ゴールデンウィーク最終日にイタリア映画祭でマルコ・ベロッキオ『夜のロケーション』鑑賞。実際にあった赤い旅団による首相暗殺事件を基にしたテレビシリーズ(55分×6話)の一挙上映。お昼から始まって終わった>>続きを読む
何度も繰り返されるアメリカ的な物語を簡潔に描くベン・アフレックいいですね。シューズをデザインするシーンとかもうちょっと観たいなと思えるところもかなり切ってる感じも。
イオセリアーニ映画祭@イメージフォーラムで『四月』『水彩画』『珍しい花の歌』。『水彩画』は学生時代の初めての作品と書いてあったけど、映画が面白い人は最初から面白いんだなぁと思う。
イオセリアーニ映画祭@イメージフォーラムで『四月』『水彩画』『珍しい花の歌』。これネットで観たのを忘れて観てました。。『汽車はふたたび故郷へ』の冒頭でも使われてた記憶。
イオセリアーニ映画祭@イメージフォーラムで『四月』『水彩画』『珍しい花の歌』。学生時代も含む初期中編、短編の瑞々しさが素晴らしい。フレームの切り取り方や、その中での人の出し入れや動かし方を観ると、サイ>>続きを読む
スピルバーグの自伝的映画。何をどう選択してもそうなるしかなかった家族の物語。スピルバーグの母親の、あらゆる出来事には理由がある、というセリフが印象的だったけど、理由があるからといって回避できるわけでも>>続きを読む
年始映画はこちらから。冒頭から各シーン、ショットが印象的で惹き込まれる。物語は船が舞台の海難ものかと思って見ていたら、途中メロドラマに移行して驚く。特に最後に主人公が辿り着く地点の凄さは形容し難く、し>>続きを読む
繊細かつ力強い映画で素晴らしかった。良い映画で今年も納まりました。
東京国際映画祭で鑑賞。登場人物の直線的なというか刹那的な心の動き、アクションと、水をめぐる伝承、物語の構成の組み合わせがいいなと思いながら観る。最後の2カットくらいはどうやって撮影したのかなと不思議で>>続きを読む
ユーロスペースで鑑賞。何だこいつらーという感じのあまり共感できるタイプではない仲間達が主演だったけど、時間が経つにつれて徐々に素直に生きてるだけのいい奴らなんだなと思える構成が素晴らしい。特にカラオケ>>続きを読む
高校生の頃に感情移入しながら観たなぁと思いつつ久しぶりに再見。
あらためて観てると、冒頭から背景の絵の密度と登場人物、群衆のそれぞれの何気ない動きが本当に素晴らしい。特に月島雫がお父さんの務める図書>>続きを読む
ブラッドリー・クーパーとかショーン・ペン等のベテラン勢の登場シーンがクレイジーで面白かったのはともかく(笑)、主演の2人がただ走るシーンがそれだけで感動的なのが本当に素晴らしかった。
ちょうどシネマヴェーラでジョン・フォードを観たばかりなのもあって、宮崎駿のジョン・フォードリスペクトを確認。
登場人物の背景に映る奇岩や奇石が圧倒的で素晴らしい。山の形もそうだけどこういうのって不思議と記憶に残るものだなぁと。
あっても良さそうなシーンが省略されていたり、ただショットが変わるだけで説明なく数>>続きを読む
クセのあるならず者パイロットたちが集まる設定が魅力的で楽しく見る。画面奥の大きな窓を飛行機がかすめて飛んで行ったり、雨が降ったり雪が舞ったりと季節・状況を描くのに豊かに使われていたのが印象的でした。
テレビを着けたらやってたので最後まで。このシリーズ好きでシネマヴェーラの特集上映に通って幾つか観たけど、この作品は未見でした。自由で最高だ。
ジブリの『紅の豚』の最後の殴り合いのシーンはジョン・フォ>>続きを読む
前作を知らなくても十分おもしろいけど、前作を知ってるとトニー・スコットオマージュも楽しめるのでおすすめ(アマプラにあり)。
編集のリズムとムードの緩急がエヴァでしたね(往年のファンは別の何かを思うのかもしれないですが)
素晴らしい。
常に歪み続ける自分の心を矯正するために定期的に観たくなる映画でした。
冒頭のショットや中盤の作中劇?的なシーンは溝口みたいだなと思ったけど、この頃のリヴェットは毎年溝口健二の映画を年間ベスト10に選んでたからそれはそうか。
冒頭からこの映画はどこに行くんだと頭を抱えながら見られて良かった。ジャック・ドゥミ的ミュージカルの中でイメージをガツンガツンと繋ぐ力強さよ。
これはこれで楽しめたけど何かウェス・アンダーソンがどんどん遠くに行ってしまうような感じが…(と言えるのも同時代の作家をリアルタイムで追う醍醐味か)
フレームの外に想像が広がるカメラと音が良かった。どのシーンも濃密で印象的でした。
これがマルチバース..
シネコンで観たのですがロビーに出るところで係の人が、「ロビーにはこれからご覧になる方がいらっしゃいますので、内容は話さないようお願いします」と言っててびっくり。苦情でもあった>>続きを読む
長い道のりを乗り越えて、一緒に遠くまで来たみたいだ。映画館を出た後に目に映る景色がいつもと違って見えるタイプの素晴らしい映画。
公開当時以来で観たと思うけど、水の波紋で恐竜の大きさを表現したり、足とか顔の部分のアップで恐竜の人間性(?)を表すのとか、スピルバーグは細かなところで気が利いてるなぁと改めて(恐竜は異常気象と同じくら>>続きを読む
映画を観ながら蒸気船ウィリーや周遊する蒸気船など思い出す(蒸気船と映画の相性の良さよ)。
ディズニーの女性やマイノリティを強く支える態度が映画の面白さにもなってるのが素晴らしい。