市子には
名もなき一瞬になる
闇に刺す光の線が
自分だけわからないでいる
寂しそうで退屈そうで
それから逃げないでいる、
そうやって市子を
護っては、
またちがう誰か、を
突き放すんだろう。
杉咲花ち>>続きを読む
いつになっても
なまえがないよ、おばけ。
もうゆうぐれにしんでしまったかと
想っていたら。
映画館であえた。
あの場所が境界線なら、
また行かなくちゃな。
ずっといっしょっていう
ファンタジーを創るに>>続きを読む
好きすぎると、なにかを
壊してゆくように
生まれかわる。
情熱
熱風
セレナーデ。
ジャンヌが最後に目にしたものが
神だったのなら、
いつも神様はそこにしかいないのか、
たったひとりで立ち向かう者にしか。
清く信じる魂が怖れられるなら、
狡く疑う人間の不安はもっと恐ろしい。
この映>>続きを読む
まるごとリズム!
筋肉は嫌いだが
リーは水だから、しなやかなのだ。
映画館で観ると
余計に粗っぽくて
どんどん好きになるんだからな、
ウォンカーウァイ。
湿った
海風の匂いがします。
いますぐ、に。
白けた世界への
絶妙なウインク
あどけなくて
ワクワクするよ、
チャップリン!
映画館がしっくりくる映画は
根強く頼もしく、
なにかしらの光沢。
自転車がいいんです。
倒れてしまうのもわかってしまうし
「友よ、水になれ」もでてくるし
こころがチクっとする。
これも、はりのせいでしょうか?
こどものジャンプは空に、
近い!
詩のような匂いが
陽の光に濃く滲んで
みな狼狽える。
壊れたくて壊れた
わかりやすい詩に
なりたかったんだ。
ことばが軟弱で
入ってゆけない
かわりに硬い塊の音が
光を砕く
なにを見てるのか
わからないのに
もっとみていたくなる
なにに安心しているのか?
こののっぺりした
こびりついた
不安に気づくように。>>続きを読む
終始ヒステリック。
なのに、なのに
シャルロットの美しさだけ
信じてしまいそうだった。
空白が欲しくて
発狂寸前な容量に。
妙です。
焦点がどこにもあってないので
勇気が出ます。
紙のうえって
こんな気持ちでしょうか?
にんげんが、
漫画に近づいてく。
あー。それにしても。
なんだこれ。
しあわせに
とりつかれて
はばたくのわすれて。
めんとむかって
ほしい、といえない
ただしい
そらのしたで
なにを交わそう?
まず、お茶呑もう。
言葉じゃない音が
よく聴こえてきた。
絶望しないフリで笑う
ゲームをつくったのは
大人じゃないのか?
そこにいた、おとな。
機能しない教育とやら。
無茶苦茶なので
まともを探そうとする
無我夢中さが
軽率な暴力のようでした。
どうせ映画なら、
こんなにファンタジー。
身体を絡ませずとも
糸弾いてるふたり。
こういう恋は
タイムリミットが決められていて
深く潜る穴底に
眠ってしまうものなのか。
そしてまただれか、
想いだしてしまうものなのか。
猛烈にかっこいっ!
音楽も!
いのちギラギラしてる。
時間と対等に身体張っている
大袈裟な色味が好きです。
よっぽど生きて
よっぽど死んだ。