らうらさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

らうら

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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無事戸締まりました🚪
愛し愛され生かされている。
そんなことを感じて、有り難みとあたたかさと切なさと孤独感が押し寄せた。
今がどんなに辛くても、未来の私は前を向いて笑っている。そんな希望の光を見たと同
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

私も続けようと思います。

主人公のセリフがほぼないので内的な葛藤がより直に伝わってくるような感覚でこちらまで心ぐちゃぐちゃ苦しくなった。
私事ですがギターのお師匠を先日突然亡くしたこともあって余計に
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

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ああ、やっとスクリーンで観れた。
幸せな時間でした。

美しく脆く歪で強い。
言語を超えた何かを強く感じさせる。
架空の都市で架空の言語なのに
自然とどんどん引き込まれていく不思議。

アイデンティテ
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

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生きる事に貪欲でありたい。
ふと死の誘惑に苛まれることがあるけれど
生きて生きて、
意味なんてわからなくても生きて、大切な人を大切にして愛していきたい。
生きているのは当たり前じゃない。

未来にちゃ
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ホテル・シュヴァリエ(2007年製作の映画)

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黄色系で統一された色彩、女性が入ってくることでまた新たな色が入ってくる(歯ブラシなどの青系)画面作りがまず素敵。
これからダージリン急行観ます。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.0

自分の両親や愛情をくれた人たちのことを思い出して涙した。
「旅立ちの日に」この曲はいつ聴いても泣かされる。青春の煌めきとその時期はほんの一瞬であるという儚さ。
3人の父親ってマンマミーヤみたい(笑)
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お早よう(1959年製作の映画)

4.8

子供達に沢山沢山笑かされました。
無駄なことばっかり言って大事なことを言えない大人にもクスッと。
こんな風にこんな所から撮るの?!色彩綺麗!画作りが美しくて見惚れていました。
小津先生のユーモアが炸裂
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ビルマの竪琴 第二部(1956年製作の映画)

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戦争の傷跡は大きすぎる。
同胞たちの屍を置いてゆけない、その負い目や戦争の犠牲者たちの無念さを背負ってビルマに残ると決心した強い意志や、その裏で仲間や祖国を想い葛藤する苦しみが無言のうちの涙や後ろ姿が
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細雪 ささめゆき(1983年製作の映画)

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最後ほろっとしちゃった。
美しいとにかく美しい。
こういう、静かだけれどうちに秘めたる強さのある女性らしさに憧れる。

食草園が誘う昆虫と植物のかけひきの妙(2022年製作の映画)

2.0

昆虫たちの生態を知ることで生きる上で大切なことが見えてきた気がする。

ドキュメンタリー映画であるということだが、編集や演出が素人感溢れていて身内の自己満足感で留まっているようで勿体なかった。

耳をすませば(2022年製作の映画)

3.3

会いたい人に会いに行く勇気をもらいました。今月会いに行きます。

美術が美しく、またピュアな世界観に癒された。
ただ最後色々無理矢理綺麗にまとめた感があって残念だった。愛で片付けるにはちょっと時間が足
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

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色んな愛の形。共感できるものもあれば、えー絶対これ幸せになれないじゃんやめとけよぉと思うものも。
最後の最後本当に超越して泣き笑い。
私は趣里ちゃんと千葉さんペア推し。
苦しいけれどだからこそのシーン
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

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綺麗。特に女性たちが美しい。
独特の不気味さがそれに相まって
この世界観は唯一無二だなぁ。
職人技。
遺産相続問題、人間の本性が出てくるというか醜さと誰かを想う気持ちまでもが色々見えてきて興味深い。

夏至物語(1992年製作の映画)

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初期作品全8作鑑賞。
割と好き放題に、予算もそこまで多くない中試行錯誤してみんなで作ってるものが多いのだろう、熱を感じた。

オムレツの子供たちの大人じみた会話が面白すぎた。
確かに子供の方が大人だっ
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ゴーストスープ(1992年製作の映画)

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恋愛物じゃないクリスマスのストーリー。
子供の頃、クリスマスってサンタさんというファンタジックな世界線と交わることのできる特別な日だと思っていたけれど
そんな気分になった。
正直ちょっと大袈裟なお芝居
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市川崑物語(2006年製作の映画)

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一冊の本を読んでいるかのような
こんなドキュメンタリー初めて。
文章も音楽も好きだったし、映像資料も色々観れて面白かった。
映画黄金期、憧れの世界。
ひとりの魅力的な人の人生を追っていくとこんなにもド
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チィファの手紙(2018年製作の映画)

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青春時代は夢を自由に見られる特別な時間。そこにはもう戻れない寂しさを感じて涙した。
けれどその時の想いは今でも生き続けているような、蓋をしてしっかり大切に仕舞われているような。
美しい幻想的な世界観の
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.9

泣いちゃった。
途中までは切なくて、最後は嬉しくて。
好きな人と結ばれるのはこんなにも素敵なことなんだ。
セリフにいちいちセンスを感じた。
笑って泣けて、最後は胸が熱くなりながら幸せな気持ちになれる映
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八月の濡れた砂(1971年製作の映画)

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二本立てで出会えた映画。
個人的に性的描写が苦手なのと男尊女卑を強く感じてしまい正直好みの映画とは言い難いが、
当時の時代感や若者たちのやるせなさ気怠さを体感できるような演出で
力のある映画であるのは
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けんかえれじい(1966年製作の映画)

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言葉を選ばずに申し上げてしまいますが、
すっごい変!笑笑
クセになる世界観。面白い。
純真さ故のボケだったり、色んな飛び道具や修行が気になっちゃうしツッコミどころ多すぎて沢山笑った。

お茶漬の味(1952年製作の映画)

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(小津安二郎の世界に浸る時間は私にとって至福のひととき。
心地が良くて幸せになる。)

お嬢様育ちの華のある奥さまは
育ちや趣味嗜好の違う旦那さまに対して
お上品とは言えない食べ方だったり、
真面目で
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とら男(2021年製作の映画)

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フィクションとドキュメンタリー、どちらなんだろう?と思ってしまうほどリアルな部分がありつつ
けれど想像力の広がる部分もあって
とても不思議な感覚でした。
色彩や全体的な画も綺麗で引き込まれました。
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.6

色彩が美しかった。
ファンタジックで優しい世界観に癒されました。
もし私が今の私と同い年の母親に会うことができたらどんな話をするだろう。

ローマの休日(1953年製作の映画)

5.0

1番見返している映画。
永遠に私の憧れで大好きな映画です。
誕生日の今日にまた見返したら
昔と違って、ひたすらに切ないだけでなく、たった24時間だとしても愛し合う2人が美しく
これから先の人生でもかけ
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