たかのさんの映画レビュー・感想・評価

たかの

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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.7

とてもとてもしんどかった。
ボーの不安症は普通にとても共感できるところがあって「家のドアを誰かがブチ破ってくるんじゃないか」「お風呂入ってる時上や後ろに何かいるんじゃないか」…みたいなのは正直考えちゃ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

人間のキモさ、どうしようもなさを踏まえたうえで、それでもやっぱり…!という映画が大好きなのでこの映画も好きです。
世界を知りたくて、自由が欲しくて、、そういう欲望が行動原理の人間には思わず共感してしま
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(2023年製作の映画)

3.1

序盤からゴロゴロ首が転がりまくっていた。この死の呆気なさがすごくいい。なぜだか「実際の死ってこんなもんだろ」という実感があるので日々無意識ながら死に怯えて生きてる自分を笑って蹴飛ばしてくれているような>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.3

終わった後全然客席を立ちたくないくらいよかったな〜〜最高だった。
レフンのドライヴはこの映画に影響を受けてないわけないと思ってしまう。ドライヴがたまんなく好きなんだからそりゃこの映画も好きでしかないと
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

2.6

歴史物ということでだいたいこんなオチだろうというのが想像ついているので、劇的な驚きみたいなものはないが、面白かったと思う。
映画館という空間に拘束されたくて行ったから3時間半を耐えられたようなもんで、
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K.G.F:CHAPTER 2(2022年製作の映画)

2.2

一旦終わりにかかってるということでChapter1に比べたら劇的な展開がありおもしろかった。
どいつもこいつも母親母親ってよ〜という気分。
幸せになってほしいような別にどうでもいいような。
やっぱり世
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K.G.F:CHAPTER 1(2018年製作の映画)

2.2

冒頭のシーンで「え、間違えてChapter2から観ちゃってる?!」と思うほどぬるっと始まってびっくりした。映画はオープニングでビシッとバシッと引き込んでほしいという思想なので残念だった。
あとは全体的
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと気持ち悪かったり、怖かったりする描写が多かったのが印象的で、そこは良いもの見たなと思う。

どっしりしたカエルに飲み込まれたり魚の口パクパク、武闘派インコ軍団が刃物を後ろ手に持ってニコニコして
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陽暉楼(1983年製作の映画)

3.5

冒頭のスタッフロールで「監督:五社英雄」と出るのは桃若の着物の裾が急かされたお客によって閉められた襖の間からするすると引き込まれて、パタンと閉まるシーンだったのがイカしすぎてあっという間に虜になってし>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

勇気と生命力を与えてくれる映画だった。やっぱ人間に必要なのは屈強な身体と意志そして真の友情なのだと思わされる。

冒頭イチの見せ場であるところの2人の協力プレイ…からの「RRR」タイトルバーンで号泣必
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.0

チキン食べながら見ればよかった〜〜〜
やっぱ韓国映画はバイオレンスが最高。シナリオも綺麗で楽しくて何にも考えずにビール片手に観れた!

デリシュ!(2021年製作の映画)

2.5

勧善懲悪的というかおとぎ話的なかんじですごく楽に楽しく観れた。
ごちゃついてたり、珍妙な映画ばっかりが必ずしもいいというわけではない。
みんなで料理を"食べる"という行為っていいなあ…と思わされた。
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.7

動物が好きなことはよく伝わってきた。
前々作(鹿)、前作(うさぎ)はその動物が持つ意味とか理解できたんだけど、今回はそこまで理解出来ず、教養不足だなぁ〜と痛感。
冒頭のシーンが全体を通して一番怖いと思
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爆走!狼男(1971年製作の映画)

-

彼らがバイクで走り出す度に寝てしまっていたので評価なし。
「映画史上最高のヘビ踊り」だけは見れたのでよかった。他にヘビ踊りを知りませんが……

サイコマニア(1973年製作の映画)

3.2

油断していたらうっかりとても気に入ってしまった。

暴走族×黒魔術(しかもカエル!)という意味不明さ、謎に高潔なダークヒーローと普通っぽいヒロインがわりとちゃんと愛し合ってたんじゃねーかと思わせるピュ
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マッドボンバー(1972年製作の映画)

3.1

タイトルだけで満点大満足な映画。
爆弾魔とレイプ魔が同時に一つの建物内にいるという奇跡。そしてその「んなわけあるか?」的珍妙な状況を軸に物語が展開されていく新鮮さ。

全体的に「なんやねんこいつら」と
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.0

相手の格を判断して媚びて乗り換えて惨めな思いをしては帰ってきて…と人間の嫌なところをこれでもかと見せられてニヤニヤしてしまった。
『ファントム・スレッド』の時にも思ったんだけどやはり"お前も私もクソだ
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県警対組織暴力(1975年製作の映画)

3.7

なぜ自分がヤクザ映画を好きなのか改めて思い出させてくれるような映画だった。個人的なあるあるの、人が多すぎて誰がどの組でどういう役割??という困惑が一切なく見れて感動した。

バブル(2022年製作の映画)

2.0

・少年ジャンプ感
 バカだけど愛しい奴らって口で言うな

・全員どこかで見たことあるキャラクター
 100分に対しては人数が多すぎる

・あのパルクールのルールが謎。戦略とかあるのか?

・ガキと樺地
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

2.4

やっぱ鳥こわ〜い!
ゲロ、ゲロかぁ、、と思って観てたけどよく考えたら雛鳥の飯は親鳥のゲロなので納得。

ダークナイト(2008年製作の映画)

2.7

おおむねよかったんだけど、やりたいことがわかりやすすぎる演出にちょっと萎えちゃう(コインの裏表と彼の顔、船2隻どっち沈めるかゲーム等)。

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

2.2

最後10分かそこらのためにもう一度アニメを見せられたような感じ。

インセプション(2010年製作の映画)

2.6

38.6度の熱が出てる状態で見たのできちんと観れているかわからない。複雑な構造、変な重力のとことか映像表現、失われた愛する人、家族………エンタメとして色々ぶっこまれてておもしろいにきまっているけど特に>>続きを読む

ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢(2008年製作の映画)

3.5

毎度のことながらなぜグルミットがこんなにもウォレスに献身的なのか疑問である。
口輪までされたのに😭グルミットは大卒なんだぞ😭
クレイアニメでどうしてもほんわかするところをしっかりばっちりホラー映画のシ
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

2.3

よくよく見直すと3時間ちかくあるうえに大体想像通りの結末なのに何故か最後まで観れた。
おそらく俳優陣の強さ(レディガガのハマり具合よ…!)やら画面の強さ(衣装から家から街から何から何までかわいい!)ゆ
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

2.9

映画大好きポンポさんよりいいんじゃない?と思う。
まず冒頭、アニメ版1話で行われていたカーチェイスと全く同じ状況と思わせといて、武蔵野アニメーションの車はチンタラ走行。宮森になんかあったんか?!大丈夫
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ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!(1993年製作の映画)

3.4

グルミットは賢い犬、かわいい。大好き。
ウォレスがギリギリイラつかないラインのアホなのでイライラしないで見れた。
「ペンギンの無口でミステリアスな感じを粘土で表現してんのか〜」と思うとなんだか笑えてく
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浅草キッド(2021年製作の映画)

2.5

観た。泣かせるのが上手いなとおもう。
号泣しながらもベッタベタな演出にウゲーとなったけど、ベタをやり切るのも力なのですごいのかもしれない。

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