ソラさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.6

突き抜けてる。
ポスターのイメージが強すぎて敬遠してたんだけど、とっても良かった。

大好きな時代感。

「黒人に招待されちゃったわ」
「私達ススんでる!!」

このセリフが良かったなぁ
いつだって時
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ウォール街(1987年製作の映画)

4.7

いやー、面白かった。

金融をテーマにそれぞれの価値観がぶつかり合う。
どの登場人物にも感情移入出来たし、何よりこういうハングリーな映画は大好きだ。

人を突き動かすのはいつだってハングリー精神。
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.5

これがLeonのゲイリー?
シリウスブラックのゲイリー?
そう疑うくらい感情を殺し切った筋金入りのスパイ"スマイリー“を演じ切った英国紳士おじさん版ゲイリーオールドマン。
やっぱり貴方は格好良すぎる。
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.5

超S級難解映画。

考えては騙され、考えては騙されの連続。
結局観終わっても未だ尚釈然としなくて頭痛がスル。
これから一つずつ伏線を拾ってスッキリしていきたいと思います。

劇中は限りなくBGは使わず
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.3

大切なのは他の誰でもない。
自分がどうしたいかだ。
周りが諦めても自分が諦めなければそれで良いじゃないか。
結果を残せば後から人は付いてくるから。

2人のおっさんのニヤケ顔が最高。

デニーロの演技
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欲望(1966年製作の映画)

4.2

ずっと

"変な映画だなー"

って思いながら観てるんだけど

最後の最後で意味が分かった。

途中もスタイリングと色の使い方が抜群に良いから飽きずに観れる。

究極にセリフが少ないから登場人物の表情
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リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.6

青春群像。

好きな人にこそイヤミや皮肉を言ってしまう不思議な矛盾姿にはついついウンウンと頷いてしまう。

マイケルの
夢に向かって生きたいけど、実社会はキビシイ
という言葉が響く。

曲がずっと良い
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

4.4

ラルフローレンが有名ブランドまで上り詰めたきっかけという事で視聴。
チノパンが輝いていた。

シナリオは
とあるカップルの付き合ってから別れるまでの様子をあらゆる仕掛けを使って描く映画。

現在と過去
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ドラッグストア・カウボーイ(1989年製作の映画)

4.5

作品は総合芸術。

俳優
スタイリング
ライティング
色彩
撮り方
脚本

全てが良くて名作になる。
この人の作品を観るとそう思わされる。

とにかく服が良かった。
最初から最後まで。

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.9

自分の嫁を誘拐させて、身代金を貰おうとするぶっ飛んだ設定

と思いきや

"実話"

余りにフィクション風な設定と起こっていく事件なので、中々実話として受け入れ難い。

テンポも悪くないので飽きずに観
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理由なき反抗(1955年製作の映画)

4.2

50's(フィフティーズ)のファッションが丸わかり。

ツッコミどころ満載だけど、名作の要素はいくつか持ってるとは思った。
とにかくファッションが良い。

息子の根本的問題から目を背ける母親
そんな母
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

4.0

今まで観た映画の中で1番逝っちゃってるかもしれない映画。

正にドラッグの映像化

しかしラスベガスの雰囲気と、ファッションとセットはピカイチ。
撮り方も斬新でアイディアも素晴らしい。

イージーライ
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.2

これは君の人生教訓の旅だ。

最後の審判がこの映画の全て。

大事なのは「信念」

一つの行動でも信念が違えば意味合いが変わってくる。

例えば誰かに抵抗する事。

抵抗否定する事で自分の方が偉いと思
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

"考えるな、感じろ。"

観ている途中に考えたら負けの映画です。

思ったよりストーリーは単純。
スパイ映画にしてはアクション弱め。

スモーク(1995年製作の映画)

4.4

どっかでこういう映画を求めていたかもしれない。

ジム・ジャームッシュ系の雰囲気。
とにかくオーギーのキャラクターが良かったな。
いや、みんな人間味出て良かったけど、、

スタイリングも良し、質感も良
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

"おぉ〜〜〜そう来たか!!"

という感想。

素直に「面白かった」

チープな脅かしもなくちゃんと脚本でハラハラさせられたので退屈もせず、冷めなかったです。

色々拾えてない伏線はありそうなので考察
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

ツッコミどころ満載!笑

とにかく分かり易いから映画あんまり好きじゃない人も楽しめる。

ジョンレノンが未だ生きてるって設定が1番良かったなぁ

フットルース(1984年製作の映画)

4.2

ロックを聴くこと
ダンスを踊ること

を禁じられたとある街でのお話。

80年代のこの青春感は何にも変え難い。

若者の洋服からは程よくカルチャーも感じられるのでファッション映画として観ても◎

途中
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暴力脱獄(1967年製作の映画)

4.2

大脱走を思い出した。

こんな根性のある、良い意味で諦めの悪い男でいたいよな。

男が観るべき映画です。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

老若男女観るべき心温まる映画。
開始5分で泣く。

「正しい事よりも親切をしよう。」

この言葉を皮切りに多くの親切が描かれる。

健常者のバックグラウンドや苦悩も描く事によって、人とは違うナリをして
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KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

4.3

万引きはするわ、無賃乗車はするわ、薬はやるわ、果てには昨晩抱いた女の話をベラベラと話す。

カッコいいとは何なのかを履き違えた

"若気の至り”

構図も良いし、ファッションも良い。
程よくカルチャー
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.2

思ったよりファンタジーだった。

もう少し死刑囚の罪状を1人1人描いて欲しかった。

思ったよりションベンとか糞とかの発言多め

天国と地獄(1963年製作の映画)

4.5

初黒澤映画。

この作品が世のミステリー作品に与えた影響は計り知れないと思うし、純粋な面白さがあったと思う。

山崎努はずっと悪役なんだなぁ

「幸福な人間を不幸にするのは不幸の人間にとって面白い事な
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.7

人間は弱い。
怒りという感情は人間の弱さの象徴である。

人を愛する気持ちと、人を憎しむ気持ちは表裏一体。
誰しもが聞いた事のあるこのセリフがこの映画を観れば全て納得できる。

どうしたって人はその時
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.6

質感良し、ここぞという時の音楽良し。
平均点のかなり高い映画だと思った。
意外と読み難い展開と、途中途中で挟まる独製タランティーノと言わんばかりのアクションシーンで最後まで飽きない。

余命宣告をされ
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.8

今正に世界を騒がせている

「黒人差別問題」

僕たちは自分とは違うもの、知らないものが怖い。
知らないだけで怖い。
相手がどんななのかを知るより先に怖い。
そして恐怖は憎しみに変わり、怒りに変わる。
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.4

カット割の癖。

これだけ観てきてもやっぱりアメリカンニューシネマは少し苦手なジャンル。

とはいえファッションもバイクも良い。
昔のアメリカってこんな感じなのか、、

って思いながら観る映画かも。

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

4.2

素直におもしろいと思ってしまった。

解釈はオーディエンス次第。

言い訳に困ったら俺も
「ビデオ返しに行く」
って言おうかな。

全裸チェーンソーは流石に笑った。

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

4.0

「男婦」というなんともまぁ目を逸らしたくなるテーマ。

アメリカ映画だが、フランス映画独特の雰囲気を持っていると思った。

思ったより例のシーンが多い。

セント・エルモス・ファイアー(1985年製作の映画)

4.3

時は資本主義社会、80'sアメリカンドリーム。
ある程度ライフスタイルが固定化されて、「これが正しい生き方」そんな押し付けが蔓延していたと思う。
男は良い職に就いて、女性は結婚するまでなら働いて良い。
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