ほーへーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

新海誠監督、災害映画三部作の最終章。

音と空を楽しむ映画。是非映画館で観てほしい。

本作は過去二作と違い、男女の恋愛というよりは地震をおさめるために全国を旅するすずめが、色んな人と出会う中で自分の
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彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(2016年製作の映画)

3.6

色んなことをぎゅっと詰め込んでて想像以上にいい。

人って意外と近場の大切なものを見失う生き物

彼女と彼女の猫 -Their standing points-(1999年製作の映画)

3.4

評価の仕方がむずいけど、toho Animationって最初にでてくるのえも

ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.5

自分で物語の展開を選んでいく映画。
初めてやったしめちゃめちゃおもしろかった!
ただ、どれが結末なのか。そもそもどんな話なんだ?
みたいな迷走を繰り返した。
俺が馬鹿だったのか、そういうものなのか?
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.6

考えさせられる20分映画。
人は結局、目で見たものでしか物事を判断できてないんだね。

そして起承転結が因果応報になっていて、後味も悪くない作品でした!

愛なのに(2021年製作の映画)

3.4

なんだろう。
伝えたいこともわかるし
雰囲気もいいし
演技もさすがなんだけど
それ以上の下演出が多すぎて
うーん。この評価かなぁ

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.7

音楽の搾取、自由の搾取、愛の搾取、尊厳の搾取。

そして最も重い罪。

尊厳の搾取。

映画館で観るべき作品だった

リディームチーム:王座奪還への道(2022年製作の映画)

3.8

かつて、バスケにおいて無敵とされたアメリカ。彼らはオリンピックにおいて、接戦など許されない。常に圧倒して金メダルを独占。

そんなスター選手揃いのアメリカが、次第に各国の戦術的プレーに苦戦。ついにはオ
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耳をすませば(2022年製作の映画)

3.4

ジブリの実写続編としては良きなのでは?
ジブリ「耳をすませば」を未鑑賞という日本人の恥とは私のことですが、観なくても楽しめた気がしてる。

泣けた!脚本がいい!映像美!
とかは無いが、昔懐かしい曲と月
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ニッポン無責任時代(1962年製作の映画)

3.8

無責任なサラリーマンが、持ち前の世渡り上手な能力で、人生をうまくやっていく、昭和の様々なハラスメントを詰め込んだ作品。

ぶっ飛びすぎてるんだけど、テンポがよくて、しっかり面白かった。

燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.4

2時間半がんばった。
新選組がどのような経緯で生まれ、一時代を築き、消えたか。
なぜ、これほどまで新選組が人気なのか。
楽しむというより、学べる映画?あくまで司馬遼太郎さんの小説が原作だからどれくらい
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.3

水俣病の公害事件を世界に伝えるためにはとても大切な映画。
ただ、だからこそ画がなかなかハード。
勉強映画としては100点

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

3.7

許しとは心の部屋を1つ空ける事

ひょんなことから、一匹狼で誰とも深い関係を作らずに生きてきた建築家志望の男と、天真爛漫な建築会社社長の娘が出会い、恋に落ちる。

育ちの違い、素直になれない男、様々な
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

4.0

しっかり、沈黙がパレードしてました。
期待以上に面白い。
ミステリー映画はこれくらい伏線回収、展開が読めない、けど見終わった時にスッキリする気持ち。
これだよねぇぇ!!

