Xの前日譚ということだが、しっかり独立した作品で前提知識不要なのは好感。
パールはディズニー映画のヒロインかのように動物に語りかけ、踊ったりして登場する。しかし重い障害を持った父親、束縛が激しい母親。>>続きを読む
家族ぐるみで犯罪を隠蔽するサスペンス。音楽は大げさで笑えるが、踊りなしのシリアスな作品。
映画で得た知識で機転を効かせ、偽装工作をするお父さん。なかでもアリバイトリックはお見事。
映画ってこんなに身に>>続きを読む
「拾ってきたんだが、いらんか?」「いらんよ、そんなつまらんもの」「とんでもないもの拾ってきやがって」と、現代の犬猫以下のノリで子供を拾ってきて押し付け合おうとする様がまさに時代を現している。子供は不憫>>続きを読む
サイキックバトルアクションではなく、子供の残虐性を描く不快指数高めのスリラー。ちょっとした能力を持った子どもたち。しかし、そのうちの一人の能力が抜きん出て徐々に暴走していく…。
ずっと嫌な雰囲気を保ち>>続きを読む
ますますデカさを増した(気がする)マ・ドンソクが相変わらず強すぎる。普通に殴る蹴るするだけで相手がドカンと吹っ飛んでいく様が気持ち良い。
今回の悪役は、誰でもすぐ殺す残忍なやつなんだが、それでも相手に>>続きを読む
恋人と旅行したまま、行方が知れなくなった母親を、神がかったサーチ力で娘(ジューン)が捜索奮闘する。映し出されるのはPCやスマホ画面だが、一切だれることなく展開していく。
セキュリティがガバい面がないと>>続きを読む
呪いの箱を開けると登場する強烈なビジュアルのピンヘッド軍団は、さほど活躍せず、地獄から蘇ったフランクさんの奮闘劇がメイン。彼もロクデナシとはいえ、なかなか不憫。奥さんは新婚でありながら襲われそうになっ>>続きを読む
重いけど面白い!!
冒頭はオダギリジョー主演のハードボイルドの探偵モノみたいな雰囲気だが、実に深味のある兄弟ドラマ&法廷サスペンス。
こんなにイケメンで自由で自立した弟がいなくて本当に良かった。コツコ>>続きを読む
日本語セリフがなくなり、シリアス度が高まった2作目。結婚式の惨劇やカンフー修行の回想もありつつ、残りの敵を始末していく。
vol.1より長いが、キルビルの名シーンはほぼ1に入っている。
とはいえ、作品>>続きを読む
とんでもなく実験的な作品か、とんでもなく地味な作品が出てくるんじゃないかと身構えたが、割と今のジブリっぽい作品だった。これならもっと宣伝したほうが良いんじゃないか?
見た目は馴染みのある感じで悪くない>>続きを読む
日本的な物ばかりで作られているIQ低めな愛すべきバイオレンスアクション。かっこ良いんだか、ダサいんだか分からない演出だらけだが、それが堪らん。
ほとんどみんなカタコトの日本語を喋るが、絶妙な言葉のチョ>>続きを読む
二人の女優が魅力的。ヤンキー口調の永野芽郁はどうしても「地獄の花園」がちらつくが、奈緒ちゃんの幸薄く危うい感じは流石。
虐待されていた親友の自殺ということで重く辛い話でありながら、どこか力が抜けていて>>続きを読む
タイムループものが量産されている近年だが「2分間をループ」。「ループする人たちの記憶は保持される」。という設定で見事に新鮮で面白い作品になっている。
2分間区切りなため、一回でできることは限られている>>続きを読む
映画館に閉じ込められ、なんだか分からないままデモンズ(ほぼゾンビ)に追っかけまわされるホラー。汁(緑)が多めで気持ち悪いし、グロ表現は気合入ってる。深刻な状況で陽気なメタルがかかって楽しい雰囲気になる>>続きを読む
MeToo運動の発端となった胸糞悪いセクハラ事件が報道されるまでのドキュメンタリー風の作品。
本作では煽情的な表現は避けられており、地道な取材と説得の繰り返し。教養としての価値を差し引くと、映画として>>続きを読む
苦労して人の命を救ったとて、拒否されたら報酬ももらえない、割に合わなすぎる稼業。社会貢献のためにやっているのかなんなのか。
良くも悪くも見慣れたドキュメンタリーっぽくなく、インタビューや解説は一切なし>>続きを読む
冒頭からネチネチ教師の偉そうなお小言がしんどい。アハマッド君はそんな叱られまくった友達のノートを誤って持って帰ってきてしまったからさあ大変。
