mさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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少女ムシェット(1967年製作の映画)

4.2

貧困 性暴力 いじめ 酒浸りの父と病気の母 不条理な大人しかいない世界で何の救いもなく懸命に労する少女ムシェットに感情移入してしまってひたすらに辛かった
動くな、死ね、蘇れ!やミツバチのささやきを思い
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ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

3.9

ビジュアルがいい〜 青い男とかクリストリッツァ映画に出てきそう
女優のシャルロット・ルボンが監督なんてハイドリヒを撃て!を観たばっかりだから嬉しい

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

4.0

ナチス占領下での闇深いファシズムや暗澹たる絶望を描きながらもプラハの街、芽生えた恋、クラシック音楽、映像、すべてがあまりにも美しい。苦しみの中で咲く一輪の薔薇を見守るような作品。キリアン・マーフィとジ>>続きを読む

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.9

88歳のユダヤ人のおじいさんの感動ロードムービー

私はモスクワを歩く(1964年製作の映画)

4.2

不思議惑星キンザザのゲオルギーダネリアの映画

とにかくかわいい!モスクワの喧騒、美しい音楽、三角関係で身を引く描写とか全てが愛おしかった

怒りのキューバ(1964年製作の映画)

4.1

何もかも凄かった。
キューバ革命のエネルギーや戦争に没入できるような長回し、アメリカに利用されてきた歴史が惨い。地獄の黙示録に通じるものがあった。

誓いの休暇(1959年製作の映画)

4.1

ビフォア・サンライズはこの映画を参考にしたんじゃないかと想うくらい旅中においての男女の出逢いと別れ、短期間で紡いだ友情が美しかった。戦争の合間の休暇に母に会いに行く少年の話。

ホワイト・ボイス(2018年製作の映画)

4.0

資本主義や黒人差別をブラッグ・コメディ的に風刺し、ブラック・ミラーやゲッド・アウトよりも奇妙でぶっ飛んでる映画で最高だった。
スティーブユアンもでてるし、恋人役テッサ・トンプソンがゴージャスで美しい〜
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フェアウェル(2019年製作の映画)

4.0

西洋と東洋の二つの文化、アイデンティティとルーツの誇らしさ。ルー・ワン監督のパーソナルな実話をオークワフィナが演じ、離れた家族や故郷を想う人の心を暖かく包み込んでくれるような傑作だった。

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.9

最後まさかcmbynを見たときのような感覚になるとは....

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.2

人の心の眼を開いて生と死、地獄への旅を体験してしまう映画。当たり前にある死体、殺しを何も思わない上官などひたすら残酷なんだけど、闇の奥を見透かすような台詞、フランス人との食事のシーンが詩的だった。この>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

永遠に続くロングカット、実体験をしてるようなはじめての映画体験でずっと鳥肌が止まらなかった....深夜の廃墟シーンがあまりにも情緒的で素晴らしくて頭から離れない〜〜
撮影秘話やインタビューを観て更に感
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

美しさと不気味さが並立するホーリーマウンテンばりの変態カルト映画
この世界に実在しないホルガ村の魅力に取り憑かれそうになる....祝祭のコスプレしたい

個々だと通常に見える人間も、コミューンや集団意
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.6

美しいヘルシンキの街で働く老美術商の姿、古い画廊、たくさん絵画、柔らかい空気、そしてフィンランド語が心地良い。アテネウム美術館の完全協力で制作されたらしいけれど、いつか行ってみたい場所。一枚の名画にか>>続きを読む

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.2

田舎育ちでわがままな正義感を持つ画家志望のレネット、理性的で賢いパリの都会っ子のミラベル。生活スタイルや価値観が違うふたりがこの先もずっと一緒に暮らせるかは分からないけど、何が正しいのか本気で議論でき>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

4.2

"誰かと居ても余計に孤独を感じるの、だったら孤独と向き合う方がマシよ。"

満月の夜(1984年製作の映画)

4.2

"愛されすぎると愛せなくなるの。私が大切にしてるのは友人と踊りに行ったりすること。土曜や夜は静かにひとりで過ごしたい。"

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.2

15歳のポーリーヌがノルマンディの海辺で過ごすひと夏のヴァカンス。青い海、美しい別荘、はじめての恋が美しくて苦い、CMBYNに影響を与えたのも納得....
矛盾だらけの大人の会話劇をシニカルに見つめる
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動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

4.1

白黒映画でも冷たい空気や漂う煙が肌に伝わってくるような感覚。恐れを知らない無垢な少年と少女、苦しい生活を茶化すように歌う人々。交差するロシアと日本の歌が不吉ながらも心に響いた。

フルスタリョフ、車を!(1998年製作の映画)

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「よく分からなすぎて寝た」と友人と口を揃えて言った映画は久々だったので集中力が抜群の時に観たい....

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.8

超能力少女が覚醒するバイオレンスアクションで最高〜!この監督でAKIRAと銃夢の実写化してほしい

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

広めるべきはヘイトじゃない、愛と寛容だ。スカヨハも子供たちも可愛くて、愛おしい〜〜!!

ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

3.9

白人富裕層が多い学校で白人の彼氏を持つ黒人少女が、黒人の幼なじみを白人警察に殺される事で人生が突然変わってしまう
差別やヘイトが蔓延る社会でどう戦うか....デトロイトを見た時の衝撃に近い