FUさんの映画レビュー・感想・評価

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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.0

当時「怒りのデスロード」を映画館で観て面白く感じられなかった。
でも世間の評価はすこぶる高いので、しばらくしてもう一度観てみたがやっぱりつまらなかった。

で、今回のフュリオサ。
すげー面白かった。
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ミッシング(2024年製作の映画)

4.0

娘を想う石原さとみ迫真の演技。
旦那との温度差に不貞腐れる顔。
弟に対する元ヤンを感じてしまう威圧的な態度。
取材を拒絶した後の一転した懇願。
不謹慎にも笑ってしまった。

でも。
他人の娘が失踪した
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

ユダヤ人を収容所に輸送する責任者だったアイヒマン。
逃亡先のアルゼンチンでイスラエルのモサドに拘束された時に出た言葉は「家族だけは助けてくれ!!」。
死の列車に乗せる手続きをし続けることにホロコースト
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.9

人はそれぞれ器の大きさが違う。
加えて人はそれぞれ愛の器も違う。

浩輔(鈴木亮平)の愛の器は大きい。
故に、愛を注ぎたい対象がなくなってしまうのは辛い。

「まだ帰らないで」に対して浩輔の
(まだい
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アナログ(2023年製作の映画)

3.8

波瑠さん史上いちばん奇麗でした。

脳挫傷、下半身不随、寝たきりになると顔も変わるし体もむくんで、関節は拘縮したり弛緩したりするはず。
なんて普通はツッコみたくなるのにアクシデント後の美しいままの波瑠
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.2

貞子(怨霊)よりも
ダミアン(悪魔の子)よりも
ジェイソン(モンスター)よりも
エイリアン(地球外生命体)よりも
ハンニバル(シリアルキラー)よりも
上林ソンホ(鈴木亮平)が怖かった。
マジで。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

関係ないですが...
殺されたから殺して、殺したから殺されて、それで最後に平和が来るんですか?

ドゥニヴィルヌーヴ
ここに希少資源がある限り平和にはなかなか至るものでもないから、いずれ平和が来ること
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.0

世間の評価が高いからその波に乗ってみたものの、あまりのめり込めなかったなー。

初期の名言「殺されたから殺して、殺したから殺されて、それで最後に平和がくるのかよ!!」は胸に響きました。

今回のそれ「
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

大災害が起きた時、政府はこう動きますっていうシンゴジラより、大災害による民間の不安、恐怖、怒り、協力、祈りっていうゴジラ-1.0の方が感情移入できた。

浜辺美波の自己犠牲。
神木隆之介の絶叫。
ゴジ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

オーランドブルームの野心と情熱。
デビットハーバーの不器用だけどにじみ出る深い愛情。
そしてピュアな主人公。
それらのピースがガッチリ嵌まって本物のレーサーになっていく姿に観ていて魂が浄化されました。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

2.6

舐めてたオッサンは実は最強でしたものだったのが、2からずっと最強の俺の最高のアクションはどうよものになってる。
そして、長い。

Yeah,I am sleepy.

マトリックスもそうだけと、なんで
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正欲(2023年製作の映画)

4.5

こころの形がそれぞれいびつなのはマジョリティマイノリティ問わず、だと思う。
だからこころの形がフィットするパートナーと出会い結ばれることができれば、それは人生の成功の密度をかなり高めることだと断言しち
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.0

無知なベラが世の中に体当たりして学び経験し成長していったのに、現実のオスカー授賞式の振る舞いは哀れなるものだった。
人種差別に抗う映画にも主演してるエマストーンだけに残念です。

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.6

蘭ねーちゃんの戦慄左ハイ。
哀ちゃんのコナンに向ける信頼の眼差し。
そして…キス。
そんなことされたら100億の壁崩壊させちゃうよね。
納得。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

TARひとりでジャニーズと宝塚歌劇の不祥事を実践してた。
確かに。
類まれな才能を認めてもパワハラモラハラセクハラの実態を知ればそのパフォーマンスは受け入れられなくなる。

欧州圏では権威が凋落し発展
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(2023年製作の映画)

3.6

ジェイソン・ボーヒーズ
クリスタルレイクで溺死した過去をもつモンスター。
ライフガードがいたにもかかわらず助けられずに命を失った恨み。
湖畔で青春を謳歌する若者を殺し続けます。

マイケル・マイヤーズ
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.6

悪の犯罪者がいて。
正義の英雄がいる。
ま、それはそれでいいよね。

じゃあ残酷な犯罪者がいて。
その対極に残酷な義の実行者がいてもいいと思う。

悪者は好き放題やって。
それらを成敗するときは法で裁
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.0

