雨宮はなさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.0

原作ファンとしては「アンチャーテッドの名前を借りた別作品」という感じ……。
サリーのヴィジュアルも吹替も、どちらも寄せられないならそれはもう別作品なんよ……。

アクションシーンはゲームさながらと言え
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ジェイソンX 13日の金曜日(2001年製作の映画)

3.0

“X”ってそういうことか~い!w
不死身でメタリックになった、もはや「これはジェイソンなのか?」なジェイソンXから宇宙船という超閉鎖空間の中で逃げるお話。

クリスタル湖は申し訳程度に出てくるけど、『
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13日の金曜日/ジェイソンの命日(1993年製作の映画)

2.0

心臓は生食です。
ビッキーの戦闘力が妙に高くて笑った。

金持ちファンによる二次創作かな?と思うくらい雑な後付け設定や、うすっぺらいキャラクターたちによるドタバタ劇。
最後の最後だけが、「おっ、期待し
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13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ(1989年製作の映画)

3.0

シリーズ史上最高に可愛い犬が登場!(犬は無事です)
ジェイソンはアウェーだと人をあまり殺さないよ!

今回はジェイソンたんが大冒険!
まずは湖から移動して大きなボート、その後、NYへ!
ネオンや電子掲
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13日の金曜日PART7/新しい恐怖(1988年製作の映画)

2.0

「おねがい、パパ、生き返って!」
タッタラーン♪ ジェイソン復活!!
ってことで、全部主人公のせい。

ジェイソンがひとりひとり確実に殺していき、生きている人間をビビらせたり足止めさせるために死体を活
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.0

「人をわかるってどういうこと?」
きっと誰も、自分のことさえわからない。
自分の“アンダーカレント”を見つめる機会を得た。

パンフレットのデザインがただ美しいだけでなく、“アンダーカレント”をしっか
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新・13日の金曜日(1985年製作の映画)

3.0

別デザインマスク・ジェイソンたん。
青年トミー、お目見え回。
トラウマの克服の仕方はそれでいいのか?

ジェイソンを新しく扱おうとして上手くいかなかったように感じられる作品。
扱い方は良いと思うけど、
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13日の金曜日・完結編(1984年製作の映画)

2.0

トミーお目見え回、犬は無事じゃないかもしれない。
ゲーム版の死に方バリエーションはこの回から来ていると思われる。

男キャラが気持ち悪すぎてメンタル削られたのでスコアは低め。
1~4の中でいちばん性的
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13日の金曜日PART3(1982年製作の映画)

3.0

今作は綺麗なホッケーマスク姿のジェイソンたん。
オープンワールドゲームのベースになった作品に思われる。

ビックリすることはあれど、怖いシーンはほぼ無し。
あれだけたくさんの対象をなるべく違う方法で襲
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13日の金曜日PART2(1981年製作の映画)

3.0

ジェイソン、かわいいよ。ジェイソン。麻布袋スタイル。
犬は無事です。
志村! 後ろ、後ろー!

しっかり観ればホラーのお決まりを楽しむことができるし、流し見していても物語にほぼ差し支えない内容のためス
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もうひとりの息子(2012年製作の映画)

3.0

自分を自分たらしめるものは何だろう?
たかが出自の情報だけで否定されたり、あっというまに変えられてしまう。

自分を理解すること、しっかりと軸を定めて自己を保つことは重要ではないのかもしれないとさえ思
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ローラ(1961年製作の映画)

2.0

これ、主人公はローラじゃなくて「ローラン(男性)」じゃん。
ジャック・ドゥミの監督デビュー作品だから観たけど、それ以上の価値はないかな。

昔の作品だから仕方ないのかもしれないけど、物語はチープだし、
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素敵な遺産相続(2016年製作の映画)

2.0

ばか真面目な老女と、“ブロンド”おばかな老女。
最強カード「生涯の恩師」で何事も乗り切って、ハッピーエンドにするから安心して観てくれよな!

まじめな人間が陥りやすい愚かさ、“ブロンド”で染みついた愚
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マチルド、翼を広げ(2017年製作の映画)

1.0

パートナーがしばらく前に観た作品で、「あなたにはすごくストレスになりそうな映画だった」というので確認のために鑑賞。
すごくストレスになったw

今日でU-NEXT見放題終了のため観ることにした。
両親
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ザ・カニバル・クラブ(2018年製作の映画)

1.0

色々と雑で、「セックス描写のあるカニバル映画」ではなく「カニバル表現のあるAV(ドラマパートが長い)」って感じだった。

クラブのシーンや描写が少なすぎるし、薄い。

セックスを見たいわけでも、性器を
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春画先生(2023年製作の映画)

3.0

興味、知識、経験、製作。
そこに偏愛と純愛がまざったら、もはやこれはひとつの春画なのでは?
この映画を観た人たちの頭の中を絵的に表現したら、どんな春画になるんだろう。

R18でも世に出せなかった作品
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旅するダンボール(2018年製作の映画)

3.0

入念に準備したような筋書きは、本当にただの偶然だった!
奇跡的なダンボールの旅を見守る91分間。

「財布がボロボロだけど、買うお金もない。ダンボールでつくれば材料費はタダだな」
そんな状況と思い付き
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キアラ・フェラー二 ~アンポステッド~(2019年製作の映画)

