どうしようもなさを笑う。

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登場人物全員クズ……は言い過ぎだとしても、そこそこダメ人間っちゅーか、人間のリアルな卑近さを投影したような描かれ方が面白い。
厭世的とも諦観した境
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

5.0

ネズミ怖い!

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自分だけかもしれないけど、「ゼロ・グラビティ」「バードマン」「サウルの息子」「ウトヤ島7月11日」etc…ワンカット映画を見るときにどうしてもカメラのことが気
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ラストレター(2020年製作の映画)

5.0

バックアップはとにかく大事

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自称シネフィルほど岩井俊二作品を敬遠しがちな気がする。かく言う自分も、ソフトフォーカス多用した思わせぶりなカットが多いわりに話がなかなか進まない
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

5.0

ひとまず完成しただけで満足(о´∀`о)
一方、その頃自分はパソコンが死んだ

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これはもう絶対「ロスト・イン・ラマンチャ」を観てから観るべき!
まさか「ロスト・イン〜」から2
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

ランベール・ウィルソンの9人組手

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フランスの人里離れた村にある洋館。全世界待望のミステリー小説「デダリュス」完結編の各国同時発売に向けて、9人の翻訳家が集められた。翻訳家た
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

5.0

俺はサム・ロックウェルが幸せそうだと満足するらしい

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近年すっかり実録モノの巨匠の感があるイーストウッド。もともとはポール・グリーングラス監督でディカプリオとジョナ・ヒルの主
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

不謹慎味「ライフ・イズ・ビューティフル」

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ほとんどノーマークだったけど、口コミ評価の高さとアカデミー賞作品賞ノミネートのタイミングで鑑賞。

「マイティ・ソー/バトルロイヤ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

乳首を時計回しすな すな すな すな……

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今年見た映画でベスト!
まだ1月なので今後どうだかわからないけど、少なくとも今年の韓国映画ベストなのは間違いない。

見たことない
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

揚げる大捜査線!
って思いついた配給会社の人ガッツポーズだったろうなあ。
超ダサいけど。

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ポンコツ麻薬取締チームが、張り込み捜査のためフライドチキン屋さんに偽装。目くらまし
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音楽(2019年製作の映画)

5.0

原初的な喜びにあふれた傑作!

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退屈を持て余した不良三人組が思いつきでバンドを結成。楽器に触れたことすらない彼らが、町内ロックフェスを目指す。
俳優としても活躍する大橋裕之の
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

5.0

アーサー meets L.A.コンフィデンシャル

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1957年のNY。孤児院で育ったライオネル・エスログ。トゥレット症候群を患う彼は、汚言症やチックに悩まされていた。そんな彼
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

5.0

少年ジャンプ プロジェクトX 池井戸潤

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C・シェルビーってシェルビーマスタングやコブラのシェルビーか!
車名の由来を考えたことがなくて、人名を冠した車だって今更知った。映画
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

5.0

恋人目線でテッド・バンディを描いてみた

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多分世界一有名な殺人鬼。
「羊たちの沈黙」のバッファロービルのモデルの一人になった事でも超有名。

原題: Extremely Wi
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

5.0

LONG SHOT =望み薄、(競馬などで)勝ち目のない大穴
(weblio英和辞典より)

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才色兼備のアメリカの国務長官として活躍するシャーロット・フィールド。アホ大統領の
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