AOIさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

イコライザー(2014年製作の映画)

3.6

かっこいい!

アクション、ストーリー、音楽がベストマッチ。
複雑すぎない、でも単純すぎもしない展開がちょうどいい。

うん。面白かった。はい。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

やっぱりティモシー・シャラメが大好き。

ストーリーは超王道のアリストテレス的構造。
老若男女を問わずわかりやすくて親しみやすいストーリー。
非の打ち所がないですわ。

予算がたくさんあるだろうし、シ
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ヤマドンガ(2007年製作の映画)

3.3

これはひどい笑笑
ラージャマウリ監督作品です。
めちゃくちゃコメディ。
最近見たインド映画の中でもダントツでダンスシーンが多い。

CG、セット、カメラワーク、ストーリー、設定、演技、衣装、編集、効果
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ファーザー・クリスマス(1991年製作の映画)

3.9

メリークリスマス!
ということでこの作品を。
短編映画ですね。30分

サンタさんはクリスマス以外の日は何をやってんの?っていう話です。

絵本作家レイモンド・ブリッグズの「寒がりのサンタ」と「サンタ
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.0

さっき胸糞悪い映画みたから、お口直しにGODZILLA見た。

ハリウッドだからやっぱり金がかかってるな。
大規模で大迫力。

前半は面白いなーって思ってたけど、後半はバトルの繰り返し。
単調で盛り上
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ザ・スチューデント(2016年製作の映画)

3.0

胸糞悪い!こんなに胸糞悪いのは久しぶりだぞ。
土曜日の朝から勘弁してくれ。まあ見た自分が悪い。

ロシア映画でございます。
数々の賞をとっている本作。
カンヌでも「ある視点」部門で上映されるほどの作品
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.5

レナード・バーンスタインの伝記映画でありながら、ラブストーリーでもある。
監督、脚本、制作、主演を兼任しているブラッドリー・クーパー。
最初は白黒で始まり、カラーになり、アスペクト比が変わってエンドロ
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.6

結婚式前日にマンホールに落ちるという話。

国産のワンシチュエーションもの。
そのネタバラシはずるいよねー。
わかるわけないもん。

マンホールという狭い場所でも、ラストまで飽きなかった。
マンホール
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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

4.5

ジャケットのインパクトがすごくて公開前から気になってた作品。
やっと見れた!

普段から3人の女子にいじめられてる主人公。ある時プールでその3人が誘拐されるところを目撃する。さあ主人公はどうするでしょ
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

4.0

事務所に届いた心霊系の映像を工藤D、市川、田代の3人が検証していくフェイクドキュメンタリー。第3弾は人喰い河童の確保です。

第1弾『戦慄怪奇ファイル〜口裂け女』の工藤Dに対しては、パワハラ気質な部分
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.2

全然世代じゃないからミュータント・タートルズ初めて見た。
良い評判は聞いてたから期待してた。
しっかり面白いじゃないか!

クレヨンみたいな手書き感のある映像。すごく良かった!
赤ちゃんの頃は可愛かっ
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.0

アキ・カウリスマキの労働者三部作の第1作。
底辺の労働者が人間として成長・回復する物語。

無機的な色彩と、動きの少ないカメラワーク。
古き良き映画の雰囲気を出しながらも、現代的にアップデートしている
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

4.5

やっと見れた!
めちゃくちゃ期待してたけど、しっかりそのハードルを超えてきてくれた!

タイトルの通り、コカインを食べた熊の話ですよ。

冒頭で熊に関する情報が出てくるが、出典元がWikipediaな
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東京物語 4Kデジタル修復版(1953年製作の映画)

4.7

小津安二郎の紀子三部作の3作目。

初めて小津安二郎作品を見た。
これがうわさの「小津調」ですか。すげぇ。
家族の絆や死、人生について冷静に伝えてくる感じがいいね。

本当に下駄を履いてる時代があった
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17クラブ(2022年製作の映画)

3.4

短編映画
22分
インディーズ映画
那須ショートフィルムフェスティバル2022 グランプリ受賞作品


高校生の七色(17)は、人混みが原因で駅の階段から落ちてしまう。その瞬間「1秒だけタイムリープ」
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雨あがれ(2013年製作の映画)

3.5

〜SAMANSAの短編紹介〜
14分
インドネシアの小さな村で暮らす少女。雨季に差し掛かり、毎日雨が降り続いている。そして気分が浮かない彼女は何を思ったのか、赤の他人の下着を盗み始める。いったい彼女の
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僕が大人になった方法(2017年製作の映画)

3.8

〜SAMANSAの短編映画紹介〜
8分
なぜか元カノの誕生日パーティーに来たドリュー。今では自律した起業家と交際している元カノを見ていると、自分の人生はいまだにだらしない大学生みたいであることに気づく
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ホールディング:絶望男女の最強タッグ(2018年製作の映画)

3.5

〜SAMNSAの短編映画紹介〜
9分
自殺コールセンターに電話した男だったがなんと忙しいという理由で保留にされてしまう。そんな時、ふと横を見ると自分と全く同じ状況の女性が...

