寿々喜節句さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

寿々喜節句

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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

4.1

上手い歌とかっこいい演出は見ていて聴いてい気持ちがいい。現代版「天使にラブソングを」。アカペラでのユニバーサルのオープニングで、つかみはバッチリ。そこからのゲロ。落差にもらいゲロ(嘘)。楽しい映画。そ>>続きを読む

ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

3.6

「結婚になると女性は変わる」というのは世界共通のようだ。それを誇張して誇張した映画。仕返しに仕返しを重ねて相手の結婚式をブチ壊そうと画策する二人の女。エンディングは強引な持っていき方だとは思うけれど、>>続きを読む

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.8

中盤までの見どころは、ブレイク・ライブリーの美しさだけで、なんとも言えない小粒感な印象だったが、ハリソン・フォードの登場で、物語が大きく動き出す。老いないという苦悩と別れ、出会いと決意、衝撃的で素敵な>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

世紀の大詐欺師の実話に基づいたお話。とんでもない奴だ。セキュリティだのプライバシーだのそういったのがうるさい昨今ではありえないが、頭が良い、回転が早いというのは武器なんだな。面白かった。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

音楽を通して出会いと別れがある。音楽に対して、売れる売れない、どう思っているかどう思われているか、という考えがある。音楽によるすれ違いと共感がある。生活と音楽は密接なんだな。そして音楽デートは採用した>>続きを読む

50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.8

持つべきものは友情。クソッタレでバカみたいな友人は、美しく愛すべき存在。普段忘れている大切なことを、映画を通して疑似体験して再確認できる。ただ、精神分野を生業にしている自分としては、あのセラピストは未>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.5

アン・ハサウェイは可愛いし、メリル・ストリープはハマり役。ストーリー展開も丁度良く、映像もきれ
い。だけど俺は評価は低め。これを肯定するとブラック企業を肯定してしまうのではないかと思ってしまう。経営者
>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.6

挫折と気付きと成功の物語。批評家はいてもいいけど、影響力は持たないほうがいいね。印象に残ったセリフは「サティスファクションのやらないローリング・ストーンズのライブは見たくないだろ?」

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.9

おしゃれな演出。街がスケッチになってしまったり、IKEAのシチュエーションコント、フラッシュモブ、希望と現実の対比……etc。おしゃれ。そしてイケメンと美女の恋愛は見てて飽きない。ストーリーは解せない>>続きを読む

理由(2004年製作の映画)

4.0

宮部みゆき原作の映画版。高級マンションの2025号室で一家惨殺事件が起きる。しかしそこに住んでいたのは家族でも何でもない他人同士の集団だった。謎としては魅力的だが、ミステリーとしては成功していなかった>>続きを読む

UDON(2006年製作の映画)

3.7

実家のうどん屋を飛び出した男が、夢破れ帰郷。地元の香川で讃岐うどんブームを巻き起こす。ストーリーはあってないようなものかな?それなりに感動するポイントはあったりする。しかし何よりも、うどんの魅力と美味>>続きを読む

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

4.7

原作が好きで、あえて見ないでいた。原作の驚きを映像でどう表現するのか、という不安が強かった。がしかし、演出としては満点と言っていいほど原作の思惑を再現している。そこで疑問なんだが、こういった唯一無二の>>続きを読む

ラッシュアワー3(2007年製作の映画)

3.7

ジャッキーとクリスタッカーの第3弾。今回はパリが舞台。アクションシーンは割と少なめ。真田広之が出ているところが日本人としては注目点。まあハリウッドのジャッキーはこんなもんかな。

SING/シング(2016年製作の映画)

4.2

音楽はには力がある。名曲が並び最高。物語としては、エピソードが登場人物それぞれにあって多過ぎ感は否めない。

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

4.6

お互いが好き同士というのはある意味奇跡。好きのベクトルがなかなか向き合わない。お互いが意識しているのに。もどかしいけどそれが常。いい映画。

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.3

学生時代に一度観ていたが、再度鑑賞。いやはや数奇な人生だ。波乱万丈とはこういうこと。最後のスピーチは秀逸。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.3

前評判が良かったので鑑賞。音楽とドライブは最高のマッチ。内容は悪に染まる青年が恋愛を通してジレンマと戦う感じ。日本の配給がSONYなのにアップル製品がたくさん出てて気になった。

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.4

Mr.インクレディブルの続編。ヒーロー活動を抑制される中、力を使いたい気持ちと法を守る必要性との葛藤に悩んでいると、おいしい話が舞い込んでくる。なかなかいい話だった。PIXARは展開が上手。CGもきれ>>続きを読む

カネと詐欺師と男と女(2016年製作の映画)

