そのさんの映画レビュー・感想・評価

その

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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-(2023年製作の映画)

2.9

ナオト役のハイスペモラハラ感がすごくて沸いた。暴力シーンは見てて痛々しかった。
冒頭の武道とヒナの会話は良く言えば初心、悪く言えばあまりにもコミュ障で虫唾が走った。三ツ谷の流し目がまさに秋波

天使の影(1976年製作の映画)

3.2

元が戯曲だからかかなり難解だった。
詩と支離滅裂の間をスレスレで行き来するような台詞回しに、途中から、もしかして自分はとっくに爆睡していて目の前の映画は夢なんじゃないかと思ったりした。

なんとか記憶
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.1

「理解ある彼女ちゃん」が都合良すぎやしないか?ほぼヤングケアラー
彼女ちゃんに言い寄る男の一方的なかんじ、自己評価の高さ、踏み込んでくる距離感、すっごくリアルだった、見てるだけで疲れた

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.0

わ〜画面が不快 全員捕まれ〜〜
画面越しの他人なのにコントロールしようとしてくる存在、害でしかない

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

2.9

ガチ勢の先輩に鑑賞させられた。麻◯彰晃のような謎のモブが出てきて爆笑した。喧嘩シーン、奥でお買い物カートに乗ってシャーッて動いてるヤンキーがいてシュールだった。

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.4

どうしてこんな荒唐無稽な内容なのに画面から目が離せないんだ??初っ端から主人公が宇宙猫で爆笑した。
正直なところ話は悪夢的で観念的な頭おかしい妄想劇なのに、画面に魅せられてなんか見ちゃう。
ただ歩いて
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シングルマン(2009年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

画面の美しさがずば抜けている。トムフォードの映像美もさることながら、気難しくて孤独な主人公をコリンファースが完璧に演じ切った。「女として不幸なら、女を捨てろ」この台詞が1番好き。

失意の主人公の世界
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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

3.0

顔のパーツはイケメンなのに、ここまで気持ち悪さを出せる高良健吾って演技上手いんだなと思いました。目が据わってて"危ない陰キャ"そのもの。
まあ作中にはもっと危ない陰キャ(アロワナ男)が出てくるんですが
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語(2012年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

恭介を救うために魔法少女になったのに恋が叶わず最終的に魔女化するさやか、まどかを救うためにループし続けた結果どん詰まりの事態に陥るほむら等々、各々落ちるところまで落ちて行く展開!好みが詰まっている!こ>>続きを読む

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語(2012年製作の映画)

4.2

そういえば劇場公開時観てたんだった、オタクになりたて中1の頃…
10年前に見たっきりなのに細部まで覚えてる さすが俺たちの虚淵玄
劇団イヌカレーの世界観すごい好き

新しく映画製作してるらしいので再履
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ブレスレス(2019年製作の映画)

3.2

こんな面白そうなあらすじなのに、どうしてこうなった??

てっきり、「妻を失い憔悴しきった主人公が混濁した意識の中に妻の幻影を見て(ここまであらすじ通り)、夢現の境目が曖昧になっていく」みたいな話かと
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

音楽と画面とテンポ、全部良かった!韓国映画らしい刺激的な作風と謎官能朗読会がマッチしていた。二転三転する構成も面白かった!

自分を利用してくる支配的な存在を蹴り落とし、秘密のシスターフッドに落ち着く
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

観たら結婚願望が若干強くなった〜!(⁉︎)😊
エイミーの結婚観、少しわかる気がする。車の中で歌ってる歌詞に共感した。

抜群に頭の良い"クソ女"エイミーが最高で応援していたので、チンピラに金を盗られる
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.3

役者の演技が自然で良かった。鈴木亮平好き🥰主演2人が高学歴でウキウキした。()
お金の押し問答の気まずさがリアルすぎてハラハラ&邦画なので当たり前だが、撮り方や台詞・濡れ場など全てが邦画ぽかった。
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.1

さすがキューブリック🥹
映像表現と音楽が面白くてぶっ続けで観た!構図が特殊で記憶に残る。

冒頭のレイプシーンは、たぶん狙っていると思うが、あえて不謹慎な言い方をするとまるでバレエのようで、脳が目の前
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.1

あらすじがピーク。
アイデアはいいのに、やばい!→主人公発狂→電話かかってくる→SNS、の繰り返しでわりと単調。ソリッドシチュエーションスリラーはそこが難点ではある。

色々な意味でB級感がすごいので
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

観てて苦しい。黒板を消す時の主人公のセリフがズレててやるせない。LGBTって言葉がまだ浸透していない2016年てこんな感じだった。
悪意を持って他人に踏み込んでくるああいう男子って、どうしてどの学校に
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僕たちの城(2021年製作の映画)

3.4

最初から、たぶんそうなんだろうなと思っていて、明確に描写はされないけれどおそらく予想通りだと思う。
すっごく綺麗なのになぜか本能的な不安を感じる、雄大すぎる自然の長回しがとても良かった。画面は最高、話
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.3

