荒川自転車乃介さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

荒川自転車乃介

荒川自転車乃介

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スイミング・プール(2003年製作の映画)

2.8

出版エージェントの男性からフランスにある別荘を借りたイギリス人の女流作家。この別荘で独りリフレッシュするはずが、エージェントの男性の娘が突然やってくる。奔放な彼女に翻弄され、ついには‥というストーリー>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.6

現金輸送車の運行を行う会社に入った主人公は、強奪犯を撃退し、話題を集める。しかし、次に襲われた時には、主人公の顔を見た襲撃者らが逃げ出し、何やら不穏な影が差す。いったい主人公は何者で、何のために入社し>>続きを読む

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.0

冷戦時代の東独が舞台。劇作家を盗聴することになった情報機関の男性が盗み聞きするうちに、劇作家の言動に共感するようになり‥‥という物語。
劇作家がどうやって情報を西独の雑誌に流すか、タイプライターをどこ
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いとみち(2020年製作の映画)

3.5

弘前に住む内気で、何に対しても前向きになれない女子高生がメイド喫茶で働くようになり、自分のやりたいことを見つける、というような感じのストーリー。
一番、メイド喫茶に向かないタイプのキャラクターをメイド
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.9

近所同士の2軒がでホームパーティーをやっている最中に、両家の幼女2人が行方不明に。片方の父親は怪しいと睨んだ男性を監視し、思いがけない行動に出る。さらに、別の怪しい人物が現れたり、警察官はさらに別の要>>続きを読む

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.5

大統領が武装集団に襲われ、あろうことかシークレットサービスである主人公が首謀者と疑われる。
主人公は逃げて、真犯人に迫れるのか、大統領を守れるのか、といったストーリー。
相変わらず、派手な銃撃戦や爆破
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.9

亡くなった妻の遺体が安置所から消えた-⁉︎
次々に不可思議なことが起こり、主人公を追い詰めていく。一体、誰が何のために?
妻は本当は生きているのか? という謎が解き明かされるのを愉しむミステリー。
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エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.5

イギリス首相の葬儀に集まった各国要人をテロリスト集団が襲い、各国の首脳が次々に命を落とす。残されたアメリカ大統領をシークレットサービスの主人公は守れるのか、というストーリー。
相変わらず、派手なCGを
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.3

日本で言えば110番の電話を受ける警察官が主人公。誘拐された女性からの電話を受け、その危機を知り、このオペレーティングルームの中から助けようとする。
舞台がオペレーティングルームだけで進行するというだ
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.2

後見人制度を悪用して稼ぐ女性が、筋の悪い女性をターゲットにしたことから、危険な組織に追われることになる。
主人公の女性も、それを追う組織の連中も誰一人として感情移入できない。
しかし、主人公の強く、た
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エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.6

ホワイトハウスがテロ集団に襲われて陥落。
シークレットサービスの男性が一人で立ち向かう。
ツッコミどころは多々あるけれども、よく出来ている。

ペーパーチェイス(1973年製作の映画)

4.0

ハーバードのロースクール(法科大学院)に学ぶ若者たちの姿を描いた珍しい作品。この映画がヒットして、テレビドラマにもなったらしい。
ハーバードのビジネススクールについては、斎藤聖美さんという方が書いた「
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.5

有名レストランを解雇されたシェフがフードトラック(移動式屋台)を始める。別れた妻のところにいて、少し微妙な関係の息子もついてきて‥という物語。
有名レストランのシェフの頃も描かれるが、出てくるフレンチ
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.6

突如、家からいなくなった妻。犯罪に巻き込まれた痕跡がある。警察に助けを求めた夫は、さまざまな事実を知ることになる、といったストーリー。
途中までは、想定の範囲内だったが、あるところから、想像を超える。
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フリーソロ(2018年製作の映画)

4.2

Amazonプライムで購入して視聴。

フリーソロは、命綱をつけずに単独で行う登山のこと。この映画はフリーソロで有名なクライマーを追ったドキュメンタリー作品である。
まず映像が圧巻! この映像を眺める
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星の子(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今、見るべき映画だと思って鑑賞した。

新興宗教にはまってしまった両親を持ってしまった女の子の戸惑いが描かれた物語。

主人公や両親のキャラクターは弱いし、エピソードもそんなにアイデアに溢れているわけ
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サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)

4.1

実際にあった事件を元にしたドラマ。大企業の不祥事を、その中で働く一般職の女性たちが暴き出す。
女性たちのキャラクターや、それに絡む男性たちもキャラクターが立っている。そして、主人公たちに襲い掛かる試練
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英雄都市(2018年製作の映画)

3.8

ヤクザが弁護士の女性に惚れて更生を誓い、いろいろとあって国会議員に立候補することに‥‥という、ヤクザ映画にコメディーの要素をミックスしたような話。
主人公を見る目が変わるきっかけとなる出来事は、無理や
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

