雨宮はなさんの映画レビュー・感想・評価 - 53ページ目

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

5.0

リバイバル上映中に2回観られた!
ジブリ作品の中でいちばん好き!

ミートボールのスパゲッティ(パスタ、じゃなくて、スパゲッティ!)、ありえない飛距離のジャンプ、さらっと描写されるグロ、クラリスのウザ
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

5.0

この作品を観ると、
掃除をしたくなるし、
自炊をしたくなるし、
焼きたてのパンといれたての珈琲をいただきたくなるし、
パジャマで眠りたくなるし、
適度な運動をしたくなるし、
呼吸を大切にしたくなります
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インスタント沼(2009年製作の映画)

4.0

日本のコメディって面白いものもあるんだと思えるようになったきっかけの作品。
「”よろしくお願い島津藩”なんてどうしようもないシャレ、絶対につまんない、寒いに決まってる」と思ってました、観るまでは。
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

5.0

おしゃれ映画と侮るなかれ。アンディと一緒に根性を叩き直して、仕事のスイッチを入れよう!

社会人なり立てあるあるに始まり、日本もまっさおのブラックな職場での仕事描写があり、社会人になって以降起こりうる
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

5.0

こんなシニアなら大歓迎!理想のシニア、メンター、同僚、部下、人生の上司。

邦題やメインヴィジュアルのせいでアン・ハサウェイが主役のように見えてしまうけど、観ているうちにロバート・デ・ニーロが主役だと
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デンジャラス・ビューティー2(2005年製作の映画)

3.0

前作のような「じゃじゃ馬ならし」要素はなくなっていて、主人公のキャラを楽しむにはちょっと物足りないです。

この作品だけでも楽しめはしますが、先に前作を鑑賞しておくほうが断然楽しめるのでオススメです。
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デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.0

強くてガサツなヒロイン、登場!サンドラ・ブロックが「じゃじゃ馬慣らし(マイ・フェア・レディ)」をするとこうなる!!

ガサツな女性警察官が潜入捜査のためにレディ教育を受け、美しさをも武器に挑む…という
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

2.0

「え?なにがどうbeautyなの?」と困惑した覚えのある作品。

観たきっかけは「お金を出して観ようと思わないものを、プライムで観ておこう」という、わりかしネガティブなもの。(笑)

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.0

最低な男は最高の父親である努力をする…。

15年ほど前に授業で鑑賞した。視聴覚室から出てくるほとんどの生徒が泣いていたのを覚えている。
こういう守り方と戦い方もあるのだなと、着眼点に驚かされた。主人
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

4.0

パッキングのシーンは何度観ても気持ちがいい!

必要以上のものを持たない、関係もすっきりしているという状態が「宙ぶらりん」(原題)だとは!こういう生き方をするのは男女ともにどんどん増えて、そのうち普通
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王様と私(1956年製作の映画)

5.0

何度観ても良い…!
映画製作・公開当時の価値観はやっぱり今とはかなり違うけど、現代よりも「人を受け入れること」に関しては圧倒的に進んでいます。
使われる曲が歌詞の有り無しに関わらず良曲ばかりで耳が幸せ
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プロデューサーズ(2005年製作の映画)

2.0

ユマ・サーマンが美しかったことしか覚えていない。

「こういうブラック発言してれば面白いだろう」
「おまえらこういう展開が好きなんだろう」
っていう意識が透けて見えるようで好きになれなかった。ミュージ
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RENT/レント(2005年製作の映画)

5.0

金銭、身体、精神、社会的に極限を迎えたとき、感情をどう処理するか、誰を頼るのか、何に希望を見出すのか。

舞台版よりはアングラ感やセクシュアリティな描写が控えられていて、問題提起や教材として使いやすい
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

3.0

この監督でこの役者でこの演目なら、こうなるよなっていう期待値のラインぴったりを提出された感じ。

ジョニー・デップが人間の役を演じている。
ヘレナ・ボナム・カーターとアラン・リックマンはファンタジーで
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シカゴ(2002年製作の映画)

3.0

ずっとゾクゾクしっ放し!
ダンス、カット、表情のどれもが最高!

