まめまめちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

はちどり(2018年製作の映画)

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韓国映画には正直他の国の映画にない刺激を求めてる自分がいますが、
本作にもたぶん他の国には出せない沁みる刺激があります。

自分の中2時代はなんていうか無敵で傍若無人で、放出するエネルギー過多な時代だ
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.8

物語の本編は4年ぶりなんですよね。
(前回はスピンオフ)
そんな訳で思い出し思い出しながらの鑑賞。
車に詳しい人と見ると良いですね。
「あの車はなんとかでだれがいつ乗ってたやつ」
というのがね。どれが
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パーフェクト・バディ 最後の約束(2018年製作の映画)

3.4

余命いくばくもない事故で半身麻痺の弁護士:ソルギョングを、奉仕活動として渋々介護を始めるチンピラ:チョジヌン。ソルギョングは死亡保険金の受取人をチョジヌンにすると言う。弟を医大に入れたいし、生活を楽に>>続きを読む

あの頃。(2021年製作の映画)

3.0

Netflixに上がってたので見始めた。
主人公:剱(松坂桃李)はフリーター。音楽で生きていく夢を持ちつつ、アルバイトに専念してたらベース下手になる負のスパイラル中。ギタリストに罵倒されたその日に見た
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.5

「宇宙を駆けるよだか」を見終わったらこちらがオススメで出てきてそのまま見た感じ。
つばめ(清原果耶)は両親離婚後父と再婚した継母と暮らす。継母は妊娠中。学校帰りに通うゆるい書道教室の屋上が安らぎの場所
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.5

やはり2回見ても、marvelのオープニングにはアガります。そしてラストで流れたアベンジャーズのテーマにも泣きそうになりました。

ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフの、家族再生と自らの存在意
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

年齢を重ねもの忘れがひどくなったある男アンソニー(アンソニー・ホプキンス)の視点で描かれる、娘アン(オリヴィア・コールマン)やその周囲の人々との日常の物語である。

1ヶ月前に見てるうちに途中で寝落ち
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.8

イライラMaxドライバーはこうやって出来上がるという見本をまず見せられる。
離婚訴訟中、寝過ごして遅刻、同乗者不機嫌、焦っているのに大渋滞、運転中にも追い討ちを描けるようにテンション下がる電話が鳴り続
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

東京でのWSG(world sports games)の開催に合わせ、名古屋-東京間を最高時速1000kmで走る真空超伝導リニアの記念試運行が、アクシデント続きの中無人で行われた。しかしそれは様々な人>>続きを読む

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.2

1968年。大統領選挙を控えシカゴで民主党の全国大会が開かれ、全国から反ベトナム戦争派の若者たちが集結し、集会やデモを繰り広げていた。会場近くのグランド・パークでは、デモ隊と警察が衝突し多数の負傷者を>>続きを読む

マ・レイニーのブラックボトム(2020年製作の映画)

4.0

"ブルースの母"マ・レイニーのレコーディングスタジオで起こるバックバンドメンバーたちのリハーサル兼おしゃべり(と言ってしまうにはあまりにも深刻な話)と、マ・レイニーと甥っ子くんと踊り子ちゃんの戯曲。>>続きを読む

ヒットマン エージェント:ジュン(2020年製作の映画)

3.3

う〜〜〜〜〜んかなりビミョウ。
スコア見てハードルあげたせいもあるかな。
後半のアクション部分をマジメにコンパクトにしたらグッと評価が上がりそう。
アニメーションはカッコ良かったです。
クォン・サンウ
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.8

ジーン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン→覚えきらん)はインテリアデザイナー(のようです)。スウェーデンに留学帰国後、自宅を事務所にするため断捨離を決行するのだが。

いやもう心当たりありすぎ
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.8

黒人であることの理不尽を描く作品をアカデミー賞授賞式前後に見ることが多くなった。この時を逃さずに見るべきなのはわかっているのだけど、物語に所謂オチがなくてひたすら理不尽で切なく終わるのも常で、見始める>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.5

「The Farewell」送別会?送別?
中国在住の、肺癌で余命幾ばくもないと診断されたばかりの祖母。親戚たちはその診断を祖母に隠し孫のウソの結婚披露宴を計画し、祖母を喜ばせようとする。ヒロインのビ
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ノンストップ(2019年製作の映画)

3.8

何も考えなくていい物語と聞いたので1.5倍速で鑑賞しました。あ、アクションシーンは標準速で。

ストーリーはちゃんとしてて飽きずに最後まで見れますが、やはり1.5倍速でいいかなと思うのも確か。危ない場
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.8

ソウル育ちの妻モニカ(ハンイェリ)にはきっと反対されると思ったのだろう。
あえて全容を明かさずアーカンソー州の広大な土地の雨漏り必至のボロ家に一家で無理くり引っ越してアメリカンドリームを目論む夫ジェイ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.6

ロードムービーと聞いていたため、映画館で見るのは決めていた(家で見たら確実に寝る)。さらにアカデミー賞授賞式の日に見ようと思って取っておいた。4都府県に緊急事態宣言が出された中、当方は田舎住みではある>>続きを読む

