repulsionさんの映画レビュー・感想・評価

repulsion

repulsion

映画(27)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て(2018年製作の映画)

4.5

登場人物は画面に4人まで、全て合わせても劇中で6人くらいしか出てないから見やすく、ミステリーサスペンスとしても破綻もなく、ラストのオチは予想できる人は殆どいないだろう。40分の長回しを2回も使ってるの>>続きを読む

ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ジェリーバーキンス監督と水曜日のカンパネラのコムアイさんの舞台挨拶付きの上映で鑑賞したので、映画本編のネタバレが無いように記述しておきます。
コムアイさんは本当に監督の大ファンだそうでかなりよく見てい
>>続きを読む

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

4.0

福田監督らしいコメディ要素たっぷりの脚本とと恋愛物としてのバランスが抜群。少女漫画が原作のトレンディさだけの見てて恥ずかしいものでは無く大人が見ても楽しめる映画ですね。

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

5.0

公開初日の金曜日に3D吹替4DXで鑑賞しました。素子の自分探しの話にこじんまりまとまっているが映像が良いしお話も悪く無い。アクションも素晴らしい!ビルの屋上にいるスカヨハ演じる少佐の所まで、都会の街並>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

1.5

あらすじに惹かれて鑑賞したが、キャラクターの心情やお話の流れを描くのが下手。心に闇を抱えた人間の再生とはこんなもんか?それ以外にも所々、リアリティが無くてつまらん

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.0

短くまとまってて良い。ネタバレだけどラストの森田が昔の自分に戻って岡田に、声をかけたのが泣ける。解離性同一性障害だったのか、なんなのか。役者としてはよく知らない森田剛の芝居は良かった

グッドモーニングショー(2016年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストの時任三郎の台詞がこの映画に出てくる奴らを物語っている。
「低俗上等」
主人公ですら過去の傷みを乗り越えられなかったとの事か?
んでジャーナリズム精神放り投げて組織防衛に走る事を開き直ったワイド
>>続きを読む

クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

4.5

原田監督の魍魎のハコでのプリプロからポスプロまで、ディティールまで拘ったつくりは本当に凄い。この作品は珍しく原作と映像化された作品が同等に面白く、そして強烈な作品。理路整然と揃えられたリアリティの>>続きを読む

イン・ザ・ベッドルーム(2001年製作の映画)

4.2

他のレビューをみていてもやはり思うのですがまずどんな博識を並べ立てて説得力を持たせようが、厳密に言えば間違な言葉を使いで理論的に破綻している所があり、権威的な人間が言っていようが、所詮は趣味嗜好、つま>>続きを読む

誰が電気自動車を殺したか?(2006年製作の映画)

4.5

WOWOWにて半年前に鑑賞。電気自動車の存在自体知らなかったペーパードライバーの私にはなぜエコロジカルな自動車が無くなったのか興味深かかったです。いろんな人に見ていただきたい。 
なぜガソリンを使わず
>>続きを読む

フィクサー(2007年製作の映画)

5.0

シナリオ対訳本が出ていたのを知らなかった。バーンアフターリーディングを劇場で観賞して(つまらなかった)販売していたのを見つけ即購入。DVDに英語字幕がないので重宝します。大好きな作品だけに脚本家の独占>>続きを読む

攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D(2011年製作の映画)

5.0

この作品に触れるには執筆醸造期間がいるのでとりあえずず書いておくとまず・・・面白い! 
TVシリーズも勧めたいが。現代社会の問題を反映した極上の社会派サスペンス。二万を超える児童誘拐、虐待、テロリスト
>>続きを読む

ビッグ・リバー(2006年製作の映画)

4.1

男の身勝手さとロマンティシズム女の薄情さとリアリズム 

まず始めにこれは初日舞台挨拶と船橋監督と 

黒澤清の対談の回と二回見た、 

バンダイビジュアルさん、初日部代挨拶 

の映像を特典で入れて
>>続きを読む

ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

5.0

ホテルルワンダ、キングダム 見えざる敵などアフリカの現状を垣間見れる見なければいけない啓蒙映画。 
行動的でアクティブで外交問題の影を追う妻テッサとは対照的な温厚な夫との愛の物語でもある。中盤テッサの
>>続きを読む

