SGRさんの映画レビュー・感想・評価

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ガールズ・ステイト(2024年製作の映画)

4.0

「ボーイズ・ステイト」との比較が劇中でもフォーカスされる様に、『ボーイズ・ステート』とは全く異なる映画になっていた。10代ならではのピュアさや爽やかさが伝わってくる青春映画だった『ボーイズ・ステート』>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.5

原作よく知らないしなんで人気なのか全くわからないけど、現実離れした所含めこんなハリウッドのアクション映画みたいな内容だったのか。でもそれを日本で実写化してダサくなるどころか、ちゃんと日本製のハリウッド>>続きを読む

マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

5.0

映像自体が恐ろしいだけではなく、この映像をフェイクだと言い張るロシアやそれを信じる人が一部に居るという事が恐ろしくて言葉を失う。

REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

2.2

なんだかんだ観たけど中身無さすぎて途中から別のポッドキャスト流しながら映像だけ眺めてた。(映像的にはPart1より見所あった)
Netflix、これで続編作らせない方が残酷なんだから好き勝手に作らせず
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異人たち(2023年製作の映画)

5.0

胸が締め付けられるのであまり好きな映画ではない。(今年観た映画の暫定ベスト)

プリシラ(2023年製作の映画)

3.8

『エルヴィス』のプリシラをほぼ覚えていないんだけど、『エルヴィス』でかなり補完して観れた。じゃなきゃ「大佐」と呼ばれてもわからない。そしてほとんど出ないのに大佐が最上位の大佐>エルヴィス>プリシラとい>>続きを読む

グレイテスト・ヒッツ(2024年製作の映画)

3.7

新機軸でなかなか面白いタイムトラブル系ラブストーリー。設定が良いのにオチが弱いのが残念。でもラブロマンスとしてのキラーシーンもちゃんとあり、少し前だったらミニシアターでヒットするポテンシャルもありそう>>続きを読む

アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.2

元になったプロレス一家を全く知らなかったので、フィクションだったらやり過ぎな程に悲劇が次々と起き、こんなにも壮絶な話なのかと驚いた。(調べたら実際はもう1人居たらしい…。映画よりも事実の方が壮絶ってど>>続きを読む

ミュージック ~僕だけに聴こえる音~(2024年製作の映画)

3.8

『ザ・フラッシュ』でバリーの同僚役で出てたルディ・マンキューソの初監督自伝作品。(アンディ・ムスキエティもカメオ出演してる!)彼の事を知らず観る前はフィクションだと思ってたけど、調べたら本当にパペット>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.1

話自体はあらすじのまんまだし他にも似たストーリーはありそうなのに、キャスティングとロケーション、それを含めた全体的な雰囲気が良すぎて最後は大号泣。(24歳パートは若干物足りなかったけど)
ヘソン役のユ
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.8

まず『サーヴァント』リアン役のネル・タイガー・フリーが完全に当て書きで最高。70年代のイタリアが舞台な設定が活かされているし、ホラー描写も良い。何より、宗教(協会)が歪んだ思想で悪魔を生み出すという設>>続きを読む

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.4

アレクサンダー・スカルスガルドがクローンにされるシーンが好き。設定は面白いのに、個人的にはそこがピークだったな。狂ったミア・ゴスのキャラクターが要らないから、もっとシンプルにこの設定だけで展開して欲し>>続きを読む

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

3.7

途中までは一体これどういう話なの?という支離滅裂な要素が最終的には(やや無理やり?)繋がる爽やかな終わり方。約100分くらいなのに6〜7人の群像劇として成立しているのが凄い。もちろんアダルト世代との対>>続きを読む

14歳の栞(2021年製作の映画)

-

3年越しにようやく観た。
平成30年度という事はもう5年前の出来事…。彼らの高校3年間はまんまコロナに重なってしまうのだなと思いながら観ていた。

そして全員に何かしらの過去を想起させられ胸が苦しくな
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ボーイズ・イン・ザ・ボート ~若者たちが託した夢(2023年製作の映画)

3.4

ジョージ・クルーニー監督作。ボートのレースシーンは良かったけど、ドラマ部分が特に盛り上がりがなく淡々と進んで退屈。監督次第ではもう少し盛り上げられたのではと思ってしまった。

あとカラム・ターナーのブ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.4

※前回の鑑賞で書いた事は残しつつ、再度投稿しました

昨年香港の通常IMAXで観て以来、35mmで2回目の鑑賞。(チケット取れなかったけど絶対IMAXレーザーGTでももう一回観る)

字幕がありなしに
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ビューティフル・ゲーム(2024年製作の映画)

4.0

マイケル・ウォード目当てであらすじも調べずに観たら、万人に勧められるすごく良い映画だった!まず本当に「ホームレスワールドカップ」なんてものがあるんだと初めて知って驚き。参加資格とか色々気になったから後>>続きを読む

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.7

冒頭からニューヨークを舞台にしたアクション、テンポよく展開する新キャラたちのその後と新たなガジェットや施設にワクワクして、前作よりもいい感じだな〜と思っていたら何とも言えない終わり方に呆然。。トータル>>続きを読む

シャーリー・チザム(2024年製作の映画)

4.0

恥ずかしながら元になったシャーリー・チザムの事は知らなかったけど、政治に必要な打算を嫌って自身の信条に率直な彼女は連ドラや漫画の主人公の様に魅力的だった。それもレジーナ・キングの演技あってこそ!