1.0

実家が太い、キラキラ脳の美人さんをもっとよく見せようっていうプロモーション映画。
観る時間がムダだった。

出てくる人たちが「自然体」だの「彼女はさらけ出しているの」だのもてはやすけど、私生活を切り売
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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

2.0

たぶん誰もが思っている以上に、ずーーっと“ブヒブヒ”してる。
軸というものがまるでなく、まさに家畜状態の彼女を眺める時間は苦痛だ。

ちょっと面白かったのは、おもらし&アルカイックスマイルで手を振った
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クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち(2011年製作の映画)

3.0

アーティストでありアスリートである彼女たちを簡単に「推し」なんて言えない。
エロスは助平と違うというのがよくわかる……。

ショウステージはスクリーンで観たかったなぁ……。
舞台裏の描き方がダンサーた
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ルーム(2015年製作の映画)

3.0

無知な無垢が親切であろうとすると、悲劇を生むという教訓。
彼女はその後、求める“普通”を手に入れられるんだろうか。

よくある「無事脱出、よかったね!」で終わるのではなく、その後がスタートっていうとこ
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

5.0

殺しても死なないじーちゃんと、世界一丈夫なツルハシのお話。
犬は無事です。

宣伝文句に偽りなし!
本当に予想できないシーンの連続!!

レベル:ステイサムな老兵だから、「次は?」と遠慮なく聞けるし、
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アーバンクロウ(2023年製作の映画)

4.0

「自分を大切にする」「周囲に助けを求める」
でも、それって、その方法を教えてもらった人間しかできないって、知ってた?
主人公とヒロインを目で追いながら、そんな声をきいた気がした。

日本人はきれいなゴ
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

2.0

あまり映画を観ない人、まだ距離の遠い友人と観るには無難なエンタメ系。
キャラ設定と役者の外見の良さのゴリ押しパワープレイに感じる部分が多かったのは、ゴーストバスターズに思い入れの無い人間だからか。
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グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.0

出た、出た。日本の的外れPR。
映画は面白いのに、「このジジイ、かなりヤバい」なんてお粗末なフレーズとヴィジュアルのせいでチープになってしまってる。

老人が出てくるサスペンスやスリラーを増やしたかっ
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無情(2019年製作の映画)

2.0

置いてけぼりは否めないが、「子供を争いに晒したくないな」と思わせるのに十分な内容だった。
あとはメインの少女二人がそれぞれの親からの教育を反映しまくった外見になっているくらいしか注目点はない。

片方
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シアター・キャンプ(2023年製作の映画)

5.0

本筋はコメディドラマ、間にミュージカルシーン。
本当の意味で差別がなく、あらゆる方面へのリスペクトにあふれた優良エンタメ作品!

ミュージカルシーンがあるから「ミュージカル映画だ」と勘違いされそうなの
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まなざしの長さをはかって/正しい距離(2007年製作の映画)

3.0

思い込みは人を殺すなぁ。
作者は田舎モン(男)に親でも殺されたのか、と思うくらいにいや~な男たちが軒を連ねてるのがまた……。

マラは隙だらけというよりも、自分は大丈夫だと謎の思い込みが激しすぎる。
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.0

「スティルウォーター」がただの地名だなんて、日本人にはわからんよ。
まさかの展開に驚くよりも拍子抜けした。

でも、最後の「全部違って見える」のセリフはよかった。
オクラホマの地名ってだけだから関係な
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50歳の恋愛白書(2009年製作の映画)

3.0

何が“恋愛白書”なもんか。
母・年上の同性・年の離れた男性と洗脳と支配の“虐待記録とその結果”レポートだ。

キアヌ・リーヴスが出る恋愛ものってみたことが無いなと思って観てみたけど、キアヌの無駄遣いに
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リスボンに誘われて(2012年製作の映画)

5.0

観たあとで、地元のおばあちゃんたちと話に花を咲かせた!
街並みが美しいし、謎がだんだん解き明かされる感じが面白いし、主人公の俳優さんが素敵。
おじいちゃんたちも「いやあ、これは良かったなあ」って満足し
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

5.0

様々な背景を持つキャラクターに、次々襲い来る困難。
報酬を受け取るまで、油断はできない……。

映画が進むにつれてどんどん前傾姿勢になったし、ずっとドキドキハラハラしていた。
飽きるとか疲れるといった
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フリードキン・アンカット(2018年製作の映画)

5.0

ポスタービジュアルに写ってるの、フリードキン氏なのか?別人に見える。
ここで喋っている彼は尊敬できる人物で、彼の作品を追いたいという気持ちになった。

学生時代、「プレゼントをもらえるなら映画監督の自
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変態村(2004年製作の映画)

3.0

これは邦題が悲劇的だ。
どうして「発狂村」とか「受難村」あたりにしなかったんだ。

情報量の少なさで、主人公と同じ立場に置かれたような不安定さや戸惑いを覚える。
「何がどうなってるの?」
「なんでこん
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

2.0

完成しないことが完成と思える無形の芸術作品、それが映画『#ホドロフスキーのDUNE』なのだ。
様々な“オリジナリティ”の“オリジナル”はここにあった。

誰もかれもが情熱的に話すし、観てみたかったと思
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.0

ある意味パーフェクト(イケメン俳優、有名どころ、話題の書籍、わかりやすく希望の持てる物語展開)な作品だった。

主人公の実家にどうしても好感が持てないけど(あれは心配や愛情ではなく自己満足と押しつけ)
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