近藤笑真さんの映画レビュー・感想・評価

近藤笑真

近藤笑真

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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.7

怪異の起源を淡々と追っていく映画。興味が持続するので、退屈せず面白かったです。

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.8

3回くらい泣いてしまった。とっても良い映画だし、法廷劇なので退屈しなくて面白い。

怒り(2016年製作の映画)

4.8

まったく違うドラマが3つ同時に平行して語られ、それが1本の映画として、どうした結びつきを見せるのか。という技巧を凝らした作劇をしているが、それを忘れさせるほど、ひとつひとつのドラマに傾ける俳優陣の熱量>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

4.2

言葉のやり取り駆け引きに迫力のある作品。取り調べのシーンは手に汗握る。どのキャラクターも淀みを持っていて、それが作劇の嘘によって簡単に解決するようなレベルでないのが、見るものを安心な所に着地させない緊>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.3

感動的な場面で感動的な曲を流す映画。映画というより予算のかかったテレビドラマですが、そういうテイストに寛容であるなら、面白く感じられるんじゃないかと思います。。

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.5

タイトルの通り、悪人を描いた映画ですが、日本で一番悪いという程でもなく、すごく人間味があって親しみが湧く人達。だからこそ、可笑しみも悲しみもすごく響くのだと思います。

ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

4.0

ポリティカルな伝記映画。リーアム・ニーソンがカッコ良い。Amazonレビューを書かれた方の受け売りですが、『ペンタゴン・ペーパー』→『大統領の陰謀』を先に見ておく事をオススメします。

大統領の陰謀(1976年製作の映画)

4.5

噛んで含んで食べるタイプの映画だと思う。一回見ただけじゃ、全部はわからない。けど、雰囲気がカッコ良くて面白かった。

七つの会議(2018年製作の映画)

4.5

コメディ色を強めた『半沢直樹』だと思いました。しっかりと描きたい事があるからこそ、ディフォルメされた会社間の関係性描写も陳腐にならない。とても面白かったです。

砂の器(1974年製作の映画)

5.0

被害者の旅の道筋を辿ってその人間がどんな人物であったかを綿密に探っていく前半分、がらっと趣きが変わる後半部。構造が型破りでありながら、どちらも目が離せない。スリリングでとても面白かった。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.8

エドガーライトが作るようなオタク映画を、スピルバーグが撮ったらこうなるというような作品だったと思います。マニアックだけど、クラシックさもあって、とても良いと思いました。

天気の子(2019年製作の映画)

4.5

見ていて疑問符の多いところもあるけど、生き生きしたキャラクター描写や、美麗な背景美術、描写など、絵に補ってはるかに余りある美しさがある。

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.8

全体的に『君の名』の影響が強いように思えるけど、所々、本作ならではの個性をしっかり持った作品でもあると思います。後半のどんでん返しはびっくりハラハラしました。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

奇をてらわず実直で、細部にまで心配りが行き届いた映画だと思いました。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

ポップさと真面目さがバランスの良い映画だと思います。笑いがたくさんあるけど、差別に対する真摯な怒りに満ちた映画。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

村外れに三つの看板が立てられた事によって、ドミノ式に様々な事象が起こっていく。その出来事から登場人物の善性、悪性が浮き彫りになっていく様が面白い。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

ティモシーシャラメ君の美しさをひたすら眼に収める映画。130分はなげーよ!!

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.0

子供が終始かわいいし映像が綺麗。過酷な現実を描いているけど、死人は1人も出ません。ラストはとても心に響きました。

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.5

信じられないくらい乱れた男女関係が炸裂しまくっていて口があんぐりした。その中で山水のように透き通った百合が入るのがいいと思った。

マイ・バック・ページ(2011年製作の映画)

5.0

学校を卒業して初めて就いた仕事。それも、夢見ていたやりたかった仕事に就いた人が送る第二の青春を描いた作品だと思います。

プロメテウス(2012年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

美術はA級。話はZ級。寝起きですぐ、地球侵略に行こうとする宇宙人さん。気合いがハンパないと思う。

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

4.0

「君のためなら死ねる!」という、惚れた女に献身する岩清水くん系男子の物語。ラストで岩清水くん精神が本命の男に伝授されるという、素晴らしいどんでん返しが待っている。 あと黒人の娘がクソカワ。

ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)

4.0

唯一無二の田舎ギャング映画。原作も短いので併読をお勧めします。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.5

押井版の攻殻機動隊2作と通じる所、大だと思う。バトーって本当はこういう気持ちなのかもねん。

人魚姫(2016年製作の映画)

4.0

マシンガンのようにしつこいギャグの応酬に、呆れ笑うけど、ちゃんと泣かせる所は泣けるから不思議。あとCGシーンのいくらなんでもなチープさは必見です。プレステか!

ブラック・ビューティー/黒馬物語(1994年製作の映画)

4.0

主人公のお馬さんが山岡士郎の声でしゃべるので、美味しんぼファンは必見です。

グッド・バッド・ウィアード(2008年製作の映画)

5.0

人生ベストの一本。見返したら意外と舞台自体は狭かった。でもキャラクター、アクション、世界観。すべてが理想の作品です。

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

4.0

凄惨な復讐劇なんだけど、楽しい映画。銃撃戦がまるでお祭りのよう。

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

4.5

キャラクターやストーリーも強いけど、世界そのもので、物語っているような作品。見てよかった。

アウトロー(1976年製作の映画)

3.5

カッコいいイーストウッドが見れる作品。物語は「シビルガン 楽園をください」によく似てると思う。北軍に追われる逃避行のロードムービー。どちらも面白い作品です。

怒りの荒野(1967年製作の映画)

5.0

オープニングクレジットが史上最高にかっけえし、映画の中身も最高!

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.5

超メジャー映画なのに、「最大の売り」を隠して宣伝した所が凄い! ビックリした!

わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

5.0

旅は「自分探し」。冷笑家にその事を理解させるのに最適な作品。

怒りの葡萄(1940年製作の映画)

3.5

ある程度伝わるけど、映画単体だけでは テーマを掴みづらいと思った。原作読んでからもっかい見たい。いつになるかわからんけど。

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