Sさんの映画レビュー・感想・評価 - 32ページ目

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4/猫 ねこぶんのよん(2015年製作の映画)

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山田キヌヲさん主演の『一円の神様』がちょっと嘘だろというくらい凄かった。なんだこれ。号泣。キヌヲさんの、こんなひといるかもしれない感がすごいし行いは褒められたものではないけど応援せずにはいられない感た>>続きを読む

夏の夜の夢(2014年製作の映画)

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やっとジュリー・テイモア演出のNTL『夏の夜の夢』鑑賞。

やー、これは本当に凄い。演出めちゃくちゃカッコいいし、俳優が皆すごい。すごすぎて稚拙な感想しか出てこない。口コミ効果か今日はセンターブロック
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クズとブスとゲス(2014年製作の映画)

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東京フィルメックス『クズとブスとゲス』ワールドプレミア観ました。痛い。ロロの板橋駿谷さんが愛すべき愚者であり、観客としては応援せずにはいられなかったです。あと、芦川誠さんの存在感、やはり素敵でした。暴>>続きを読む

真白の恋(2015年製作の映画)

4.0

佐藤みゆき主演の坂本欣弘監督『真白の恋』ワールドプレミア観ました!とてもとても素敵だった!守ろうとして傷つけてしまうこと、ただ望むことを許されないこと。富山の絶景が本当に素晴らしく力がありました。いい>>続きを読む

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

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前編がすごく面白かっただけに、ちょっと勿体なかったです。役者はすごく良かったのだけど、だんだん中学生日記化してきてしまって残念でした。でも、被告を追い詰めるシーンは面白かったな。

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

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学生のみんなの顔がとてもいい。
特に目がいい。皆一様にいい面構え。
この世代の子達によくぞここまでやらせたな、と思った。いじめのシーンなんかはちょっと見てられなかった。ワークショップなどを撮影前に行っ
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恋人たち(2015年製作の映画)

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初日、初回へ。暗い河の底に流れるような、どうしようもない想いたちを、ひとつひとつ丁寧に掬い上げて、そっと撫でてくれるような映画でした。橋口さんの慈愛がじわじわと私を蝕んで、苦しく、そしてありがたい。池>>続きを読む

深呼吸の必要(2004年製作の映画)

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おばあの優しさに泣いてしまいました
喪われた何かを取り戻してゆく人々の話

起終点駅 ターミナル(2015年製作の映画)

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佐藤浩市さんの枯れた佇まい!!
電話のシーンやイクラのシーンなど、表情、息遣い、視線の動きが流石でした。尾野真千子さん、やっぱり上手いなあ。ふたりのシーン、もっと見ていたかったです。

月とキャベツ(1996年製作の映画)

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山崎まさよしが格好よすぎて。
尖った眼差し、燻る姿も素敵。
キャベツステーキおいしそう。
ピアノ前のシーンはドキドキした!!

ニーゼと光のアトリエ(2015年製作の映画)

4.3

TIFF東京グランプリ『NISE』観た。今年ベスト5。アートが人間を救うということ、人が人を取り戻してゆくということ。精神病棟の、己を失っていた人々が、人間らしくなってゆく様は、何度も鳥肌がたったとと>>続きを読む

ディアーディアー(2015年製作の映画)

3.8

普遍的な片田舎の狭苦しさ、息苦しさ、それをポップに描いていて脚本がとにかく面白いと思いました。揃いも揃ってコワレタ人々、けれどもその居ずまいに悲観の色はなく、滑稽で、そして皆どこか胡散臭い。胡散臭度、>>続きを読む

FOUJITA(2015年製作の映画)

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先日たまたま観たショートショートフィルムフェスティバル「Art Short Film Program」の『モンパルナスのキキ』に画家・藤田がガッツリ出てたので、キキとの話はすんなり入れた。オダギリさん>>続きを読む

友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

4.0

面白かった!なんかヘンな汗かいてしまった。前作『ミツコ感覚』を映画館で観て度肝を抜かれましたが、今回もまあよくやるわ、という展開。石橋けいさんホント好き。男ってなんでこんなに✖️✖️なの?!と悶絶する>>続きを読む