自分の都合で人を殺しておいて「あいつが悪いのよ」と悪びれず、最終的には「なんでもあり!」と笑顔で歌いきる彼女たちは最高にホットで最強に
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

4.0

劇団四季の舞台を観に行った際、登場人物の名前や設定を覚えきれず、物語もいまいちうまく終えずで楽しめなかったためそれらの勉強のために鑑賞しました。
「Think of me」のクライマックス前の声の転が
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

4.0

ドレスと汚い言葉、オードリーが粗野な役といったギャップが面白い作品

舞台版ではジュリー・アンドリュースが演じていたそうですが、カメラテストを拒否してオードリーになったなんて小話を聞いたことがあります
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

4.0

ミュージカル初心者でも鑑賞しやすい楽曲、物語、構成の作品!

楽曲はグループソング、ソロナンバーともに印象的で良いものばかりです。台詞の途中から歌いだしたり、途中で台詞が混ざったりということがほとんど
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.0

肌の色、国、体型の差別をポップに描いたミュージカル映画!

使われているどの楽曲も素晴らしすぎて「いちばん好きな曲」が決められない。衣装もカラフルで素敵なデザインが多いので、目も耳も幸せでいられる。
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

5.0

ロケーション、物語、音楽全てが最高なミュージカル映画!どこかで聞いた音楽がここにある。

ジュリー・アンドリュースのパフォーマンスは圧巻。
クリストファー・プラマーの誠実で精悍で紳士な感じにやられます
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バーレスク(2010年製作の映画)

4.0

ショウステージが脳に焼き付く!すっぴん風メイクアギレラにきゅんとなる!

心情をのせた楽曲もあるけど、ミュージカルというには違う気のする音楽映画。ショウステージは非常にハイレベルで迫力満点、何度観ても
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

5.0

『メリー・ポピンズ』と並んで、ディズニーを壊さずに実写化を成功させたといえる作品のひとつ。

ディズニーを愛するオタクたちによってつくられているためそこかしこにオマージュがあるだけでなく、設定や楽曲に
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

5.0

開始5分で泣かされる、ラスト5分も泣いている。ミスキャストが誰もいない軌跡。

全体的に暗く煤けて重たい雰囲気だが、役者陣の見事な歌唱が彩を加えてくれることでネガティヴがのしかからない。ガブローシュの
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

4.0

見た目も音も明るく元気になれる、ミュージカル初心者向け作品のひとつ!観れば自分も”ダンシング・クイーン”!

物語に凝った設定は無く簡潔で観やすい。キャラクターによる彩で楽しめるようになっている。
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.0

誰かと劇場で観るのに適した作品。ディズニー実写化の中では良作といえる。

主人公とその家族の設定をいじったり、現代的な価値観もりもりにしてしまいはするものの、そこまで原作を壊されていない印象を受ける。
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンのための、長い長い前フリ。

映画オタクで、「このシーンは、あの映画のどこそこの部分のパロディだ!」を楽しめる人が観ると良い映画。

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

1.0

苦手です、嫌いです、怖いです。

大学受験当時、無理やり鑑賞させられて以来、嫌いな作品です。
当時はホラー作品を観慣れていなかったため、チャッキーの台詞や全くかわいくないビジュアル、なにより「人形のフ
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ハンニバル(2001年製作の映画)

4.0

鑑賞記録。
10年以上まえに鑑賞したきりなので、近々再鑑賞予定。

シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

メインヴィジュアルに使われるこの邪悪な笑顔がどんな流れで出てくるのかを確認するべく鑑賞

メインヴィジュアルの時の台詞にパターンがあるのも魅力のひとつ。
これとあの模様の床、双子、凍結首を確認するだけ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.0

なぜか観たいと思っていた作品で、正月休みに年明け一発目に観ました。
原作が小説であることも、リメイク作品だということも知らなかったものの、ティム・カリー版を観たことで完結していないことに気づきました。
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.0

「自分」の境界線を知る人生の旅をする千尋に、自分を重ねたときに自分はどう見えるか。

”八百万”の神々をもてなすのが”湯屋”だったり、それが”小児”だったりと様々な文化や問題点を視点として楽しむことが
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マレフィセント(2014年製作の映画)

3.0

全部王様(クズ)のせい。妖精が役立たずすぎてびっくりした。

オーロラが大変な目に遭っているのは父親のせいだし、オーロラが生きているのはマレフィセントのおかげ、というとんでもない設定に驚いた。妖精たち
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