ノートを返しに行かねばならないが、大人は聞く耳を持ってくれ>>続きを読む
命綱なしの絶壁山登り。まさに命知らずのクライマー。彼は長生きやささやかな幸せより、刺激と達成感を求め挑戦を続ける。それにしたって、危なすぎるし、怖すぎる。
そして、このチャレンジを収めるカメラマンの覚>>続きを読む
受験に失敗し、身体ともにズタボロになってしまった息子のため「負け犬」だったあの頃の青春時代を、友達を呼んで語りかけていく物語。
最初に友達(セクサ)が会いに来てくるシーンでグッと来る。インドの友情物語>>続きを読む
このときすでに30才ながら、圧倒的な透明感で純朴な美しい人形に見えるペドゥナが凄い。
心を持った空気人形(ラブドール)の切ないドラマで、世界や人間が美しく見えたり、醜悪に見えたりする。 説明的なセリフ>>続きを読む
2019年版チャイルドプレイとほぼ同じだが、本作なりの良さもある。
特に前半はじっとりとした不気味さがああって、ミーガンが死について勝手に学習するシーンとかゾッとするし、子供が依存していく過程も丁寧。>>続きを読む
予告も含め、ミスリードが過ぎる。
恐ろしい怪物を観る気で鑑賞してはいけない。視点や偏見で主観的な怪物は現れる。
大きな事件は起こらないし、ストーリー自体はあまり面白くない。それでも全貌が徐々に明らかに>>続きを読む
目が見えず、耳も聞こえない子供をどうやって教育したら良いものか。赤子から成長できないまま暴れん坊になってしまったヘレンに「意味」を教えるという困難すぎるミッションに挑むサリバン先生の肝っ玉が凄い。
哀>>続きを読む
ちょっと前まで女子高生ばかりやっていた広瀬すずが、親の不倫により傷ついた寡黙で綺麗なお姉さんを好演。
暗い話なのかな、と思ってたら登場人物達の柔らかさ、ネコの愛くるしさ、豪快な料理と、楽しい要素も多い>>続きを読む
貧困故に、水道料金を払えない家庭に対しても給水停止を執行するお仕事は精神的にキツそう。派手な展開がなく、かなりウトウトしてたので未採点。
超ハイテク体感ゲームということで、ホームズの世界を舞台に、秘密道具を封じ、メインキャラを容赦なく殺せる画期的な設定である。
アバターないし、現実世界の神体能力が生きるので子供が圧倒的不利である(特にグ>>続きを読む
轢き逃げ隠蔽サスペンスコメディ。追い込まれまくった極限状態の岡田君のあたふたっぷりがひたすら楽しい。
匿名で脅迫してくるのかと思ったら煽られてブチ切れて登場する脅迫者のシーンが最高に怖面白かった。他>>続きを読む
あの名曲のアコースティックバージョンとともに始まり、スター・ロードは失意の中にいるし、ロケットは序盤から重症を負うし、なかなか暗めなスタート。
ロケットの悲しい過去も辛かったが、SFアドベンチャーとし>>続きを読む
グロ描写にかなり気合が入っている。顔を執拗に攻撃したり、ギコギコしたり、ホラー好きの私でも目を背けたくなるシーンがあるし、胸焼けもする。
無駄なくテンポもよく、殺人鬼の振る舞い(セリフなくパントマイム>>続きを読む
ジャワ島において、横暴なふるまいをする日本兵と、虐げられるイギリス捕虜。美形捕虜を演じるデヴィット・ボウイ、粗雑だが深みのある人物でもある軍人を演じるビートたけし、穏やかだが悪い意味でも生真面目な上官>>続きを読む
特別ゲストというか、主役に近い活躍をするケヴィン・ベーコンに感激(最近あまり映画に出てないし)。とっても楽しい番外編。欲を言えば踊ってほしかったけど。
一定のリアリティを保ってドキュメンタリータッチにゆっくり進行していくが、テンポが悪い。カウントダウンからクライマックスはなかなかカオスで楽しいが、それまでが長くて集中力切れてしまったので巻き返せなかっ>>続きを読む
飲んだくれのサンタさんはちょっとした魔法を使えるようだが、戦闘用のは持ってないので、悪党たちに大苦戦。前半はもっさりした泥臭いアクションとなる。
後半はあるきっかけからギアが上がるんだが、そこからは痛>>続きを読む
マリオの映画だったらこういう要素を入れてほしいよね、っていうのが大体入ってる(というか超えてくる)。てんこ盛り。音楽もマリオ全開。
ゲームの世界観を完全再現できているので、ゲームのステージみたいなギミ>>続きを読む