あらすじがハードそうだったのでずっと観るのを躊躇していた。覚悟して観たら拍子抜けした。記載内容と違うよ!
強烈なエロス→ほんの一瞬濡れ場(?)があるだけ
バイオレンス渦巻く→脅されてボコられはするが、
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昼顔(1967年製作の映画)

3.4

いかにもなフランス映画!
洗練された画面と多くを語らない観念的な内容、カトリーヌ・ドヌーヴの眼力が強い。

主人公の被虐妄想は、ピアニスト同様抑圧された"貞淑な女"の屈折した罪悪感なのかなと思っていた
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.4

銃とヤクとジョークと酒!アメリカ映画❗️❗️というかんじだった。ジャケ写の印象が強く、ミアが主人公だと思っていたら予想外に出番が少なかった。喫煙シーンかっこよかった。
ヴィンセントが、18歳の時好きだ
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鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

3.3

なんかよくわかんなかった。
アジア映画特有の、あの蜃気楼のような熱気のこもった画面が好きなので、雰囲気は良かった。主人公かっこよかった。全体的にあまり理解できずぼんやり観てしまったが、早く夏が来て欲し
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KING OF PRISM PRIDE the HERO(2017年製作の映画)

4.4

前作が応援上映により爆儲けし、潤沢になった資金は遺憾無く作画に発揮された。今作もはっちゃけている。でもなぜか疲労は少なかった。多分脳がプリズムの煌めきに適応した。アレク抱いて〜!!🥹

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.2

前半30分以降は、ほわ〜と思っていたら終わった。ソフィアコッポラぽかった。

末妹の自殺は、何度も意味ありげに"女"を連想させるものや、女を女たらしめるような鬱陶しい他者からの視線が映し出されたので何
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エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.3

テンポ良くて見やすい。洒落怖の猿夢が特に苦手なので、今までずっとトラウマになるはずと思って避けていたが、意外とそうでもなかった。最終的に物理になるのはお約束。
最後15分だけナンシーのように湯船に浸か
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

2.9

うえー。ホラーだと思って観ていたけどこういうかんじかー。
ローズマリーに共感するか彼女を狂人とみるかで、被害妄想体質かどうかのリトマス試験紙になりそう(もちろん前者だった)
妊娠出産に干渉してくる他人
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眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

3.2

母がすごく好きな映画。
綺麗な絵だけど、話はうーん、つまんなかった笑
モーリスの俳優さんとヘレナボナムカーター。ジョージは少女漫画に出てきそうな自由人ぷりでgood

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

相変わらずガバい設定が目立つものの、そもそも新海監督に重厚なシナリオは求めてないのでOKです。何回か、ジブリじゃねーか!!と思いました。
新海はほんとにセーラー服のJKを田舎で走らせるのが好きだね…。
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.6

ギズモ、かわいい!!😊
製作陣はクリスマスに恨みでもあったのだろうか。
全く役に立たない負けイベント限定の主人公と、1人だけ世界観がバイオハザードのママ🎄

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.7

色鮮やかで綺麗な画面で繰り広げられる、お育ちのお悪いお子様パラダイス…。
無邪気で天真爛漫なのに碌な大人にならなそうな子供の描き方がめちゃくちゃ上手い。

貧困家庭にありがちな愛のあるダメ親のあの末路
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ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

3.7

いい意味ですごく気持ち悪かった!時間的には長かったけどテンポ良く飽きずに観られた。

例の露悪的な魚のシーンは見ていて気分が悪くなった(褒めてる)
たぶん妊娠のメタファー。

アナザー・カントリー(1983年製作の映画)

3.7

画面が耽美的で絵画のように綺麗だった。
内容はエリート男子校の政治闘争×同性愛。

知的で気難しい偏屈を演じさせたらコリンファースの右に出る者はいないと思った。

ピアニスト(2001年製作の映画)

4.0

ハネケ先生のザ・フランス映画な倒錯恋愛映画😊すごく好みだった!

自分で要求しておいていざ妄想が現実になると取り乱す主人公が良い。フロイト大好きマンなので、あの狂った妄想は自罰願望なんじゃないかと勘繰
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.2

まだ2作しか観てないけど、もしかしたらドラン苦手かも…
母親のデリカシーのなさ・気分で手の平返す・自分がいかに子供に"してあげてるか"を恩着せがましく語る…等、共感できる母親あるあるストレスがこれでも
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(1960年製作の映画)

4.1

観てる時はなんじゃこりゃ⁉︎と思ってたのに、観終わったあと解説等を読んで理解していくうちに鳥肌が…!
最後の例の"名シーン"は視覚的に衝撃が強すぎて脳裏に焼き付いた。
テンポ良く進むので飽きずに観られ
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

2.9

全く入り込めなかった😣
人種差別へのアンチテーゼを含む政治思想強めの映画は何本か観ており、好きな作品もあるが、これは政治をそのまま映像(作品)にしているので、別に映画である必要を感じなかった。そうなる
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