subarunoza1234さんの映画レビュー・感想・評価

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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

2.7

原作は読んでいないのであくまで映画としての評価。

各登場人物の人間関係にしても、劇中劇にしても、そのほとんどが突拍子もない設定を置きながらも、時折垣間見える人間世界の闇や汚さと、それを演じる俳優陣の
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レインメーカー(1997年製作の映画)

2.9

全体として粗削りな印象が拭えないものの、それがかえってこの映画に通底する薄暗さを際立てることができている。

ただし、主人公の幼少期含めたバックグラウンドや弁護士事務所の素性が解明されないまま終わるの
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

4.1

前編で張り巡らせた伏線を観る側の予測値とは違う形で回収していくので見応え十分。

クサい台詞や明確すぎる善悪二項対立といったフィクション性を必要最低限にとどめ、
皆がそれぞれに屈折し、ある意味人間性溢
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

3.7

2016年当時前編後編通して映画館で見た以来の2回目。レビューは後編でまとめて。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.3

安倍元首相襲撃事件から2日が経過。

社会が個人を孤立感や虚無感に追い込むことで、社会は計り知れない代償を背負うリスクに直面する。
一度追い込まれた個人は、たとえ一時的に自尊心が満たされることはあって
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ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

2.8

2022年2月ロシアのウクライナ侵攻が勃発したことを踏まえて鑑賞。

完全に同じ国籍の者同士が痛めつけ合い殺し合う
様相は見るに堪えない。

2014年の「成功体験」からまだ年月が浅い中で、ウクライナ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.7

爆笑問題のラジオに出演した劇団ひとりの話を聴く限り、完全な忠実再現よりも「大衆ウケ」にプライオリティを置いたようであるが、結果としてそれが奏功した印象。

深見という我々にとっては謎に包まれた男や、ビ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.7

初めから終わりまで「安心して」笑いあり涙ありで楽しめる名作映画。

なぜ「安心して」観られるのか、その要因が大まかに2つあるとすれば、

1つには、我々日本人の大半は、粗野だが人たらしのイタリア系白人
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.0

原題 12 strong
映画としては至極単調なストーリー展開だが、それはほぼ全て実話ベースであるがゆえとも言える

開戦当初のオペレーションは成功裡に実行されたことを改めて認識した一方で、
その20
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アルゴ(2012年製作の映画)

2.8

序盤はイラン革命直後の混乱と緊迫感をリアリティ満載で描写しており、どんどん引き込まれた。

一方で、中盤以降は全体としてCIAのプロパガンダ的側面の強さを如実に感じざるを得なくなり、やはりアメリカ映画
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.5

電通の傍若無人な介入によって、東京五輪の開会式が台無しになってしまったことがただ悔やまれる。本当は金田のバイクが国立競技場に登場したはずであった…。

戦争被害とコロナ禍とは、誰もが照らし合わせるとこ
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

2.9

痛烈な社会風刺で、少しリアリティに欠けるかなという観賞後の感想を抱いたところで、ほぼ実話に基づくということを知り衝撃を受けた。

ウォール街に限らず日本国内のInvestment bankの人間も、得
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望み(2020年製作の映画)

4.7

極めて重い映画だが、余計なサイドストーリーを交えることなく、真の家族愛にド直球に切り込んでいく作品。

レビューの中には、「結末が予想できた」「ステレオタイプ過ぎた」等の感想が散見されるが、
それは表
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

2.5

仕事愛か家族愛か、のようなチープで抽象度の高い描き方にとどまってしまっているのが残念。

せっかく解雇通告人というユニークなテーマ設定なので、解雇される人のコンテクストにもう少しフォーカスしたり、飛び
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

5.0

鑑賞中涙が止まらなかった
吉田所長の偉業について、なんとなく認識してはいたが、あらためて彼含め1F現場で命を賭して事故対応に当たられた皆様に心から敬意を表したいと思った

個人的な学びとしては、
「何
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

ほぼワンカットで撮影との触れ込みを契機に観た映画。
いざ始まると、セリフの少なさも相まって固唾を呑んで見守るほかない緊迫感で、
観終わったあとにようやく、あぁこの臨場感はワンカットが為し得る業だったの
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.5

歴代映画の金字塔、不朽の名作。
映画に込められたメッセージは複層的で(輻輳ではない)、観る人の感性や観るタイミング等で、そのうちどれだけを感じ取るかや、どこにフォーカスして心打たれるかは大きく個人差が
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天気の子(2019年製作の映画)

3.4

映像の綺麗さは期待値通り。
非現実的な設定ゆえではあるものの、展開を想定できないワクワク感が最後まで続く楽しさがある。非現実的な設定でありながらも、感情移入し、心を打たれるシーンが少なからずある。
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.0

ジョニーデップとデカプリオの名演。ただイマイチ感情移入ができず。
とりまく女性たちの役割、位置付けは?

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

1.7

2001年未来の旅と同様、今の時代から見ると、やはりチンケな印象が勝る。時代を経て色褪せるものとの違いは、やはり技術力+アルファがあるかどうか。

東京物語(1953年製作の映画)

4.4

日本映画の金字塔

家族構成も生活様式も話し方も全てが平成末期の現代とは相容れないものでありながら、溢れんばかりのメッセージを感性に訴えかけてくるところが、この映画の偉大さであると思う。

成熟した親
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.0

いわゆる大作でも名画でもなく、ライトな気持ちで観ることのできるキムタク映画ではある。

それでも、プロ意識やmaturityの重要性を意識することの多い最近にあって、響く部分は多々あった。(後者につい
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.5

ストーリーは、フレディマーキュリーの半生を描いているのみでシンプル。
ただ音楽が最高で、時が経つのを忘れる映画

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.0

いわゆるホロコーストものであるが、作品の99%が暗鬱、かつ、凄惨でリアルなシーンが目立つ。
その分、バラード1番のカットは際立ったものがある

実在するシュピルマンを描くがゆえなのか、戦争映画が得意と
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アビエイター(2004年製作の映画)

2.0

実在のハワードヒューズを描く、レオナルドディカプリオの熱演が光る。

マーティンスコセッシ監督のカラーたる主人公の陰鬱たる内面が終始映画を覆い続ける。

実話であるからこそ彼がこの作品を通じて何を伝え
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

2022/11
単純な二項対立的な勧善懲悪物語でもなく、スティングのようなどんでん返しでもなく、最後までどう締めるのか読めないストーリーの面白さを基軸に据えつつも、
家庭的事情を抱えた原体験に一定のボ
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.1

最初はストーリーテラーを置く必要あるのか訝っていたが、ラスト10分のシーンで納得。
記憶を再度失う瞬間はゾッとするが。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

2.2

2回目。
ロードムービーの1つという印象。高い評価を受けている理由はイマイチわからず

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.1

シンプルに感動できる。
各人物視点で描かれるストーリーが、飽きさせることなく作品に引き込んでくれる。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

2.7

メッセージ性はシンプルだがストレート。
ストーリーは一捻りあって良い

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