suguruさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

2.5

んー。もう一回観ないと。

24.2.1再観
いちいち不明な展開に混乱しっぱなし
確かにホラーなのだが、ほんのりと「シムラ、後ろ!後ろ!感」が漂っていてクスッとしてしまう。

田舎で出会う男性のステ
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べネシアフレニア(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

絡み合う人間模様。
美しい街並み。
閉鎖的なローカルモーション。
無軌道な若者の危うさ。
コロナ禍で浮上してきた“オーバーツーリズム”。
ベネチアの風習・文化。
秘密結社の復活。
猟奇殺人。

要素が
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デスパレート・ラン(2021年製作の映画)

2.5

走るのは苦手ですが
自然の中でのトレランは気持ち良さそうです。

幾重にも重なるフラストレーションで、マルチタスクなワーキングママもヘトヘトになります。
観ているこちらもけっこう疲れました。

ゆっく
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呪われた息子の母 ローラ(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

母親の壮絶な愛情が切々と伝わってくる素晴らしい逃走劇。
本が良いのでしょう。
展開もしっかりとしていて、気が付くとどんどん引き込まれています。

逃走中の町の景色に宗教的なサインが度々みられますが
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GHOSTBOOK おばけずかん(2022年製作の映画)

2.5

『ジュブナイル』が懐かしい(笑)

ガッキー、もう少しちゃんと使って欲しかったかな。せっかくVFXスゴいんだし。。。

原作は存じ上げませんが
ちょっとストーリーの破綻?してるとこ気になります。

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ハウス・バウンド(2014年製作の映画)

4.0

M3GANしかり
この監督は本当に力があって
ホラーファンを楽しませてくれるツボの様なものを熟知しているようです。

コメディーなポイントとは別に
散りばめられた素敵なフックを見つける度にニヤニヤして
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.0

あるべきだった居場所を失い、
自分自身が認められない世界で
自己肯定すら危うく。
もどかしくも彷徨う十代の少年少女を描いたロマンス。

「人食する」という嗜みなんかではなくて、「人を食べずにはいられ
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忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

2.5

仮想空間に島の因習が絡んで
呪いが襲ってくるホラー。

もっと暗くて、ジメジメして、ゾクゾクして、最後はドワー!、な感じを想像させるけど、そんなんじゃなかった。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

今のこの時代だからこその
作られるべくしての感じだけれど、ホラー映画のポイントをしっかりおさえている良作です。
やっぱ人形は怖えぇ。

ハロウィン・ナイト(2020年製作の映画)

3.0

色々痛い感じ。

ラジオDJがストーリーテラー役でオムニバスっぽい本なので
ダラダラと殺戮が展開するが
その都度に帰結するから飽きずに観られた。

アメリカのハロウィンってこんななのかしら。

キャット・シック・ブルース(2015年製作の映画)

4.5

シュールというよりはエログロ。
敢えてカテゴライズするなら
セクシャルポップスプラッター(笑)

巨大ネコチンコを振り回す
ぶっ飛んだストーリーでしたが、根底にはペットロスの悲哀と動物愛に溢れた秀作で
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脳男(2013年製作の映画)

3.0

「コレ観た?」
「んー、覚えてないなぁ、多分観てないよ」
10年ほど前、途中寝てしまったのとよく判らなくて
二度観返したのを思い出した。

シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ(2022年製作の映画)

2.5

2021公開作品の続編。

LGBTQ+に振り切った心理描写が内容の全てなので、水球シーンは無い。

ので、スポーツジャンルではある(のか?)としては
競技の持つ力が及ぼすドラマも描かれない。

スーパー30 アーナンド先生の教室(2019年製作の映画)

3.0

間違いなく感動巨編。
好きなジャンルとテーマ。
素晴らしい演者。

単に期待値の問題。

スマイル(2022年製作の映画)

2.5

ジャケットから受ける印象が全て。
決して駄作ではないが
期待していた欲しい感じではなかった。

人生は二度とない(2011年製作の映画)

