すぎうらけいさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

すぎうらけい

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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

ジョニーデップ、ミシェルファイファー、ウイリィアムデフォーほか豪華出演陣によるオリエント急行殺人事件。
もう随分と昔の名探偵ポアロシリーズ作品だけど、名作は年を取りませんな

THE INFORMER/三秒間の死角(2019年製作の映画)

3.5

FBIの情報屋が潜入捜査で収監され、途中でFBIに裏切られ、囚人に身元バレて殺されそうになり、看守からも見放され、マフィアからは家族を狙われ、、
どうやって脱獄して、家族を守るか。。
タイトルにある「
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権力に告ぐ(2019年製作の映画)

3.8

韓国の2011年のローンスター事件の実話を映画化。熱血検察官ヤンが調査の過程で脈々と政府が関わる犯罪を知ってしまい、正義に向けて戦う話。関係者は次々と死んでいくなかで、よく殺されなかった。。ラスト、最>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.1

世界的ベストセラー本の世界同時発売をするために、完全に密室の地下室に集められた9人の翻訳家。その翻訳作業中に、身代金を払わねば原稿をネットで流出させる
という電話が出版社に。

怒涛のラスト30分のど
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禅と骨(2016年製作の映画)

3.0

ヘンリミトワのすごいドキュメンタリー。ここまで作品にしちゃっていいの?ってか、こんな映像が残していたことに驚きです。

T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

3.0

ロシアのT34、めっちゃ強いw
レジェンドな戦車戦が今の映像技術で見せるとこうなるって映画。

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.0

金正日と接触していた韓国スパイの実話を元にした作品。
韓国人の10%の500万人が見たというこの作品、つい20年前の実話はリアル過ぎる。。

大韓民国航空機の爆撃など、韓国大統領選挙の度に起こる北朝鮮
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.5

顔を見たら犯人かわかる、と裁判もなく死刑囚にされる社会。それが1980年代後半までのアメリカ南部の事実。
そんな社会に、ひとりの新人の黒人弁護士が立ち上がる、実話。
最後のメッセージ、
「貧困の対極は
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国家が破産する日(2018年製作の映画)

3.5

1997年の韓国経済危機の裏側を克明に表現したフィクション。ことなかれ主義の国家とそこで暗躍する官僚を、庶民の視点を交えて描く社会派ドラマ。
しかしIMFって、、戦争で負けるのと同じ、国家が破綻すると
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

フェラーリはほとんど出てこない。
フォードがル・マンでどうやって勝ったか、
コブラを作ったキャロル・シェルビーとドライバーケン・マイルズが大企業フォードとフェラーリと戦う。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

真面目に生きてても、権力が庶民をテロリストに仕立てることができてしまう。
その無実を晴らすための内気で真面目な男と個人事務所の弁護士の実話。
人間の尊厳を主張することの大切さをクリントイーストウッドは
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

大和という名に込められた意味、そしてその結末。海軍の死生感には率直にリスペクト。

NetflixのWW2最前線というドキュメンタリーにも描かれてるけど
日本海軍と違い、日本陸軍のドメスティック思考の
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ゴーストライター(2010年製作の映画)

4.3

トニー ブレア首相の側近記者が原作の作品。だからこそ、本当にリアルなサスペンス。この演出は、さすがポランスキー、引き込まれます。北欧系サスペンスが好きな人は、確実にハマるはず!

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

めっちゃ怖い。
最後の30分まで、伏線も含めて
違和感たっぷりで目が離せません。

18年アカデミー脚本賞。
ホラーサスペンスであり、人種差別的なストーリー展開を予想する視聴者をシニカルに笑わせますな
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

5.0

傑作。

トランプ大統領が行使した分断の力の源泉を、現代のリアルとして上手に見せてくれてる。
今も巧妙に隠されて息づいてる人の心理は、集団心理となって表面化したら、
ってことは、どこの国でもおんなじな
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

この「新聞記者」とイラク戦争の チェイニー副大統領の闇を暴いた「記者たち」を比べてみると
民主主義を権利として行使する国民性の違いにも気付くかも。