素晴らしかった。スタインベックは恥ずかしながら不勉強のため初めてだったのだけど、本当に良かった。誰も責められなくて、どうしようもなくて。ジョージとレニーは勿論、ハンディのある老いた労働者、黒人労働者が>>続きを読む
NTL『欲望という名の電車』。ちょっとどうかしているというくらい良かった。とにかく最初は同じ女から見ても本当にうっとおしく共感できない女ブランチが、最後の最後にまったく違う存在に変化。この演技プランも>>続きを読む
ねぇ、生きてるって、
こんなにも輝かしくて、
こんなにもつらくて、
こんなにも傷つくのね。
痛みをわかるひとは、やっぱり痛みを知ってる人だから。舐め合いなんかじゃない、その愛おしさを慈しめる存在は、>>続きを読む
邦題よりも原題の『STILL LIFE』の内包するニュアンスの方が好き。
台詞は最小限で、情景や状況の描写だけが淡々と進んでゆくのに、こんなに興味深く観れるものなのですね。
ジョン・メイの静かな佇>>続きを読む
なにもしばらくは口から音を発せないとおもいます テレビも 新聞も ニュースも 本も この惨たらしさを伝えることなんてできないと思います この映画にしかあらわせなかったことが たくさんあるのだとおもいま>>続きを読む
dressing up -ed
渦を巻くような靄が刹那、刺す
デカルコ・マリィさんの居ヂカラ
解決しない××××
すごく怖かったーー!!!
でも、底知れぬ面白さだった。
普段サイコサスペンス観ないのだけど、勧められて観た。すごい映画だった。。
あー、これ、すきー。と、思った。
結婚とか、離婚とか、夢とか、歳とか…
アラフォーになったときに観直したら、もっとヤバそうだなあと思う。今みても、グッときちゃうもの。
クスクスうふふと笑っていたの>>続きを読む
そこここに、むかしのあたしがいました
フラッシュバックにも似た、いたくて、にがくて、かなしいおもいで
こんなにもつらく、くるしい役を演った、ちいさな勇気ある俳優たちに拍手を
こどもは親を、どんな>>続きを読む
映画俳優っていいなって思う映画。
みんな本当に映画が好きなんだなって思う。染谷さんは、やっぱり死んだ目ができるのに生きることに齧り付くエネルギーがふつふつしてて、稀有な俳優だと改めて。松田優作みたい>>続きを読む
なにも言うことはありません。普段ぜったい観ないタイプの映画なんですが、まわりの女性陣にも高評価だったので観てきました。そしたらまさかのアクション映画にあるまじき、闘う美しき女神たち。そして闘うおばあち>>続きを読む
誰も不幸にならず
ロードムービーであり
親子ものであり
料理ものであり
最高のエッセンスを凝縮した作品
楽しかった、たまにはいいかも。
冨永昌敬監督「ローリング」観ました。素晴らしかった!面白かった!かっこよかった(?)クズしか出てこないのに、みんな愛らしいのは何でなの。川瀬陽太さんのこと、すきになってしまうー。柳英里紗さん可愛すぎて>>続きを読む
うーん!すきだけど…すきだけに…という、なんともいえない気分。面白かったよ、だけど、なんだか後半のググッと詰め込み加減とか、あまりのモブのCGっぽさとか、気になってしまったー。声優陣は見事としか言いよ>>続きを読む
豊川さんの色気!まなざし!物腰!この映画はそれにつきます。原作は読んでいて、どうするのかしらと思っていたけど、わたしは好きでした。なにより豊川悦司さんの、こんなキャラクター実際にはいないようなと思いつ>>続きを読む
青春をRADWIMPSと共に過ごした私は、野田洋次郎の在り方を以前から尊敬していた。そんな彼が映画に出るという。期待と不安を抱いてスクリーンを観に行った。杞憂に過ぎなかったと、いま見て思う、監督が真摯>>続きを読む
女中の心情に焦点を当てた慎ましい作品でした。倍賞千恵子さんの語りが素敵すぎて落涙。黒木華さんの奥ゆかしさも可愛らしく、戦争によって奪われゆく日常が、モチーフは不倫であれど、やはり物悲しさを湛えていまし>>続きを読む
『海街diary』は「ひとと生きてゆくこと」の尊さを、ありふれた日常を通して慈しみ、愛おしみながら再確認してゆく映画だと思いました。家族で囲む食卓や、移ろいゆく四季の風景を眺めながら、日々を至極丁寧に>>続きを読む
テアトル新宿にて
田辺弁慶映画祭にて初の4冠受賞作とのことで観賞。わかるわかるー、というテイスト、主演の女優さんさんが地味ながら魅力的
昨年に引き続き2度目のスクリーン鑑賞。わかっているからグッとくるところもあり、やはり素晴らしかった。
今年みた邦画で一番すきでした。
なにより、樹木希林さんの佇まい、声、一挙手一投足に、ぐんぐん心を持っていかれました。生きるとは、こういうことなのだと、どきどきするほどの魅力で、完全に虜でした。永瀬正敏>>続きを読む
東京学生映画祭にて
たまふぃるむ2015から2回目の鑑賞
シュールさが心地いい
なんて素敵な映画なの。タイムトラベルもので一番地に足がついた、それでいて救われる物語。生きてゆくこと、毎日を過ごすということ。目の前の世界を、目の前のあなたを、たいせつに見つめ、受け入れよう。これをつ>>続きを読む
『百円の恋』が好きで武監督の前作を。唐沢さんの気持ちがとてもわかるなあと思いました。ラストの白装束の佇まいが只者ではなく、素晴らしかったです。福士蒼汰さんは爽やかより、こういうムカつく兄ちゃん役の方が>>続きを読む