ノラがサッパリしているのと、アーサーが出来た男なのがとても良かった。「もし」なんて頭の中の世界にしかなくて、「いま」の私と貴方は「いま」を生きるしかないのだと。だからこそ人生は尊い。
原爆開発の話だと思っていたが、それが主軸ではなくオッペンハイマー自身が国や戦争に利用され翻弄された人間であるという描き方だった。原爆の実験シーン以降は震えが止まらず、畏怖と、人間が作り出した凄まじき兵>>続きを読む
恒松祐里さんと工藤孝生さんの回想シーン、素敵だったな。イギリスのハッとするほど美しい景色が哀しみを増幅させる。
もしあなたに少女だった頃があったなら、
この映画は郷愁という名の短刀で滅多刺しにするでしょう
非常に地味で静かな作品なのだが、溢れ出る慈しみの日々の描写に涙を堪えることができない。幸せな生活を眺めているだけで、この時間は当たり前のものではないとわかっているから尚更に素晴らしく、美しく…
クソ最高だったわ、こんなに残酷で美しくてゾクゾクする映画ひさしぶりに見た、露悪的なものも含め、なにが「poor」なのかを見せつけるセンスよ。大人の御伽噺。マッドなゴッドの彼なりの愛を感じ、えも言われぬ>>続きを読む
つまらん恋愛関係に発展しないところがよかった、これでいいんだよ、これがいいんだよ
人として尊重しあうってこういうことなんだよ
身近な人や自身のことを重ね合わせながら、その優しさにくるまれて癒されまし>>続きを読む
なんでもない話なのに、とっても地味なのに、なんだかとっても幸せな気持ちになってしまうの、映画の魔法だな、と改めて
役所さんの瞳の美しさよ
キャスティングが完璧すぎる、誰もtoo muchな人がいなかった
いやー、パワフルで素晴らしい。
脚本や演出が洋画のようで、集中して見てしまった。偶然にも今日、子作りを巡って家庭不和が加速した人の話を直接聞いた後だったこともあり、刺さりすぎてシンドかった。子供がほし>>続きを読む
石井さん、大作撮ってから角が取れてしまったのかと危惧していたけれど、全然、あの頃から何も変わってなかった。めちゃくちゃなのに、怒りのエネルギーと、家族への憧憬がない混ぜになって、よくわからん涙でてた。>>続きを読む
めちゃくちゃ長くて戦慄した、が、オセージの皆様への丁寧な描写を込めたらこうなってしまったのだなと思えた。
知らなかった利害関係、開いた口が塞がらなくて、本当の豊かさとは?とずっと思っていたな。金のた>>続きを読む
ドラマパートの感じはとても好きだった
戦後混乱と孤独と敗北の中でのゴジラの登場
作戦に関する描写はやはり前の作品も良かったなと思いつつ、佐々木蔵之介さんと吉岡秀隆さんのタッグが最強すぎてとてもよかっ>>続きを読む
前半は非常に冷めた感じでノるのに時間がかかったが、柄本明さんと向里祐香さんのところでグッと入ってゆけた。
日本人のダメなところがこれでもかと書かれててシンドい。一度きめたら引き返せない政治とか、民衆>>続きを読む
面白かった。結構ディープな視点なのに、ポップでチャーミングな砂糖菓子の演出が非常にエンタメとして楽しく見れた。ライアン・ゴズリングの哀れさは、私たちの反転した姿だった。しかし滑稽で笑えてしまう。マーゴ>>続きを読む
スクリーンで観れてよかった。愛する人を失った哀しみを知る人には尚更に堪えるだろう。壊れていく精神を丁寧に描いていて、陽光は残酷で優しかった。ソン・ガンホ演じるおじさん、語られないが彼にも昔喪失があった>>続きを読む
韓国も日本と変わらないね。
ペ・ドゥナの凛とした刑事役が好きだった
脚本も演出も淡々と過剰さがなく良かった
責任感と抑圧と逃げられない背景
構造もそうだが生き方も問う作品だ
「オオカミの家」と併映で鑑賞。気味悪さとキュートさは意外と近くにあるなと思ったりもしたが、生なる者の死への冒涜とも取れた。
そして何より、フィルマークスの上映時間が「骨」を含んでいなかったらしく、表記>>続きを読む