ヒロインとも言い難い2人の女性の立ち位置が魅力的。
10年という月日で培ってきた信頼感と誠実さ、そして夢に価値を与えてくれる存在。
ストーリーのテンポも堅実そのもので冒険者を生業とする一人の青年の生き>>続きを読む
見るに堪えないシーンもあれど、趣味モノ作品の形として「日常の中にある麻雀」を貫いていて楽しめた。
雀卓の上で食事もするし、絵も描くしというテーブルを囲む生活の一体感らしさは本作ならでは。
麻雀に真剣だ>>続きを読む
触れる、というアクションにどうしたって目が行くのがズルい。
おまけに接触が偽りない言葉を生むので余計な雑音のない心象風景が味わえる。
自分だけ魔法使いであることの後ろめたさ、拗らせてるがゆえの葛藤もし>>続きを読む
ギャル設定が意外と良くて、二人が泣きじゃくりながら抱き合うシーンは妙にグッと来た。
彼も無意識にか、ちゃんと弱々しさから卒業して自信を持てるようになったのは素敵なこと。
傍から見ればたかがでも本人にす>>続きを読む
いやあ、もっと華々しい冒険モノを想像してた。
形は違えどどいつもこいつも二重人格染みていて不気味この上ない。
唯一の良心であるところの主人公くんは道中ほぼ良いとこなし。
最後の最期に無自覚に奇跡を起こ>>続きを読む
クルルシファーとルクスくんの語感が良過ぎる。
名前も知らないモブキャラたちがルクスくんと呼ぶたびに心躍るものがある境地。
人当たりがよく見た目も可愛らしいルクスくんを困らせるのにお誂え向きの女性キャラ>>続きを読む
うーむ、なんともジレンマ甚だしい。
シビアな戦況に身を置いていたはずが、世界が反転したことによって安全圏に追いやられた感覚。
少年たちは覚悟や失意に真っ向から向き合ってるのに真実がそれをかき消してしま>>続きを読む
メガネが超絶可愛い女の子からメガネを取り上げて愛でる悪魔の所業。
学生時代、登校するなり一言目の挨拶でその日のテンションが左右されるあの感じを、メガネというアイテム(というより三重さんのうっかり)に翻>>続きを読む
掲げているテーマの小っ恥ずかしさあれ、絆の鎖が目に見える小っ恥ずかしさ。
そして一度は裏切ってしまった仲間への漠然とした負い目とが襲い掛かってきてなんともむずがゆい感覚。
爆弾の当人でありまだ幼いシャ>>続きを読む
一期と打って変わって王道を行ってる!
世界救済から目を逸らして目の前の失意やヒロイン救済に向き合っている間は見やすさも見応えもあった。
でもやっぱり希望が絶望に変わった瞬間も驚き以上には感情が動かず。>>続きを読む
これは悪い夢か、長いハイライトを見てるよう。
きっと本作で見せたいものをやってくれてるんだろうけど、展開のスピーディさについていけず。
感情移入する余地もないので、結果誰が何に感泣しているのかよく分か>>続きを読む
嘘松的なノリをラブコメに昇華した傑作。
末裔という不思議な設定が躍り出るでもなく、それでいて二人の間で共有されていく心地よさ。
社会人ならではの慎ましやかな恋愛模様が作品のカラーにとても合っていたなと>>続きを読む
ラストシーンに限らず、復讐を肯定できる道理を胸底に秘めてるのが良いですな。
死への冒涜的な描写もハマっていたし、ナンセンスな科学とナンセンスな魔法がぶつかり合うバトルも奇抜で面白かった。
ただ局面がガ>>続きを読む
男子なら一度はしたことがある妄想をあらぬ方向に飛躍させた困惑作。
初っ端にクライマックスを目の当たりにして、そこからインパクトもキャラクターも落ちるばかり。
引くほど下品な犬飼さんの愛情表現にはお前が>>続きを読む
うーん、キャラクターは可愛いけどストーリーは平凡。
設定こそ今風であれ、ラブコメのアップデートらしさは感じられず。
お色気も思いのほか控えめで、性癖を歪めるほどではない加減は今となっては嬉しくすら思え>>続きを読む
面白い!これだけ原作とクレア様に愛があれば嬉しいわなあ。
終盤は突いたら痛いような部分とよくぞ向き合ってくれたという気持ち。
同性へ恋愛感情を求める申し訳なさ、推しキャラと付き合うことへの葛藤、傷つき>>続きを読む
あざとさを超えた愛おしさがそこにある。
この時代にブルマ姿が見られるだけでもありがたいうえ、砂浜・熱血教師の三段構え。
今にもめげてしまいそうな弱い心を励まし合うように友達へのダイナミックな感情がお互>>続きを読む
シリアスに落とし切らない上手さはあった。
ゼクスに想いがあろうが、飽くまで人間サイドにスポットが当たってるので見やすさも上々。
一方で藍那の問題は同族に貶めて折り合いを付けさせた感じがしてイマイチ。>>続きを読む
年季の入ったレシプロ機とノイジーな駆動音を映やすのにこれ以上ないウエスタンな世界観は申し分なし。
飛行隊の面々の良い意味で迂闊さを備えたからっとした生き様だったりは好きでした。
一方で誰も死なせない作>>続きを読む
これは新人でもベテランでも、当たり前のように喋ってるキャラクターにこんなにも試行錯誤して突き詰めて突き詰めて命を吹き込んでるんだよなと再認識できたのが一番。
その人個人の事情や生い立ちに依存しないで、>>続きを読む
単純な疑問としてXB面白いかなあ?