さようなら(2015年製作の映画)

3.9

深田晃司監督『さようなら』。そう遠くはない未来のお話のようだった。ブライアリー・ロングさんは、以前舞台で拝見して凄まじい女優さんだと思ったけれど、今回もまた違う凄味。退廃的な空気の中で絶望に呑まれるこ>>続きを読む

ケンとカズ(2015年製作の映画)

4.6

日本映画スプラッシュ部門、小路紘史監督『ケンとカズ』ワールドプレミア目撃しました。興奮さめやらぬ今!会場が固唾を呑むのが分かりました。衝動の塊みたいな映画。素晴らしかった。役者の面構えが、まあ揃いも揃>>続きを読む

浮雲(1955年製作の映画)

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あらすじはあまり好みではありませんでした。切れない男女がずるずるとしている印象で、あまり集中できませんでした…女優陣はさすがの存在感ですが、男はもうすこしクズなりの魅力が欲しかったかも。。

愛に関する短いフィルム(1988年製作の映画)

4.1

素晴らしい。シンプルなのに、とてもよくできた関係性の変化。じっと観た。見る、見つめられる、その2人が出会ってからの展開がまた面白かった。トメクの偏愛、しかして純粋な想いは、なぜだか美しいなと思ってしま>>続きを読む

SLUM-POLIS(2015年製作の映画)

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若い、とにかく若い。それもそのはず撮影時の監督は、弱冠21歳。しかして群を抜いたセンスと隠しきれない映画愛、そして音楽と編集の高度さ、画の引力たるや。

確かに粗はあるという人もいるだろう。設定は至っ
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.0

普遍的な家庭問題しか起きないところ、そこにこの映画の良さが存在しているのだと思う、どんな家庭にもドラマはあって、それは多かれ少なかれ、大小関係なく、その当人には大きな事件であって、彼らのヒストリーに間>>続きを読む

ブルックリンの恋人たち(2014年製作の映画)

3.8

最近見た恋愛ものでは一番すきだな、と思う。お互い大切にしているものがあって、惹かれあうものがあって、そういう2人が私は好きです。アン・ハサウェイの姉役、弟のことを本当に想って、理解しようとして、彼の聴>>続きを読む

バンクーバーの朝日(2014年製作の映画)

3.4

石井監督すごく好きなんですが、これはなんだか唆られなくって観ていませんでした。高畑充希ちゃん、池松壮亮さんを筆頭に、素敵な俳優さんがたくさんで飽きはしなかったのですが、もうすこし何か…という感じでした>>続きを読む

ゼロの未来(2013年製作の映画)

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うーん!
おもしろかったけど。。
世界観は好き。
退屈しなかった。
近未来ディストピア、
なんだかチープなマトリックスみたいな。

木屋町DARUMA(2015年製作の映画)

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プレミア試写会へ行ってきました。

タイトルや、公開されていたメインビジュアルから伺い知れるように、正直かなり覚悟をして観にいきましたが、いやはや、予想をいい意味で裏切られる面白さでした。

遠藤憲一
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ハロー!純一(2013年製作の映画)

3.5

純一が超かわいい!
満島ひかりさんは、雑な役でも可愛いなあ。とっても魅力的でした。ラストのダンス、全力で笑ってしまった。笑

ナショナル・シアター・ライヴ 2014「ハムレット」(2010年製作の映画)

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NTL「ハムレット」みました。美術や時代設定が斬新でびっくりしたけど、ローリー・キニアのハムレット、すごくすごくよかった!あんなお茶目で人間味あふれるシェイクスピアの登場人物はじめて見た!カジュアルな>>続きを読む

ナショナル・シアター・ライヴ 2014「リア王」(2011年製作の映画)

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ナショナル・シアター・ライブ初鑑賞。シェイクスピア『リア王』。 ほぼ満員。大迫力、舞台なのに映画のようだった。最初はリア王の傍若無人さを冷ややかに見つめていたのに、ふといとおしくなり、気づけば涙してい>>続きを読む