菅田将暉について。
色々出過ぎじゃない?ってずっと思ってました。
でも。

帝一の國
火花
アルキメデスの大戦
花束みたいな恋をした
君たちはどう生きるか

量が質を生むんですね。
飽きられずにオファ
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.5

変えられる運命と変えられない運命があって。
変えられない運命をカノンイベントという。
それって言葉の発明だよね。

この物語も。
ザ・フラッシュも。
信長協奏曲も。
カノンイベントという言葉で説明がつ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.5

これはヒーロー映画ではなく、ヒューマンドラマですよね?
バリーの決断。
母親とのやりとり。
すげー泣けたんですけど。
トムクルーズが監督に電話をかけて絶賛したというエピソードに納得です。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

こういう理解に届かない映画も。
ここ数年は映画YouTuberがいろんな考察をしてくれる。

前菜が映画で。
メインディッシュが考察動画。

これが10年前ならフラストレーションがたまっただろうけど。
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バービー(2023年製作の映画)

3.5

女性監督初の興行収入10億ドル超えとか。
スーパーマリオブラザーズムービーを抜いて今年1位とか。
プロデューサーを兼ねたマーゴットロビーが70億円を得たとか。
景気のいい話がたくさん聞こえてくるけど。
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.8

ずっと引っ掛かってる。
なぜ空港の屋上でイーサンは激走してたの?
まあ、いい。
ただただ走りたかったんだよね、トム。

のちの世代の映画好きが思うでしょう。
なんで活きのいい若い俳優がたくさんいただろ
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.8

いつまでもドキドキしたいし。
刺激やスリルも欲しい。
将来を決められたくなんかないし。
自由でいたい。
わたしの可能性はわたしのもの。
それを妨げないで欲しい。
最愛の人であっても。

それを実現して
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.8

期待したジャーナリズムもの。
突き抜けた感はなかったなー。

かつてブラットピットがマイクタイソンの奥さんと浮気して。
ふたりでベッドにいたところにチャンピオンが帰宅。
その後世界的ムービースターにな
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.4

物語に緊張感を持たせるために事件は必要なのでしょう。
故意なのか事故なのか分からないけど、あの子の気持ちを汲むと、心痛が。

目指す進路の違いで離ればなれになることは学生に限らずあるある。
そこまで深
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妖怪の孫(2023年製作の映画)

3.4

安倍晋三さん。

第一次政権の美しい日本を取り戻そうも
第二次政権のアベノミクスも
憲法9条に自衛隊を明記も
わたしは仕事してるでしょ的パフォーマンスで。

実の狙いは。
憲法改正をして国家権力の縛り
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.6

ボクシングに打ち込むケイコ。
それを見守るボクシングジムの会長。
その関係性、その愛情に泣けました。

その組織に愛情があるのかないのか。
それってものすごく大事なことなんだけど。
管理者は管理者で忙
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.6

夏休みの宿題をサークル仲間で協力して終わらせることでループし続ける夏休みを抜け出すっていう某有名アニメのパクリとも思えたけど。
かのエンドレス8よりもこっちの方が面白かったかな。

ループの原因が数珠
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グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

3.4

成人男性向け雑誌だから、その編集者はいい加減な仕事をしているのだろうという勝手な偏見を抱いていた僕は。
成人男性向け雑誌だからこそ、その編集者は命を削って仕事をしている現実を知った。

上層部からは厳
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バビロン(2021年製作の映画)

3.5

そういえば「バベル」で有名になった日本の女優さんいたよね。
あれ誰だっけ。
あ、そうそう菊地凛子。
最近見なくなったよねー。
嫁とそんな会話をしながら観に行きました。
バビロン。

1928年サタンの
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.8

その職業への向き合い方が同じでも時代が変われば待遇も変わってしまう。

00年代。
キングサイズのベットで寝起きし。
高級車で移動。
その筋の社会では異性にちやほやされる。
20年代。
賃貸住宅も携帯
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

4.8

魅力的な仮説でした。
特に前半は惹きつけられました。
信長の野心は帰蝶発信だった説。

桶狭間
美濃攻略
義昭上洛

しかし岐阜城下町での転換点。
ふたりがまぐわったことで帰蝶の野心が信長へ移ってしま
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.0

観る側は魂の浄化を得られない物語。
むしろ負の感情を背負わされて幕を閉じる。

数十年負けを知らない戦績。
教育による洗脳。
マスコミが作り出す空気感。

若者は志願して入隊し、現場に派遣されたら地獄
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

ヨメに勧められて鑑賞。
涙じわり。

僕はエリーチューのように文才がないから。
ポールのような感想しか書けません。
この映画、マジ最高でした。

先入観ゼロだったから。
よくありがちな対象者とではなく
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

療養型病院で介護士として高齢者のケアをしていました。
その入院患者が夜中に空腹でとか。
検査の為絶食でとか。
飲み込みの状態が悪く普通食が食べられなくてとか。
それらの人がどうしても食べたいと欲した物
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