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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.6

ジェイク・ギレンホールとポスト・マローン(一瞬だけど)が出てることしか知らずに観たら、ダニエラ・メルヒオール、ジェシカ・ウィリアムズ、ルーカス・ゲイジ、ダレン・バーネットなど地味に個人的豪華キャストだ>>続きを読む

こいつで、今夜もイート・イット アル・ヤンコビック物語(2022年製作の映画)

3.5

話題になってて気になってたやつがタイミング良く加入中にWOWOWで日本上陸。
元ネタを知らずに観たので途中まで伝記自体がパロディとは知らずに本当だと信じてしまった。笑

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.8

原作は確か1巻だけ読んで辞めちゃったけど、全く思いもよらない内容で純粋に面白かった!映画の構成的には何とも評価しがたいけど純粋にストーリーが。

3.11とその後に漂よっていた戦争に突入しそうな201
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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

3.8

シンプルだけど抑えるべきところを抑えた王道のファミリームービー。

設定のユニークさやメッセージ性は薄いけどちゃんとシーンによってスリルがあって、ニューヨークの飛行シーンなどの映像も映画館で観る価値が
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俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024年製作の映画)

3.7

先日のアカデミー賞でも話題をかっさらったジョン・シナがとにかく最高!彼のチャーミングな魅力が詰まっていて、それだけで満足度高い。

内容的には「え、そういう話になる?」という何とも言えない雑で緩い展開
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神さま聞いてる?これが私の生きる道?!(2023年製作の映画)

4.1

いやー、すごく良かった!小6という時期を描いた作品が大好きなので、女性だったらもっと共感したのかもしらないけど、男性でもわかるこの発育期特有のむず痒さとピュアさ。主人公を始め子供達の演技が自然でうます>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.8

最初にIMAXレーザーGTで観てただただ圧倒されて、早速DolbyCinemaで2回目を観てようやく純粋に物語に没頭できた。

とにかく圧倒的な映像と音響の圧で、ハッピーエンドであるべきはずの2部作後
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スペースマン(2024年製作の映画)

3.3

映像もプロダクションデザインも良い、設定も面白い、そしてポール・ダノ(声)も最高!全体的にも意欲的で美しい作品だったと思うけど、少し内省的すぎて個人的にあまりストーリーに関心が持続せず、途中で集中力が>>続きを読む

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

1.0

一応アニメ版は全部見ていたのでポイントを使って観た…。作品というか原作の内容が悪くないのは大前提として、劇場でかける作品としては酷い。確かに1つの試合に何十話もかけて描くより一気に映画にした方が良いと>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.3

うーん…シーン毎に楽しめる部分はあったけど、事前の海外の評判の悪さも納得。何というか、設定もキャストも良いのに上手く練られていない粗雑さがNetflixのブロックバスター映画みたいな感じ。最初の新幹線>>続きを読む

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.7

あまり期待せずに観たけど、誰でも気軽に楽しめる作品で、これはこれで良かった。機内鑑賞とかで観るのに丁度良いかなと思ったけど。笑

よくある話かと思ったらジャイアとのドラマ、アメリカ領サモアのカルチャー
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

もっとブラックコメディかと思ったら、思いの外ヒューマンドラマの要素が強い。(『THE CURSE』観たばかりだから風刺要素は若干物足りなさを感じてしまった…)家族との話が少し消化不良な感じがするので、>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

真実を知りたい、罪を断罪したい、そういう人ほど肩透かしを食らう作風は、そういう人たちや風潮をこそ批評している。(まさに「セクシー田中さん」問題に対する世間の反応)

・具体的な証拠はなしに検挙する検察
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.1

3人の少女が森やダイナーに逃避行するシーンとかは好きだった。けど結局その後の展開で寝ました…。

脚本が途中で変わったらしいのでスタジオの要請で残念になってしまったエアー版『スーサイド・スクワッド』み
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

4.1

世界的には同じ年に公開された前作『オペレーション・フォーチュン』が個人的にがっかりだったガイ・リッチー。こちらはガイ・リッチーらしさを感じる音楽や編集を繰り出すエンターテイメントでありつつも、社会的メ>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.4

元々アリ・アスターはあまり好きじゃないので、3時間でアート要素強めでただただ不快になる覚悟で観たら、前半は不条理コメディとして予想外に楽しめた。(通り挟んだ店まで薬取りに行くシーンが1番好き。笑)
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