そして、本作は「警察という仕
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.0

公開当時も映画館には行かないけど、配信したら観たいと思ってた作品。
かなり期待はずれ。

結婚式関連の色んなピースにそれぞれ色をつけたけど、全てを合わせたとき、結局何も美しくないパズルが出来上がった感
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.7

前作をしっかり超えてくる。
1作目が「辛い状況から希望を持って芽を出す」だとしたら、2作目は「その芽を満開に開花させる」という構成が全く違うが、どちらも面白い。

何よりテンポがめちゃめちゃ良い。めん
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.5

子供向けだとそんなに期待していなかったら、想像以上。

ここまで字幕、吹替両方で見たいと思わされた作品はあまりない。

アニメ版「グレイテストショーマン」ですね。

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.5

死に続けて、戦争に勝て。

ギタイと呼ばれる謎の生命体と戦争中の人間。
ただ、そいつらは時間を何度でもやり直す能力を持っている。つまり、次にこちらがやろうとしている手を、相手は過去に経験していて、全て
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.5

遺伝子で適正か不適正か人間を選別する世界。
感情が全く表に出ない演技をみんなするから、心に刺さらないようで台詞一つ一つはとても芯を捉えたもので。。

感想がとても難しい

君の誕生日(2018年製作の映画)

3.8

隠れた名作。
事件の内容やその裁判、逃走劇、犯人の素顔、などに焦点を当てた作品は多い中で、本作は2014年に韓国で起きた「セウォル号沈没事故」で唐突に息子を失った家族の物語。

母親と娘(妹)は亡くな
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

3.7

昔の作品でも名作は名作だった。

ストーリーはほんと定番の流れだったけど、話の二段落ちとかがしっかりしててちゃんと感動。

今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

令和版「君の膵臓をたべたい」。

道枝君の演技が、自分の性格と役「透」が似ていてせいか、余計に上手く見えた。
透の自分の損得ではなく、他者への損得で物事を測れる人はとても魅力的だった。
だからこそ・・
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西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.5

一時代前のリトルフォレスト。
本作は賛否両論あるであろう。
映画たるもの、迫力!感動!
そういう気持ちでみたら違うと感じてしまうだろう。
だが、ゆったりと心を休める映画。
良い例えが見つからないが、個
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.6

海街diaryのような。
清原かやという圧倒的な画力を活かした、鮮やかな作品。

中学生の女の子が、隣人の大学生に恋をする。
本当の両親ではないからこそ生まれる衝突。
好きな人には素直になれない男子。
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.1

「恋物語ではない」から始まる本作。
彼が彼女にしていたのは「恋」ではない。
叶うことのない「片想い」。

叶うことがないと分かっているのに、男は好きな人を想い続け、いつしか「この恋に可能性がある」と錯
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プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング(2004年製作の映画)

3.7

プリティプリンセス1の続編。
プリンセスになった彼女が王位継承権を、突如現れたもう1人こ王位継承権を持つ男性と争うストーリー。

前作の内輪揉め事から、外側の揉め事へ。

結末の読めやすさはすごかった
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プリティ・プリンセス(2001年製作の映画)

3.8

昔も今もアンハサウェイは最強だった。

冴えない女子高生が実は英国プリンスだった。
そんなシンプルでぶっ飛んだ設定から入るも、その設定だから起こる揉め事や事件などが、とにかく面白くかつテンポよく描かれ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.4

ミュージカル映画、急に脈絡もなく歌い出す映画が苦手。という個人的な好みの問題で点数はあまり高くないが、作品としてはメッセージ性も起伏も迫力のある画も、そして圧巻の音楽も最高。

実在した人物なのがまた
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

聴覚障害の世界をひとときの無音で表現するところは、わかっているようでわかっていない、本当の意味でわかることは一生できない、世界観ではっとさせられた。

無音の世界を知らない自分からしたら、思ったより無
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ボディガード(1992年製作の映画)

3.4

親の勧め。
ホイットニーの歌声は圧巻。
ボディーガードの命を張る姿は、安倍総理の一件があった今だからこそ、こうあるべきよな!とか考えさせられるし面白い。

だが、それ以外の構成については、普通というか
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.6

エドガーライト監督の作品は、音楽とカメラ演出が独特なのにそれが嫌味にならず楽しめる。

1960年代イギリスと現代のイギリスを夢の中でタイムリープする話。

主演の女優の精神の乱れを、メイクで表現して
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