3.5

自社の機密情報を売って大金を手にした男たちに謎の男が現れて、横取りしようとしてくる。定期的に作られている、逆転劇の映画の一つ。大きな見せ場は特になく、「金を出せ」と「いやだ」の押し問答。映画は娯楽と割>>続きを読む

トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

5.0

トリックシリーズの完結。いつものことながら癖の強いキャラたちが多い。殺人トリックや犯人なんかはすぐにわかるようなもの。しかしそういうことより、シリーズを追ってた身としては、ラストの演出には感動。上田も>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.7

スケールでかすぎる。コミックの枠を超えて集められたヴィランたちがチームを組んで悪と戦う。ハーレイ・クインがハマってる。魔女が相手ってすごい話だな……。次に繋がりそうないい感じ◎

ムービー43(2013年製作の映画)

2.5

最低+最悪=最高。しかし下品。下品度はワーストクラス。でも一本の映画でこんなにスターキャストが出る映画なんて他にあるのか!?「オーシャンズ」とか「エクスペンダブルズ」とか「パルプ・フィクション」とかま>>続きを読む

ラスベガスをぶっつぶせ(2008年製作の映画)

3.9

数学に関して天才的な素朴な大学生が、ラスベガスのカジノにてブラックジャックでカウンティングをしてボロ儲けしながら、友情や恋愛を経験する話。カウンティングがどういう技術なのか、どういう原理なのか、俺の頭>>続きを読む

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.4

住宅ローンの神話の崩壊とリーマンショックの中、いち早くバブルと見抜き破滅を免れた人たちの話。頭がよく、目の前のことに眩まない人たちは素晴らしい。しかし、その人たちのすごさよりも、利用者をなめきった銀行>>続きを読む

ダイヤモンド・イン・パラダイス(2004年製作の映画)

3.2

やはりピアース・ブロスナンはかっこいい。トロピカルでゴージャスな生活を送っている元泥棒のカップル。そこに二人を追うFBI捜査官が現れる。泥棒と捜査官の友情も面白いし、盗みアリバイ工作もエレガント。最後>>続きを読む

クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

3.8

ひょんなことから野原ひろしがロボとーちゃんになってしまう。くだらない設定とくだらない出来事で、感動の家族愛と切ない別れが描かれているのにはびっくり。油断して見ていたら涙する。随所に散りばめられた小ネタ>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.1

ハリーポッターの新章。魔法動物とハリーの生まれる前の話。やはり夢がある。ワクワクとドキドキ。もう少し魔法動物の詳しいエピソードがあっても良かったかな。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

5.0

オアシスという仮想空間に隠された製作者の財産と権利というイースターエッグを探す話。謎解きあり、スリリングな展開あり。しかしそこだけではない。ライセンスや国境を超えたエンターテイメントのすべてが詰まって>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.8

真面目な主人公が不思議な出会いから地下組織を築いていく。映画にいろいろな仕掛けやトリックが満載。血がいっぱい出るからかなりきついが、内なる攻撃性的な表現としては必須。攻撃性と臆病な気持ち、生と死といっ>>続きを読む

ポリス・ストーリー レジェンド(2013年製作の映画)

4.0

ポリスストーリーの冠はついているが、以前までのシリーズとは違う。アクションはアクションだが、ユーモアは皆無。リアルな戦いの描写。ストーリーは私設法廷的なもの。

美女と野獣(2017年製作の映画)

5.0

最高。あらすじを書くのは野暮。真実の愛の素晴らしさ。世界観の美しさ。エマ・ワトソンの可愛らしさ。ディズニーの本気を見た。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

無実の罪で収容された有能な銀行員が刑務所の中で奇跡を起こす、と思いきや……。その影でとんでもないことをしていた。希望を胸に生きていく。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

5.0

2016年の代表作。ミュージカル。芸能の世界に憧れる2人が恋愛をして絶望をして成功する。人生の分岐点は過ぎてから気がつく。時間だけは平等。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

マクドナルドのメニューをヨーロッパでなんと呼ぶか、女性の下腹部は少し出ている方がセクシーだとか、はっきり言って、無駄話。だけどなぜだか、それらがこの映画のスタイリッシュな側面に機能している。日常的な無>>続きを読む

カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

5.0

カーズの第三弾。展開はだいぶ早め。「世代交代」がテーマ。次世代のマシンがデータに基づいて勝っている中、マックイーンは信念を変えない。信念を変えられないのは、自分のやってきた事が全て否定されてしまうよう>>続きを読む

キサラギ(2007年製作の映画)

5.0

密室劇の最高傑作。伏線と回収の連続。気持ちが良かった。ある意味、安楽椅子探偵のよう。最後の宍戸錠に賛否両論があるようだけど、必要だと思う。一応の解決を見せたミキの死だが、ただ一つ回収されてない伏線があ>>続きを読む