突如街を包み込んだミストが引き起こす
恐怖の化け物SFサスペンス。
スティーヴン・キングの原作をフランク・ダラボンが映画化。
なんといっても想像を絶するラスト。
映画史に残る後味の悪さ。
得体>>続きを読む
リベラルエリート対レッドネックの
人間狩りを描いたバイオレンスな映画。
社会風刺を過激に描いていたためか
アメリカで一時公開中止。
前半主人公分からないまま、
コミカルにみんな殺されてしまうとこ>>続きを読む
逃し屋敏腕ドライバーを描く
音楽とカーアクションが魅力の作品。
音楽と重なって疾走感たまらないカーアクション。
心情と音楽がマッチしており
緊迫感やワクワクを常に感じられる。
単純に善悪では計>>続きを読む
友達や彼氏、家族、将来など様々なことに
悩みを持つティーンエイジャーを
ユーモアにのせて描く青春映画。
高校生のイタい雰囲気が見事。
攻撃的な態度、思想や好みなど
誰もが通ってきた恥ずかしさが良い>>続きを読む
少女の成長と共に「一皮剥ける」、
ちょっと奇妙な青春世界観ショートフィルム。
男勝りな少女が女性となっていく様を
「脱皮」をメタファーとして描く。
皮膚の裂けやヌメヌメなどの演出、
全体の世界観>>続きを読む
愛する女性を守るために生きる
バイオレンスでロマンチックなヒューマンドラマ。
疾走感溢れるカーチェイスや
二人だけの世界に籠るキスシーンは
観ていてとても印象に残った。
冒頭から最後までスタイリ>>続きを読む
社会問題を切り口としつつも
重くなりすぎず軽やかで奥深く描いた
クリント・イーストウッドの名作ヒューマンドラマ。
人生を悩む少年と、少年を導くおじいさん。
会話や交流が心地良い。
頑固で偏屈なお>>続きを読む
12時間だけあらゆる犯罪が合法化になる。
人間たちが獣になる様を描いたバイオレンススリラー。
まず設定が斬新で引き込まれる。
人間の本質をさらけ出す12時間は面白い。
ただちょっとストーリーは単>>続きを読む
順風満帆な家族が謎の少年によって
悲劇に見舞われる湿度高い不条理スリラー。
この作品の特徴はカメラワーク。
ズームイン・ズームアウトを多用している。
キャラクターの心情すらもカメラワークで補ってい>>続きを読む
実際に起きた未解決の劇場型連続殺人事件。
緊迫したムードが続く圧巻サスペンス。
事件に関わっている人物が狂っていく描写や
犯人に翻弄される緊迫感は息を呑む。
大胆な犯行と暗号を使ったヒント、
全>>続きを読む
太平洋戦争直後の日本を舞台にした
山﨑貴的、昭和史ゴジラストーリー。
戦後にゴジラという巨大な怪獣と
対峙する日本人の絶望感は良かった。
あとVFXもバキバキでかっこいい。
今までのゴジラより>>続きを読む
庵野秀明による斬新で現代的な
新しいゴジラのストーリー。
SFの世界の中でゴジラと戦うのではなく、
現代に現れ政府が対峙するという内容。
ゴジラだけどリアリティある政治的サスペンスって感じでしょ>>続きを読む
自分がいなくなった世界で
愛する妻を想い続ける優しくも切ない幽霊。
幽霊になってしまった夫が
妻を愛し現在過去未来を彷徨い続ける。
幽霊の視点で描かれていて
孤独で切ない表現は胸を打つ。
ホラ>>続きを読む
前作から10年、キャラもゾンビもルールも
アップデートされたゾンビコメディ映画。
続編でいてもちゃんと
B級テイストを守ってくれている。
前作と同様に軽快なノリ。
増えた登場人物の個性的なキャラ>>続きを読む
リー・ワネル監督による
見えない「何か」を描いたサイコサスペンス。
エリザベス・モスの迫真の演技と
誰も映っていないのに恐怖を覚えるカメラワーク。
エイドリアン役の俳優がほぼ出ていなかったり、>>続きを読む
オシャレでスタイリッシュな映像で描く
フランス青春カニバリズム。
ジュスティーヌがカニバリズムに気付き
変容していく姿が恐ろしくも美しい。
カニバリズムの描写だけでなく、
大学生活や姉妹愛、家族>>続きを読む
失明という運命に翻弄されながらも
息子に愛を注ぎ続けるヒューマンドラマ。
主演のビョークが受け継がれる希望と愛を
訴えかけるシーンは胸に響く。
暗い雰囲気と理不尽すぎる展開。
胸糞な描写は目を>>続きを読む
「モノリス」とは一体何なのか。
圧倒的映像と音楽で描くSF超大作。
CG使わず作られた壮大な映像。
陶酔感さえ覚える音楽。
宇宙の彼方で静かに繰り広げられる