銀行強盗の逃走のためのドライバーをしている若者の運命を描いた作品。音楽の使い方や、カメラワークがうまい。強盗のメンバーや主人公もキャラクターが立っている。
ただ、やむを得ずドライバーをしている若者に感
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スイング・ステート(2020年製作の映画)

3.5

田舎町の町長選挙に、戦略上の理由から大統領選挙のスタッフが乗り込んできて、巨大な選挙戦になって、というコメディ。最後にどんでん返しが待ち受けているが、騙し合いがあったり、地域ごとに異なるビラを配ったり>>続きを読む

アラベスク(1966年製作の映画)

3.5

この映画を見て、初めてソフィア・ローレンが綺麗だと思った。それだけでも見た価値がある。
ドーネン監督の「シャレード」と似た構造で、犯罪に巻き込まれた主人公が怪しい人物に翻弄されていく。
「シャレード」
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五福星(1984年製作の映画)

3.0

大昔、見た時はとても面白かったという記憶があるのだけど、何十年ぶりかで見たら、そうでもなかった。マフィアが持っている偽札の原盤をめぐる話なのだけど、そのストーリーはあまり出てこない。逆に、恋愛だとか、>>続きを読む

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.5

性格が正反対だが、昔から仲良しの女性二人。その間にひとりの男性が入ってくることで、二人の関係が変化してゆく。ラブストーリーとか愛憎が絡み合う映画という感じではなく、運命の意外さや、友情とは何かを訴えて>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.4

あるリゾートホテルに泊まった宿泊客。その一部が、隠れたビーチに案内されるが、そこでは異常なことが次々に起こり‥という話しだが、あまりに無理な設定が重ねられているような印象を受けた。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

トム・クルーズ演じるマーヴェリックの若さ、無謀さというキャラクターで引っ張っていた前作に比べると、こちらの方がストーリーがしっかりしている。最初から、あるミッションが与えられていて、それをどうこなすの>>続きを読む

コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ドイツの大物経営者をイタリア人が殺害。その殺害の理由を弁護士が調べていくうちに、経営者やイタリア人の過去が明らかになっていく。ドイツの法律の問題点や、ドイツがイタリアを占領した過去などを見る者も知るこ>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.4

さすが「search/サーチ」の監督の作品!
体に障害を持つ病弱な若い女性と、その母。仲睦まじく暮らしていたが、母が変な薬を飲ませようとしていると感じた時から、日常が変わってゆく。
徐々に変わってゆく
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恐怖のメロディ(1971年製作の映画)

4.0

ストーカーに付きまとわれるラジオDJを描いたスリラー。
ストーカーの狂気を小出しにしていくところや、カメラワークなど、昔の映画だということを感じさせない。
舞台となっているカーメルという西海岸の町は、
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

2.5

クローン技術で生まれた若者と、余命いくばくもない男性が国家と大企業から逃れる逃亡劇。だが、クローン技術でできた若者が、超能力みたいなものを持っていたり、国家と大企業のオーナーの対立があったりと、要素を>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

4.0

「トップガン マーヴェリック」視聴の前に予習のために鑑賞。ストーリーはさほど特筆すべきことはないが、マーヴェリックのキャラクターで引っ張っていく。飛行シーンなどは今見ても迫力があるが、「トップガン マ>>続きを読む

コレクターズ ~ソウルに眠る宝刀を盗み出せ~(2020年製作の映画)

3.3

文化財を盗む窃盗グループの物語。コミカルなキャラクターが多く、ルパン三世を彷彿させる。前半は、やや冗長な展開だが、最後のあたりは、楽しむことができた。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

街のコーヒーショップに勤める女性は、昼と夜の顔が違っていて、実は‥という設定。大雑把に言えば、復讐譚なのだが、ターゲットとなる人物の反応や、ストーリー展開に工夫が凝らされていて、飽きさせない。
あっと
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.5

ハリウッドをモチーフにした町で、青年が映画監督に抜擢され、その作品を成功させるまでを描いたアニメ作品。ちなみにポンポさんは、女性のプロデューサー。プロデューサーの仕事に光を当てているし、撮影を終えた後>>続きを読む

弁護人(2013年製作の映画)

4.3

実際にあった事件をモデルにしたドラマとしても、娯楽作としても、非常に良くできた作品。
どこまでが真実なのかはわからない。しかし、前半で主人公のコミカルな部分を見せて、読者に共感しやすくしたうえで、後半
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.0

朝鮮戦争時の米軍統治下の捕虜収容所が舞台。黒人の下士官と北朝鮮兵らのタップダンスを通じた交流を描く話なのだが、そこにさまざまな要素が入ってくる。
暴動を焚きつけるオルグがいて、さらに真の首謀者が隠れて
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スウィンダラーズ(2017年製作の映画)

4.0

詐欺師が詐欺師を騙す話。往年の「スティング」みたいな構図だが、これに「ミッションインポッシブル」と、韓国映画によく出てくる、善か悪かわからない検察官や悪徳政治家が絡んでくる。
いろいろ仕掛けがあって、
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