ソラさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

乱暴者(あばれもの)(1953年製作の映画)

3.6

面白かったとか面白くなかったとか

良く出来てるかよく出来てないかとか

そういう事じゃなくて、

マーロンブランドカッケェ

バイクカッケェ

それで良いし、この映画無かったらどれだけの映画が存在し
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.8

実は観てなかったシリーズ。

良く2時間に収めたなという印象。
登場人物が多いと、

その一人一人をちゃんと掘り下げられるか。

というのが肝になって来るのだが、ちゃんと分かりやすく伏線も有って良かっ
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ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

-

1時間半〜2時間の中で物作りをする人が常に心がけないといけない事。

それは観る人を「飽きさせない事。」

この時間という概念を念頭に考えてみると

ライブと映画は似ている。

激しい曲を演奏したり、
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.3

1:30のコントを観た気分です。
押すな、押すな、押せよ!
的なヤツ。

果たしてこれをユーモアと言って良いのか。(苦笑)
一生交わらない会話がとても気色悪い。

いや、周りの人間喋れよ!

とか
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

4.4

オープニングでハードルガン上がり。
絶対に好きな映画だと思った。

結果は
音楽、ファッション、演出
においてとても良かったと思う。

ただ、脚本がイマイチグッとくる物がなかった。
淡々と盗みが続いて
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トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

4.4

テーマが一貫してて分かりやすい。

分かりやすくて、凝ってる1番良いパターン。

構成は
現在→過去→現在
のセカチュウパターン。

アリスに妙な魅力がある。

伏線回収もお見事!

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.9

なんだこの纏まりのない映画は。笑
そのおかげで全く退屈しない。

カルチャー目線で観るととっても良い。
まだ残るヒッピーの香りと80年代にさしかかるあの感じ。

一回に流れる音楽の長さが異常。
この手
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エンパイア レコード(1995年製作の映画)

4.3

80年代青春系の雰囲気を持ってる。

若者の力って凄い。
大人になっていくと
年々理想と現実の差に苦しめられたり
諦め癖が付いてきて、何かと腰が重くなっていく物。
初期衝動的な気持ちって本当大切だと思
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.2

前半は極端に会話が少ない。

その間で魅せる演出が粋だ。

スライドギターが心地良い。

エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.2

前情報0で視聴。

演出からか最初はホラー映画だと思った。

顔が出て来てからそうではないと分かる。

有り難みを感じ続ける。

たったそれだけが人間には難しい所業である。

ただ、メリックは生まれて
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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.0

テーマが良い。
シビアな話題を比較的ポップに描いていく。

良かったからこそ
もうちょっと展開が欲しかったなー
一貫してるから少し「長さ」を感じてしまった。

主人公の設定の重要さも感じた。

「相変
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.2

僕らは皆毎日のように夢を見る。

そこには秩序が無く

前後の繋がり等、論理性が全くない場合もある。

そのような夢の混沌さをここまで演出出来るのはアニメーションならではなのかもしれない。

インセプ
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エレファント(2003年製作の映画)

4.2

"こんな嫌な めでたい日はない"

刻々と迫るその時間まで
不気味ながらも平和な日常が描かれる。

派手さが無いのが逆に良い。

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.8

ジョージルーカス
ハリソンフォード
ジョンウィリアム

ここまで揃うと比べざる負えない。

比べた結果は言うまでも無いだろう。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.4

マンネリ化は否めないけど、
良い終わり方。

フリンジ付きのウェスタンシャツ浮いてて笑った。

火花(2017年製作の映画)

3.9

演出が良かった。
特に光の入り方。

コンビの喧嘩のシーンが印象的。
チェーンがベンチに引っかかるのめっちゃわかるわー
って思って観てました。

ベージュのコーデュロイが履きにくくなりました。

アウトサイダー(1983年製作の映画)

4.0

ちょくちょく流れるロカビリーが心地良い。

色褪せるなよ。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.7

ふぁっく!しっと!

公開当時からずっと観たかったけど、
ようやっと観れた。

ドックタウンにも通ずる
若気の至りをスケートカルチャーに通じて描いた映画。

【mid90s】

そう、僕らが生まれた世
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

-

自分の知ってる映画の概念ではなく、
全く新しい「何か」
を観た気分。

よって普段相対的基準で付けている
点数は付けれず。

劇中の囁き声がなんとも緊張感を漂わせ、
入り込まされた。

ターミナル(2004年製作の映画)

4.2

未だ観てない名作シリーズ。

法の隙間に落ちて、入国も出国も出来ず、
空港に寝泊まりする男の話。
この設定は面白かった。

ただ、余りに大袈裟で余りに、無理がある展開が多かった印象。
きっとそれがコメ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

ようやっと観れた。

タイトルは

「パラサイト=寄生虫」

なるほどな。
素直に面白かったと思う。
伏線回収も分かりやすく、映画初心者にオススメしやすい一作。

最後のサクセスストーリー的な方面に持
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.7

記念すべき2020年100本目。

遺伝子で未来が決まる世界はもうそこまで来てるのかもしれない。
遺伝子操作で"理想の自分"になれる世界はもうそこまで来てるのかもしれない。

人道的かどうかという問題
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フェイク(1997年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

思ってたよりヒューマン。

ラストへの持っていき方がイマイチハマらなかった。
何でFBIはマフィアにバラしたん?笑

アルパチーノがずっと情けなくて人間味あって良い。

真実の行方(1996年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

良い意味で後味の悪い映画だった。

捻くれて観てしまったから、被告を無罪と言い切っていたリチャードギアが犯人だと決めつけていた
僕には分からなかった。

最後の最後でヒューマン。
正義感の強いリチャー
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.4

人はいつ死ぬかわからないんだから、
好きな事をやろう
分かりやすくとっても素敵な教訓。

理屈は分かっていても明日死ぬかもしれないなんて実感は人は出来ない生き物だから達成するのも難しい。

絶対に響く
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パターソン(2016年製作の映画)

4.7

優しい映画。
ゆっくりと時間が過ぎていく。
こんな夫婦良いな。

観た時間も、観た季節もバッチリだった。
冬の朝に観たくなる映画です。

同じルーティンを過ごす日々の中でも些細な変化があるから全く同じ
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.2

んー、この映画の内容をやるには2時間は短い気がした。

誰かが悪役を描く時に必要なのは
「こいつは殺されても仕方の無い奴だ」
と視聴者に思わせる事だと言った。
その要素が少し欠けていてレプリカントは悪
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

4.0

それぞれの「夢の物語」

どうして夢追い人はこんな輝いて見えるのだろう。

アレックスの青さが良い。

印象的なシーンが多いのは映像として大事な事。
倉庫に家として住んだり、激しいストロボのダンスシー
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.4

コッテコテ。(笑)

正直かなり不完全な映画だと思った。

でもその不完全さは若者の不安定な時期を投影してるのだとしたら、正解だったのかも...

登場人物が大体気持ち悪い、、、