staysweetさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ビバリウム(2019年製作の映画)

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マグリットや海外児童文学を思わせるビジュアルに惹かれたものの、その要素はそこまでなかった。もっとがっつりデザインフェティッシュに(個人的にツボなもんで…)してくれてもよかった。スチルを使ってないほうの>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

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これを書きに来て「アクション/コメディ」の表記を見て「だよねー!」となった。
ガンカタへのこだわりまではなくジョン・ウイックが好きな人にはオススメかもしれん。
死亡遊戯とかジョン・ウーなんかもこの監督
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私は確信する(2018年製作の映画)

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素人のはずのシングルマザーが奮闘するという意味では、エリン・ブロコビッチに共通するものがある。ヤルねえ!というのが好きならオススメできる。でもこちらの方は多少暗めというかシリアス。スッキリするのを期待>>続きを読む

ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

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もう飽きてるので観ながら書く笑

監督が(ララランドの影響もあり)ミュージカルやってみたかった、というのがとてもダメな方に働いているなと思う。あまり福田作品知らないのだけど、他のもこんなテンポ悪いの?
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

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金ローの3週連続放映を観てたけど、アタマを逃したのが気になってしまったのでやめて配信で視聴。

序、破、と感想というよりは個人的なエヴァ経験を書きつけているだけだけど、繰り返しになるけど、TVシリーズ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

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テレビ版履修者はここから大きく突き放されるわけですね…!

惣流じゃないしマリ誰だしカヲルくんまだやし。
そうか…マギの乗っ取りやLCLに溶けちゃう話はないのか…アスカのママの話もない…養殖レイもいな
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

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テレビシリーズはリアルタイムだったけどその後映画2作くらいで離れてたら、そもそものテレビシリーズが改編されたり人の名前が変わったりしてたという…

序は話としてはほとんど変わらないのね。
アンビリカル
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

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たのしかった。

オチというか大ネタとしては、そんなうまくはいかなくない???と思っちゃうけど、まあこの映画の軽妙さでなら許されるってもんかな、と思えるのでよし。

中井貴一にすごく興味がある訳ではな
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

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テレビシリーズは観たのでどうしようかなと思っていたら、ほほうと思う人が複数褒めていたので観に行った。
テレビで出てこなかったことに答え(?)が出るのはいいんだけど、この作品らしいお話なのはいいんだけど
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

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トレイラーで観て「あ、これは観る」と決めたので逆に情報を取らないまま、時間に遅れてバタバタと入って、あ、あらすじなんだっけ…と観始めることになってしまった。

…メインは4人なんじゃなかったっけ…なん
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ノッティングヒルの洋菓子店(2020年製作の映画)

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小粒。好感は持てるがそんなに深さもない。
とはいえ薄っぺらく感じられるわけでもないのは技量なのか誠意なのか。

予告にも見られる郷土のお菓子は単に流れのひとつで、メニューにバリエーションが!これがヒッ
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NETFLIX 世界征服の野望(2019年製作の映画)

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要注意なのは、“今”のNetflixについての話はほとんど出てこないこと。どっちかというと、「Amazonはガレージから始まった」系の話が滔々と続く。創業秘話は好きだけど、今!のNetflixが勃興し>>続きを読む

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

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あかん。久々に映画館で睡魔と戦った。ほぼほぼ負けてた。

自分の体調のせいだったんだろうか?
予告を観て、これはかわいいやつだ!(やさぐれた聖職者とか)と思って出かけたものの、長回しで、つらたんな人た
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

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佳作小品といったところ。
映画一本分観た!というほどの密度はないけど、フツーにいい話。

予告編から受けた印象ほどには、料理やそれを教わったり体得するシーンはない。
彼らの日常として当たり前に描かれる
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

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原題のDanish girlは、ひとりからふたりになったそれ、または新しく“うまれた”それを指すのだろうけど
邦題の『リリーのすべて』はFinally I'm entirely myselfというとこ
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

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やっとみた。
よくこれを前もって推測できたなと思うと同時に、2020年のいま観るとあまりにも「うん、そうなるよね」でもある。
いまやればまた全然違う作り方をするのだろう。とくにラスト、ネタ明かしはする
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

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ついにアジアがここまでーー!という話題を公開時に小耳に挟んでいたので、そこから受けてた印象は実際に観たらまた違った。

別に白人や黒人でやっても、そことの組み合わせでやってもいいストーリーをアジア人オ
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

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上手く言葉に出来ないけれど、アルモドバルはやっぱり好きだ。
筋が一本通っているというよりは、様々な要素が散りばめられていて(自伝的ということで尚更そうなのかも)「効率がいい」とは言えない彼のストーリー
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サンダーロード(2018年製作の映画)

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生きるのに不器用な人を見るのが苦手な人には勧めない。
こういうときはなんとなくバッファロー'66を思い出すのだけど、不器用なひとたちがあがきながら日々を送るのを、割と淡々と捉える。実際長回しがとても多
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

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他の人が言うほど衝撃!てほどでもなかったけど、実直でよかったです。

洋画やドラマだと、警察、探偵、スパイ、保険屋、弁護士などの境目が薄いというか、みんな謎解きしてスリラーになってみたいなとこあるけど
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

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どうしたジャームッシュ????
と思ったけどそう言えばジャームッシュ観たことなかったわ笑 こういう人だっけ…?
ヴァンパイアからのゾンビで、いったいなんの流れがこの人の中にあるのやら。

映画好きなら
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君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

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やっぱりなろう系とかラノベ系とかの文脈にあるやつは合わんなと再確認することになった。

リアルでもこういう物語はそこかしこにあるのだろう。そして、似た出来事でも、ジュブナイルにも純文学にも、明るくも暗
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

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アメリカ産じゃない戦争映画をあまり観る機会がなかったよねと気付かされる。
マッチョイズムでも俗なジョークをゲラゲラ笑いながら飛ばすのでもない軍隊。ターバンの人が普通に混じっている軍隊。

ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「リーマン・トリロジー」(2019年製作の映画)

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演劇の、舞台の自由さにはかなわないなあと思わされることがある。
そしてそれを時々思い出させられる作品に出会うのを、幸福なことだと思う。