これは視聴者目線でも、登場人物目線でも。
この感覚が拭いきれない以上ストーリーにのめり込めるはずもなく、終盤過激化した現状に対して以前のXBの方が好きだったと言われ>>続きを読む
お笑いに何を掛け合わせるかというコンセプトにしっかりとアニメらしさが調和されていて楽しめた。
安直な感動や泣き、自虐に逃げない姿勢。
お笑いのノリがいい意味で苦痛でたまに目を覆いたくなる感じも作品の在>>続きを読む
良かったのは大人たちが「仲間」と口にする尊さ。
弱さや本心を打ち明け受け止めたうえでしっかりと自分の言葉で伝えているさまは本作の揺るぎなき美点の一つ。
前線にいない落ち着いた会話の中で交わされるからこ>>続きを読む
すんごいビター。
キャラクターの掘り下げがないのでどこに気持ちを置いていいものかイマイチ見えてこない。
ストーリーが大きく動かないのも難、どれだけ意思を固くしようと接触しないことには始まるものも始まら>>続きを読む
登場人物のほぼ全員が何がなんやら分かってないというね。
見えてるもの以上に色々読み取らないといけないうえに、精神エネルギーの干渉範囲がデカ過ぎて展開の振り幅がバグってた印象。
血気盛んなブラコン兄貴た>>続きを読む
好きだなあ、本作の主人公に引けを取らない作りの実直さ。
(原作まったく知らないけど)狙ってるワケでも背伸びしてるワケでもなく、素材本来の味でお送りしてるんだと思えるアニメーション模様。
色んな設定を詰>>続きを読む
好きになっちゃいけないけどでも、という禁断の恋未満の恋心が絶妙なラインを突いていて嘆息。
美人だけど崩した表情で見せる作風も少女マンガ的で良かった。
幹男が乱入してからの目を射るようや際どい展開も本作>>続きを読む
うーん、オリジナルアニメらしからぬ凡作。
ラストの派手目なアプローチを見るに、もっと中ボス的なところで攻めて良かったんじゃないかなあ。
その役目を担うべき弟くん事変の引き伸ばし具合、散々見せられる変わ>>続きを読む
要領を得ない主人公が一周回って面白かったけど、アニメーションとしての無骨さあってあの主人公像が出来上がったのだと考えると苦笑いも。
全体的な肌合いとしては、何百年後かに伝説として語られるような英雄譚で>>続きを読む
彼女は彼女の一生を捧げるほどの救いをくれたのだろうか。
次から次へと障害が降りかかり、そして手段が提供される。
行き当たりばったりな感情とも取れるけど、考える余地が与えられなかったからこその決断、そし>>続きを読む
この作品のポテンシャル大好き。
だんだん愛おしく思えてくる人となり、いくら性癖を振りまこうとストーリーから切り離されてるのが良い。
途中からヒロインが仮死化するという一見不利益な展開も身体の主導権を得>>続きを読む
現実世界と異世界とを混じらわせずに描く贅沢感が好きだっただけに佳織に明かしてしまったのは聊かガッカリ。
もっと言えば異世界を使っているズルさが彼なりの罪悪感としてあったはずが、しれっと清算されたような>>続きを読む
他人に弱さを見せないのは甘えられるのは両親だけと分かってるから、ってすごいわな。
和菓子のもつあったかさと親しみとをじんわりと感じさせる素朴な作品。
一果は大人顔負けのしっかり者だけど、それでも年功序>>続きを読む
すごい、終始何やってんだか分からない。
紫乃さんは別にして、どいつもこいつも人間的に貧弱過ぎないか?
あのコの想いを受け止められるのも変えられるのもあなたでしょっていうのはあるのに、その場の流れや勢い>>続きを読む
転生した人物は本当の彼女ではないけど、彼女自身が大罪を犯したような面持ちでいられるってのは大したもんよ。
始めこそこの人はゲームで辛い想いをしたんだから報われるべきという同情的な気持ちが先行している気>>続きを読む
痺れる1話!
作品の醍醐味であるトロッコ問題とは別に日常パートがたいへん好み。
登場人物の背景や政治的野心が浮かび上がるにつれて受け入れがたい現象が不思議と物語に馴染んでいく感じが良い。
突き付けられ>>続きを読む