しあわせな孤独(2002年製作の映画)

3.6

大雑把にいうとデンマークの文化や国民性をある程度認識していないと、何もかもが半端にしか理解できません。CSにて鑑賞。題名がしあわせな孤独となっていてイントロが恋人の男性が突然の事故にあいそれをとりまく>>続きを読む

ロード・トゥ・パーディション(2002年製作の映画)

5.0

これはすごくシンプルな構成のお話です。30年代初頭のマフィアのボス(今は亡き名優ポールニューマン)、その息子(ダニエルグレイブ)が根性の曲がったやつで、つまらない嫉妬から幹部の一人で(トムハンクス演じ>>続きを読む

プロヴァンスの贈りもの(2006年製作の映画)

4.5

ラッセルクロウ×リドリースコットの秀作。ラッセルクロウがカッコいい。舞台はカンヌ国際映画祭で有名な南フランスのコートダジュールのプロヴァンス。 
ロンドンでのやり手の証券マンが遺産相続のため田舎に戻
>>続きを読む

闇の子供たち(2008年製作の映画)

3.0

これは原作を脚色しすぎている。作りても作り方も違うから比較する事もないのだが原作は読むべきだ。ショッキングな内容だが知るべき現実がそこにはある。初日舞台挨拶にわざわざかけつたのだが、作品の内容とシネマ>>続きを読む

キングダム見えざる敵(2007年製作の映画)

5.0

チープなタイトルのせいで無視していたが観てみたらとんでもない大好きな社会派サスペンス。マイケルマンが関わっているからかインサイダーを思い出す情報量とテロに対する強烈なメッセージ性と娯楽性とインテリジェ>>続きを読む

ハリウッドランド(2006年製作の映画)

4.0

実話に基づいた映画。1959年、まだハリウッドがハリウッドランドと呼ばれていた時代に起こった当時スーパーマンを演じていた俳優の死を追求するサスペンス。というより人間ドラマ。 
スターの自殺の真相を探
>>続きを読む

ヒラリー・スワンク IN レッド・ダスト(2004年製作の映画)

4.0

まずタイトルにヒラリースワンクIN なんて商業目的のキャッチコピーはいらない。WOWOWにて鑑賞した際そんなタイトルはついてなかった。ホテルルワンダやナイロビの蜂以来だっけなアフリカの歴史を視聴者にメ>>続きを読む

4ヶ月、3週と2日(2007年製作の映画)

4.0

2007年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品。 
1987年独裁政権、恐怖政治直下のルーマニアが舞台。胎児中絶が重罪とされていた時代に中絶を行おうとする女の子とそのルームメイトである主人公が闇医者に
>>続きを読む

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

4.0

アカデミー賞脚本賞受賞ということで期待してみたせいでイマイチ。しかし普通に観る分には存分に楽しめるテンポのよさとウィットに富んだ台詞。ストーリーは16歳で妊娠してしまって新聞で見つけた養子募集の家庭に>>続きを読む

アンフェア the end(2015年製作の映画)

1.0

フジテレビは映画は作らないで下さい。ドラマは良く出来ていた。復讐という一本筋のあるテーマに意外性のある展開と巧みな話の構成が見事でミステリー、サスペンスとしては見せ方が上手かった。
しかし映画となると
>>続きを読む

天国までの百マイル(2000年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

母親を救う事で自らも再生するという構成と哀愁漂う音楽が見事

ジャケットからしてシャーシャンクの空になんかを思い起こせる希望と再生の話。人生に草臥れた男が周囲の反対を押し切って、行政や破産した経済状況
>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

5.0

十代に公開から3年後くらいに見て、その魂の救済の話に涙した。主要人物のどのキャラにもシンパシーを感じ普遍的で多くの人が共感出来るだろう。心の友はそう簡単に出来ないだろうが、この映画が心の友に出会うまで>>続きを読む

スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

5.0

スパイという特殊な仕事を描いており情報量も多いので一度見ただけではわかりづらい部分もありますが、極上のサスペンスヒューマンドラマです。理想主義の熱血漢的な役をブラピが、冷徹なベテランスパイをロバレが、>>続きを読む