せさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

恋愛適齢期(2003年製作の映画)

4.0

教科書通りのラブコメ。

出会うが気が合わない、思いがけなく恋に落ちる。
しかし一転。2人はスレ違い、窮地に陥る。追いかけて逃げられて。
一発逆転をかけた大チャンスが訪れる。
結果はいかに、、、
とい
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.0

久しぶりに人が死なない映画をみた気がする。

働き詰めの娘に"トニ・エルドマン"に扮して人生のコーチングを行う父、ヴィンフリート。

東京物語のように、子を訪ねてきた親を疎かにしてしまうような序盤に少
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ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.5

ストーリーはいたってシンプル。

ヴェネチア、LAの街並み。
ミニ・クーパー、車。ハッキング。
金の延べ棒。
セクシーなシャーリーズ・セロン。
男心擽ぐる要素が勢揃い。

豪華なキャストが送るMini
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.5

もし、今から30年間深く眠り、30年後目覚めたら?
自分に置き換えると想像を絶する。
生きる喜びを感じることの難しさを感じさせられました…

医師と患者の関係を超えた友情。
「学べ!私のために!」
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

愛は狂気であり凶器。

いつも誰か死ぬ。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.0

美に取り憑かれるおじさんことアッシェンバッハ。病気です。
理解を超越した彼の執着には唖然失笑してしまいました、ヴィスコンティさんすいません。

しかしながら、ビョルン・アンドレセンの美しさは本物。

あこがれ(1958年製作の映画)

-

リュミエール兄弟の『水をかけられた散水夫』に対する映画的引用。

コクトーへのオマージュ。

トリュフォーのエスプリが凝縮された短編。

月世界旅行(1902年製作の映画)

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映画史に燦然と輝く、トリック撮影における「種の起源」的珠玉の一本。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

典型的な天才が描かれる。
頭脳明晰な一方で社会性が欠如してるよくあるイヤな人間として描かれていました。
だけれども彼は何も悪くない。
何て生きにくい時代だったんでしょう、彼は強かった。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.5

観終わった後25年以上かかってんじゃん!
ってツッコミ入れたくなりました。

主人公にとっては、そんな単純なものじゃ無いですよね、反省。

あと行方不明になる子供多過ぎてインドって国は怖い。どうにかな
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

5.0

事前知識は上映時間3時間56分とだけで挑みました。
鑑賞中、正直時計を数回確認してしまいました。ですが、退屈だった訳ではない!←大事
タイトルの意味が分かった途端、全身に電気が走ったように衝撃でした。
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

職員たち、悪

「善く生きる」ってなんだっけ??
考えさせられますね…

眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

3.0

100%富裕層向け映画。
イギリス英語の発音が美し過ぎた。
そして最後の眺めはとてもよい、、
ただ、中盤の話の運びが緩慢としていてつまらなかったです。

しかし、20世紀前半に生きるアリストクラティッ
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理由なき反抗(1955年製作の映画)

4.0

思春期、若さの美しさを感じました。

赤いブルゾンと白Tにブルーデニムの組み合わせ。誰もがジェームズ・ディーンを連想し、そのイメージは現在にも脈々と受け継がれている。
そんなアイコンを生み出し
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

3.5

"モダン" "ミッドセンチュリー"
こういった単語を想起させる映画。
サイレント映画に通ずるような装置の仕掛け満載の笑いかまある
大笑いというより、苦笑の連続。思わずクスッとなるような滑稽さがあ
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

3.5

パリジェンヌと田舎娘の女の子2人の冒険は言えないような日常をコミカルに描いており、面白かったです。

満月の夜(1984年製作の映画)

3.0

男女関係における自由の難しさ。
男女の一方的な友情関係を4ヶ月の出来事になぞらえて人物達の感情の変化という視点で描く。
女のわがまま。
オクターヴの厚かましさ。
グレーに塗られた部屋っ
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緑の光線(1986年製作の映画)

3.5

孤独をこじらせすぎた主人公デルフィーヌ。彼女のバカンスはおんなじ事の繰り返し。何処へ行こうと、先々で考えることは同じ。誰といようと常に孤独が付き纏う。純粋に楽しめない。いつまで経っても憂鬱過ぎる休>>続きを読む

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.0

授業で途中まで観たことがありましたが新文芸坐ANにて漸く最後まで観ることができました。。

バカンスの一悶着。男女を巡るコメディ。登場人物達のキャラが明快でわかり易く面白かったです。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

5.0

映画っていいな!
まさに映画は「夢工場」

脚本・演出・映像・衣装。オール5☆

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

2.5

豪華キャストによる会話劇。

家族のミスコミュニケーションを描く。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

残念ながら世の中そんなに甘くない。

理想と現実の狭間から裁判を起こし闘った2人のゲイのカップル。彼等は、障害を持つ子供の面倒を見ようと一念発起するものの、偏見、差別、権力といった下賤なものが2人
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