#生きている(2020年製作の映画)

3.4

ある日突然外にゾンビが溢れていた…!
ユアインとマンションがお向かいのパクシネはお互い部屋にひとりでサバイバル。時折部屋に侵入しようとするゾンビから身を守り、食糧を保たせながら、マンションの屋上に移動
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楽園の夜(2019年製作の映画)

4.0

ヤクザの組の若頭テグ(オムテグ)が、姉と姪を殺された復讐に、敵対する組の会長をサウナで殺害し済州島に逃亡。島で拳銃の闇取引を行っていたクドとその姪ジェヨン(チョンヨビン)に世話になるが、敵対組のマ理事>>続きを読む

聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

4.3

殺人罪で少年院にいたダニエルが唯一生き生きとしていたのは、院内で行われるミサだった。彼は神父になる夢をいつしか抱くのだが、犯罪者は神父になれない。仮釈放され初めて訪れた村で自分が司祭だと言うと簡単に信>>続きを読む

野球少女(2019年製作の映画)

3.7

野球のリトルリーグで有名になった女子選手が、体格、体力、実力、世間体、環境、その他の面で男子に抜かれていく中、プロを同様に目指したのちコーチになった男と、逆境を乗り越えてプロを本気で目指す物語。
とい
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

その時代特有だったり普遍的だったりする沢山のプロブレムが山積みなのに、それを実に丁寧に組み合わせて物語にしたような作品だった。
しかし山積みな上、時代さながらの多様性も加わり、私にとってはなかなかに忙
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.8

5億ウォンの札束入りヴィトンのボストンバッグが、ペソンウがバイトしてるホテルの更衣室ロッカーから見つかる。生活に困窮している彼は保管庫においたそれがもう気になって仕方がない。中身は当然まともなお金では>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

いつだったか美容室でカラーとパーマを一気にやった時にお店が流してくれてた映画。
晩ごはん作りながらダラダラ再視聴。

ごはんを作りながら見ると、中盤以降はもう一品作ろうかなあという気持ちになります。
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銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

4.0

映画大ヒット御礼舞台挨拶中継&1月の公開記念舞台挨拶録画つき上映に行ってきました。
銀ちゃんの声優:杉田智和さんが、長編人気コミックの主演声優として、15年間プレッシャーと闘いながら演じてこられたこと
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.8

会社経営を担う義両親。そのひとり息子で次期社長の新妻:ハンター(ヘイリー・ベネット)。妊娠したあたりから本来食べられない固形物を食べてしまう異食を発症する。

ハンターはこんな男と半ば知りながら、それ
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権力に告ぐ(2019年製作の映画)

3.8

突然セクハラの罪に問われて停職させられたチョ・ジヌン演じる検事が、自らの濡れ衣を晴らすため捜査をしているうちに、国家レベルの犯罪の黒幕に迫るのだが…!という実話ベースのフィクション。2020年ののむコ>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

4.3

2021年初映画館観賞作。
ちなみに2020年も韓国映画から始まったが今年も。
監督ウ・ミンホ作は政治家の全裸ご乱行パーティーで有名な「インサイダーズ」、ソンガンホの顔力全開の「麻薬王」を鑑賞済。
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私というパズル(2020年製作の映画)

3.8

『劇場版銀魂ファイナル』を見に行く予定だったが、大雪で自宅から出られず偶然見た作品…というには、あまりにも動機が申し訳なかった。主演のヴァネッサ・カービーが本作でヴェネツィア国際映画祭最優秀女優賞受賞>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.8

昨年話題に尽きなかった大ヒット映画。高い評判を聞きつつも、結局映画館では見ずじまい。

しかしこの劇伴は映画館の方が良いに決まっていた。とにかくセンスが好きだ。
ストーリー展開のテンポも良く、ラッキー
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.0

シャーリーズセロンが20kg増量して臨んだ『タリーと私の秘密の時間』にもあった、産後鬱からの解離性人格障害。同じ状況に陥った女性が韓国ならどうなるのか。

この主人公キムジヨンからは、終始娘への愛情が
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.2

趣味の映画好きなイチ商人の『スパイ』特有のバレるかバレないか問題もあんまりピンとこないというか、「商人」であることをうまく利用してトリッキーに立ち向かうのかと思いきや意外と普通のアプローチであることに>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.8

ストーリーとしては実に中途半端なのですよ。物語の途中を切り取ってるんですからね。なんでこの強烈なビジュアルの人が列車に乗ってお弁当食べてるのかもよくわかんないんです。あ、予習はほとんどしてないです。コ>>続きを読む

うさぎドロップ(2011年製作の映画)

1.0

親子で劇場で見たけれど、娘が無言でかわいそうだったな。ダイキチもコウキママもコレじゃない感しか覚えてない。

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.4

数ヶ月ぶりにミニシアターに行った。
「TENET」ほどではない(キャパないし)けど、このシアターにしてはなかなかの入り。
こんなに隣の人が近くにいて同じ画面を見ることだけでも、既に懐かしい気持ちだった
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