人間と人工知能の手に汗握るやり取りは>>続きを読む
ブラック・リー監督が
人種差別を強く鋭く表現するエンタメ。
スタジオはブラムハウス。
白人至上主義団体に
潜入捜査する黒人とユダヤ人。
相反する人種や団体の対比が上手い。
緊張感あるストーリーの>>続きを読む
facebook立ち上げ秘話をもとに
ザッカーバーグの実像を映す。
全体的に展開のスピードも早く、
思わず見入ってしまう作品。
ザッカーバーグの独創的な発想や
凡人には分かり得ない行動。
まさに>>続きを読む
片桐はいりをたっぷり堪能できる50分間。
松尾スズキ、辛酸なめ子、板尾創路、赤松隆一郎の
4人が自由に描いたショートドラマ4本。
片桐はいりをフィーチャーして
シュールな世界観がずっと流れていく>>続きを読む
25歳スピルバーグの長編デビュー作。
ちょっとした小競り合いから90分ずっと
トラックに煽られる傑作サスペンス。
書いたように全編ずっと煽られてる。
それだけなのに映像や演出から来る
恐怖と緊張>>続きを読む
大ヒットしたミュージカルの映画。
性転換したロックシンガー半生を数奇に描く。
ヘドウィグが魂ぶつけて歌う
ステージはかっこよすぎて胸を打つ。
映像や演出が丁寧であることに加え、
全体通して流れる>>続きを読む
ニューヨークを舞台に、
旦那の浮気調査をプレイボーイな父とする
エレガントな雰囲気に包まれたコメディ。
父娘で価値観がぶつかる展開は
ソフィアとFFコッポラの関係を重ねてしまう。
また、ラシダ・>>続きを読む
ジグソウの戦略性とそれに翻弄される
人間模様を描く「ソウ」シリーズ二作目。
一作目に比べて殺し方が凝ってきている…
「注射器プール」や「剃刃の返し」、
ただただ痛そうである。
ラストの展開も圧>>続きを読む
空港という空間で生きる主人公と
出会う人々を描くエンターテイメント。
スピルバーグとトムハンクスのコンビ。
個性的で多種多様な登場人物との
交流がユーモアたっぷりでした。
またトムハンクスが架>>続きを読む
1950年代ニューヨークのクリスマス。
切なく美しい女性二人のラブとロマンス。
説明がなくとも出会いから徐々に
心が惹かれ合う表現が伝わる。
1950年代の時代性とファッションも美しい。
胸が熱>>続きを読む
久々に鑑賞。
常に張り詰める緊張感やレクター博士との
やり取りが光る傑作サイコスリラー。
なんといってもレクター博士の
紳士的でありながらも狂気的な人物像。
全てが不穏な魅力を生んでいる。
これ>>続きを読む
ヨーロッパ企画のタイムトリックショートムービー。
「ドロステのはてで僕ら」の前身作品。
星新一のショートショートみたいな世界観。
登場人物二人、空間も二つだけ、
狭い世界で広大なSFのお話。>>続きを読む
フィンチャーが手がける
ノワールな雰囲気とスローに進む復讐劇。
ストーリーのプロットは非常にシンプル。
モノローグが特徴的な映画でした。
アクションまみれ殺し屋映画と違い、
ゆっくりと、途中ユー>>続きを読む
巧妙に仕掛けられた殺人ゲーム。
映像もストーリーも衝撃なシチュエーションスリラー。
緻密に仕掛けられたゲームを
限られた手がかりで解明していく展開が面白い。
追い込まれた状況にいる
人間たちの狂>>続きを読む
理不尽に学生を縛り付ける
ブラック校則に立ち向かう青春ストーリー。
此元和津也脚本。
テンポも良くストーリーは奥行きがある。
コミカルに進む話の展開はとても面白い。
ルールだらけのこの社会にも少>>続きを読む
父の死から疎遠になっていた三兄弟が
インドを旅するロードムービー。
やはり色彩美や可愛らしいセット、
独特なカメラワークが特徴的。
シュールな会話や出来事の中から
旅を通して絆を深める過程が微笑>>続きを読む
綿谷りさ原作のひねくれこじらせ妄想女子が
抱く恋愛をコミカルに描くストーリー。
テンポの良いリズムと
毒のあるフレーズ、ミュージカルぽい
演出が印象的な作品であるでした。
構成やメッセージが好き
狭い部屋から広い外の世界へ、
サスペンスストーリーに光る子育て。
閉塞感や孤独感を演出する前半と
開放感あふれる後半の対比が非常に上手。
またブリー・ラーソンの演技も見入る。
愛する子供を守りな>>続きを読む
一夜で高校生活を取り戻す、
疾走感ある女子高生青春バディムービー。
なんともセンスのあるユーモアと
癖のある登場人物たち。
新しい青春映画って感じ。
こういうの好きです。