4.0

原題の直訳は
『二度と命を得ることはない』→『あなただけ生きる』となるらしい。
「人生は一度きり」と云いたいのだろうけれど
やっぱり、このタイトルは気になる。。。

公開から11年経って日本公開して今
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

静かな狂気に溢れた好みのストーリーでした。
常に山岳の素晴らしい絶景に囲まれているのが、かえって閉塞や絶望を煽ります。

想像の範囲ギリギリをリードされて、予想を裏切らない展開で淡々と綴りつつ、お伽噺
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ブラックナイトパレード(2022年製作の映画)

1.0

やっぱり福田雄一監督の作品が
好きじゃないんだ、

と知ることが出来て一歩前進したと言い聞かす。

※原作ファンです。

アサシン・ハント エージェント:ゼロ/エージェント:0 漆黒の暗殺者(2021年製作の映画)

1.5

最近の映画はカテゴライズする必要のないというか色んな側面を持っていたり、ガラッとテーマが換わったりすることもあるから、「ジャンル」に拘ることはないのだけど

どーいう感覚で観たらいいのか、心持ちに戸惑
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

自ずから望まなくとも
世間の嘲笑を買ってしまう結果生まれる、ある種の“見世物”への執着や、反対に自己顕示欲をもて余した心の行き先。
さらには現代でも金銭に代替されて大規模に搾取され続ける純粋で自然なモ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

気丈で聡い女性が主人公。
しっかり魅せるミステリー。
息を呑む映像の美しさ。
静かな自然。
素晴らしい本と怪演。
常々思う事を簡潔に代弁してくれる台詞。

僕にとってこの映画は完璧なんじゃないか。

47RONIN-ザ・ブレイド-(2022年製作の映画)

2.5

なかなかの低評価な『47RONIN』の続編・新章ですが、シンプルなストーリーで判りやすく、演者の表現も良く100分飽きずに観られました。
刀剣格闘でお腹いっぱいに。

日本刀をメインに近接格闘の新しい
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セイント・モード/狂信(2019年製作の映画)

3.0

社会的弱者の過重労働による負の連鎖問題。
搾取する側とされる側の隙間にある、他人(の信仰)への尊重。

が、テーマのように受け取りました。
とても新しい映像なのに
感覚的には既視感たっぷりなのは、サイ
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.0

確かな力量の俳優陣と
しっかりとした脚本で安心して観られて良いです。

時代設定問わず、感覚で捉えられる邦画って、やっぱりいいなぁ、とか思いながら観てました。

散りばめられた対比構造の積み上げがちゃ
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ミッドナイト・マーダー・ライブ(2022年製作の映画)

2.5

自宅で夫婦で鑑賞していると
時折に短く会話するのだが、そーいう時に出る自覚している悪い癖があって。

「だったりしてね」と気楽に予見を口にして、開始10分で展開をシラケさせてしまう。

一緒に観ている
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.0

『グッバイ・クルエル・ワールド』の後に観たせいか
スッキリとした充実の観了感。

実在しないものもこれだけ敏速にじゃんじゃん見せつけられると、けっこうお腹に溜まるのだが、余韻が全く残らないのは何故かし
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ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)

3.0

条件が揃い過ぎてて
充分に恐怖を味わえる分、
アイデア一本なので手詰まり感が若干否めず。

残り少ない酸素を常に気にしつつのパニック描写は、なかなか類を観ない素晴らしさです。

ファイナルガールも救わ
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事故物件 歪んだ家(2022年製作の映画)

2.5

母親役の演技が良いです。

家系(笑)ホラーですが
因縁めいた縛りはあまり強調されず。
父親が助ける?
知り合った呪術師が助ける?
を裏切ってくるのも良かった。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.0

オープニングから常に象徴的だった「爪」。あれ程固執するなら、やはりきっかけが欲しかった。二秒で1、2回差し込んで貰えたら充分なのにとずっと思っていたら観終わってしまった。
(冤罪ではなかった9番目の犯
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