あらすじだけ読んで重
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ストーリー・オブ・フィルム エピソード2. アメリカ映画の功績、そして反抗(2011年製作の映画)

4.0

映画史のドキュメンタリー作品。
エピソード2の今回は1910年代末〜1920年代末の歴史です。
ハリウッドの話で、喜劇映画の三大巨匠キートン、チャップリン、ハロルド・ロイドがメイン。
そんな煌びやかな
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プシュパ 覚醒(2021年製作の映画)

4.5

『ランガスタラム』のスクマール監督。
彼の描く主人公像はすごい。
コンプレックスを抱えながらも、成り上がる。
ラストも『ランガスタラム』と同様に、主人公の信念が勝つ。

178分で完結するかと思ったら
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ストーリー・オブ・フィルム エピソード1. 映画の誕生(2011年製作の映画)

5.0

マーク・カズンズによる「映画の歴史」のドキュメンタリー映画。
映画誕生から現在に至るまでの歴史を約1000本の作品を取り上げながら全15エピソードで追う。
そしてエピソード1の今回は、映画が誕生してか
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サーホー(2019年製作の映画)

3.0

インド映画!
タイトルが出るまではすごく良かった。
アクションも良かった。規模も大きかった。
だけど、中盤から最後までは「期待してたのはそっちじゃない」をずっとやってくれた。
脚本に捻りがないわけじゃ
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ザ・ドールメーカー(2017年製作の映画)

3.9

〜SAMNSAの短編映画紹介〜
10分
不慮の事故で息子を失い、絶望に淵に立つ夫婦。そんな彼らに、人形に亡き人の魂を宿らせることができるという男が現れる。

後半で見事に裏切られた!
これこそ短編映画
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ロックダウン(2016年製作の映画)

3.5

〜SAMNSAの短編映画紹介〜
14分
高校で誰とも打ち解けず、周りから冷ややかな目で見られていた青年ジュリアン。しかし突然、校内で銃声と共に「ロックダウン」のアナウンスが流れ始める。本当に起こった銃
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ザ・カメラマン(2016年製作の映画)

4.5

〜SAMNSAの短編映画紹介〜
16分
バンクーバー短編映画祭:最優秀賞
バンクーバー国際映画祭:ノミネート
釜山国際映画祭:ノミネート

父親の病気が進行し、家族が壊れ始めていた。長男のフランシスと
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ランガスタラム(2018年製作の映画)

4.5

174分の超大作。
主演が同じラーム・チャランだからどうしても『RRR』と比べてしまう。
インドでの公開順でいえば『ランガスタラム』の方が先らしい。

『RRR』よりもストーリー性重視。
もちろんアク
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暗殺者の家(1934年製作の映画)

3.9

サブスクで見れるヒッチコックの1番古い作品。

当時の技術でよくここまでの銃撃戦を撮れたな!
説明的なセリフが少ない。
役者の細かい仕草や、カメラワークなどの演出で緊迫感が増している。

とても興味深
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.5

キャラクターに魅力を感じない。
すなわち没入感がない。
マジックがメインの映画だから、それぞれのキャラクターの深堀りが無いに等しい。
メインキャラクターが多いが故の誤算。
そこを派手なマジックで誤魔化
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

ヴィーガンの人肉を精肉店で売ったら大好評だったという、とんでもなく皮肉が効いたストーリー。

ブラックユーモアたっぷりの演出。
ヴィーガンを殺すためなら、ありとあらゆる手段を使う。
全体的にほどよい安
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.8

キューブリック初鑑賞!
暴力とセックスという欲望にまみれたアレックスと、その後徹底的に管理されている欲望と真逆の社会を描く。
とても皮肉が効いていて面白い。

視覚的にも面白く大満足。
早送りやスロー
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あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

4.5

北野武3作目の作品。
サーフィン映画。

タイトルが素晴らしい。
耳が聞こえず、常に無表情のふたり。
だからこそ、たまに出る笑顔に見てるこっちもつられてしまう。

秀でた才能はないが、ひたすら波に乗り
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ザ・グリード(1998年製作の映画)

3.7

アメリカからBlu-ray取り寄せた。
B級映画の金字塔。
確かにB級映画らしく、巨大生物が全然出てこなかったり、脚本に捻りがなく薄っぺらい内容だったり、その他にもたくさんのツッコミどころはあった。
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食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

4.3

ずっと見たかったやつ!『グリーン・インフェルノ』の元ネタ。
焼却を命じられたフィルムが流出されたという設定のモキュメンタリー。

勝手に今まで、ただただ人肉を食べる作品だと思ってたけど全然違った!
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(2023年製作の映画)

4.6

北野武最新作。

本能寺の変だから、良くも悪くも北野武演じる秀吉は死とは無縁の人物なんですよ。
今までの北野武は、死と近い人物を演じることが多かったしそういう脚本だったから、北野武作品を期待して見ると
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ナポレオン(2023年製作の映画)

4.0

記念すべき300本目!

リドリー・スコット監督の最新作!
158分だけど面白かった。
長いという意見が多いけれど、冷酷非道でカリスマ性のある皇帝ナポレオンと、妻の前では感情むき出しのナポレオンをしっ
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

4.7

北野武作品。
笑いと切なさのバランスが神!

邦画のお笑いは滑ってる作品が多いが、北野武作品のお笑いは面白い。さすがビートたけし。 

人間の温かさの描き方が素敵。
菊次郎と正男は、お互いがお互いに良
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