staysweetさんの映画レビュー・感想・評価

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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

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昔ほどスカしてない、けど程よくドライなソフィア作品。画面のかわいさよりも人のかわいさが感じられる。それにしても、ショボくれおやじ役ばかりやってきたビル・マーレイをプレイボーイに据えるとは。どこ行っても>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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これは好き嫌いがかなり分かれそう…観るかどうかの判断として、情報をふたつ提示したい。


・これはミステリーではない
・犬は死なない(苦しむとこはあり)



あとはネタバレと言うほどでもない断片的な
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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デルトロ的SF風味おとぎ話×ビョークやフリーダ・カーロのような苛烈さ。シェイプ オブ ウォーターのような抑えた色調かと思いきや、石岡瑛子を少し思い出させられる構築的な衣装は明るい暖色で主人公ベラを包む>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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※いつものようにそこまでじゃないネタバレを書くけどこれについては情報なさすぎるので、パッと目に入るところは本当に内容に触れないことを書く。

先日「リバー、流れないでよ」について、演劇慣れしてるかどう
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

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シリーズは見届ける必要があったので観た。
ラストは´ᴗ`となるのでまあヨカッタネなんだけど、100%でインディ満喫できたかというとそうでもないな。もっと単純でいいのに007ぽい詰め込みを感じるようだっ
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おそ松さん ヒピポ族と輝く果実(2022年製作の映画)

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テレビ的なクオリティでテンポも悪くて残念…
エンディングとか途中の描き方に労力削ってる感があったんだけど、予算なかったの?パースがいろいろひどいのも、もしかしてスタッフの質の話なの??

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

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マーベルはいまから観る気が起きないので、こっちなら大丈夫カナーと思って。
王者王道マーベルのカウンターという自覚があってかなくてか、正攻法ではない乱暴さ?めちゃくちゃさ?があっていいですな。ヒーローも
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

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新作が映画館でやってるのを観ようと思っての事前学習。ていうか最初の3作はとくにつながりがないと思ってたけど(あてにならない記憶)今作からやたら設定活かしてくるのね。特に3作目観てないとよろしくないね>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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ループすると分かってたので数えながら観た笑
(36回だった)
もし舞台系のコンテンツに慣れてなくて映画的なものを求める人ならちょっと粗く、またはチャチく見えるところがあるかも。繰り返して繰り返してズラ
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怪物(2023年製作の映画)

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始まって、「そういえば羅生門形式だったか、そういうのひさしぶりだな」と感じた。でもそういうのでもなかった。もはや邦画のいちジャンルと錯覚しそうな、多視点で時間や犯人をあぶり出していくようなものではなか>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

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凄かった。
中途半端なあらすじや煽りコピーからこれが伝わるわけがない、ただアロノフスキーを信じて観るのが正解。

重苦しさはあるけど陰鬱にならず、みんな辛い過去はあるけど絶望はなく。それは悪人がいない
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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全然わからんかった!!笑
戯曲かなにかなのかな??

なんでこれをこんなに丁寧に撮ろうと思ったのか私にはわからないけど、演技や絵作りや世界観がすごい、つまり映画としての質が高いのであろうことはわかる。
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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・不条理系にありがちな「ここで終わるのォ?!」をスピルバーグで観るとは
・話が長いスピルバーグおじさんのほう(の、途中まで)
・作りたかったんだね!いいとおもう!👍
・アメリカン・グラフィティofジュ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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体験としては良いと思う。漫画版クライマックスの山王戦+回想など。観てたら記憶の底からキャラの特徴や名前が掘り起こされたもんね。
でもこれはやはり漫画を主軸としたスラムダンクという作品の1パートでしかな
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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君の名はと天気の子よりは見やすかった。
どれも一定水準を満たしていることには変わらないけど、すずめは全二作よりは年端も行かないメインキャラの境遇のどうにもならなさが比較的低かったのと、よりエンタメ感が
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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うーん渋い!「スポットライト」くらい渋い。
渋い映画は良いのだけど、記憶に残りづらい…
冒頭にちらりとFOXの話が出てくるが、それを扱った「スキャンダル」のほうが幾分ドラマティックかな。名画座でスキャ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

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感想覚え書きなので参考になるレビューとかではないです※

小さな町のローカルな日常が誰にでも通じる共感を呼ぶ。何者でもない人間の生活を垣間見て、それぞれにand the life goes onがある
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

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宣伝はたくさん見たけどいまいち中身がわからなかった。
3Dアニメーションの出来としては海外大手勢と比べても遜色ないと思う。アーヤの可愛くなさの表現はもうちょっと抑えてもいいけど…

全体のバランスと世
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

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この作品らしい普通にいい話なんだけど、
いつものように説得力と作り込みは薄く、
構成はちょっと冗長かなーーー

日常を見せるテレビシリーズのリズムのままでやっちゃってるのかなあ。
そんなのんびりなら、
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

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うーーーんいい評価が多いようだけど自分にはイマイチ…
ツイッターで漫画を見かけたことがあって、それは評論かオリジナル付近でコミケやコミティアに長くいる人が描いたもの、という印象だった。トーンや内容、題
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

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ずっと観てなかったのを金ローでやっと観た。
こんなにつらい話だったとは。

つらい。うつくしい。シンプル。つらい。

2回あった、雨と雪目線で山を駆けるシーンの臨場感はとくに良かったなあ。

アラジン(2019年製作の映画)

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金ローで若干片手間に観た感じ。
なので記録しなくてもよかったんだけど、覚え書き。

ちょうどアラジンはどこの国や文化をミックスしたんだろう、中東のようでいてそれなら女性の肌見せはありえないし、うーんで
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

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かわいかった。
ビジュアルよりも下世話めなトーンの中で、シャレが効いてていい意味で楽しく軽く観れる。
こういうボニー&クライド、カート&コートニーもいるかもしんない。

ループゆえの繰り返しもくどくな
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

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せつない。いや、あたたかさも希望もあるんだけど、不器用で、つらくて、ままならない。

役所広司、すげーのに、そのオーラが出てない、きっちり時代に置いてかれたおっさんがそこにいる。品があるとも見せないけ
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Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

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定番の旧作をいまだに観てないんだけど、北野作品は自分には合わない気がする…

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