雨宮はなさんの映画レビュー・感想・評価 - 52ページ目

セックス・アンド・ザ・シティ2(2010年製作の映画)

3.0

キャリーのお守、劇場版第2弾!今回はアブダビで!!(サマンサのお守もあるよ!)(シャーロットはほっとこう)

アブダビという国を舞台に、またも女性問題が様々に提起される。
今作のバランサー(というか精
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セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

4.0

作品は好きだけど、絶対にキャリーとビッグは好きになれない…反面教師にぴったりなシリーズ。
吹替版キャストがどハマりしているので、吹替版での鑑賞をお薦めする。

サラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリーが
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クロワッサンで朝食を(2012年製作の映画)

2.0

■フリーダを見ていて思ったこと
偏屈な老人は子供と同じレベルでタチが悪い。物事をわかっているつもりでいるから、尚更。一番体が動いた、頭を働かせていた時期のまま生きているものだと勘違いしているのが、自分
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最強のふたり(2011年製作の映画)

5.0

WONDER LAAAAAAAAAAND♪(両手を広げながら)

ふたりの人間がお互いの存在によって諦めていた部分を取り戻していく最高傑作。
四肢の麻痺による車椅子生活、差別や育ちによる就職活動の困難
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

ぐじぐじしている自分に喝を。全力で一所懸命なおじいちゃんたちによる人生賛歌。

諦めたくなる気持ちも言い分もわかるし、頑張ろうとするのは綺麗ごとに思える。でもそこで諦めずに段々と開き直って全力で楽しむ
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ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

3.0

期待と理想に目をキラキラさせた、なんとも鬱陶しい新メンバーを加え、またも困難に立ち向かう!!
迷走しまくっている様子が面白いけど痛々しくて、「違うよ、そうじゃないよ」と声に出さないながらも応援してしま
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

4.0

「子供が出来たから結婚、なんて嫌だ」
この感覚は、作品の中のあの時代だからこそあったものになってしまったなあと思った。

現代にヒロインが生きていたら、嬉々として結婚したんだろうか?
なんにせよ、男の
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

2.0

シリーズ完走のために鑑賞。

もともとシリーズに思い入れがないこともあり、「無くても良かったんじゃない?」というのが感想だった。わざわざ収まっていたものを現代の価値観を無理やり反映させて、興行収入や関
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オデッセイ(2015年製作の映画)

5.0

トロッコ問題が時間を変え、対象を変え、繰り返されているような印象を受けた。
社会の規範を律義に守っていられない状況への理解と協力で生還できた命。

ひとりで生きるのに必要なのは情報、知恵、判断力、そし
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.0

クィディッチの世界大会やら、三大魔法学校対抗試合やらにぎやかなイベントが続いて出会いも多い作品。
出会いが多い=世界が広がる→危険が増える、とわかりやすい図式で展開されます。
他校の特徴の描き方や、「
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.0

ハリーがパトローナス(守護霊)や名付け親の存在を通して、父親サイドについて知る機会の多いタイトル。
肉親・親族でなくても自分に関心を持ち、信頼を寄せられる相手がいるというのは非常に心強いし、実際に強み
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

前作からぐっとダークさが増している。
学校や魔法生活に慣れてきたとはいえ、ハリーの魔法世界での常識に対する弱さは毎度のことながら強力な弱点。
「知らないことを知らない」というのがいちばん助けたり備えた
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