suguruさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

4.5

いいよ、とかしかお伝えできませんが
初見数分で大好きになってました。

こー云うのは感性でしか語れなくて。

アンホーリー 忌まわしき聖地(2021年製作の映画)

3.0

悪魔の描写がいいです。

ラストに「にせ預言者たちに気をつけなさい。彼らは羊のなりをしてやって来るが、うちは貪欲な狼だ」とあります。

『見分けよ』と。

対悪魔の戦略が『民衆の信心を惑わす』
が印象
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ヒプノシス/催眠(2020年製作の映画)

3.0

本そのものが考察仕切れずに、脳内完結を強いるようです。
もはや挑戦とも受け取れるような。

正解や事実を暗示してくはれないミステリー。
窓の外に見える雪がいつも静かに舞い降りて、疑念がゆっくりと積もっ
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.0

俳優の演技力に担保された映画の限界を見た感じ。
出演している演者は皆素晴らしかった。
こーなるとリメイクの意味をずっと考えてしまう。

キャストからして原作は改変されるであろうヲチに集中していたので、
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バーバー(2001年製作の映画)

3.5

ビリー・ボブ・ソーントンもまた
タバコが似合うことを知れて良かった。

オールド(2021年製作の映画)

3.0

予告もみていたので
サイエンスフィクションのネタばれは冒頭、『ここのホテルは製薬会社が、経営してる』でもう充分。

自然だけが溢れるビーチの美しいロケーションの中、じわじわ迫る焦燥感と、突然に集約され
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.0

吹替でもう一度鑑賞。
野島昭生さんだとグリッソムとK.I.T.Tのイメージがあって、
ケビン・コスナーは津嘉山正種さんじゃなきゃなぁ、と思って見始めたけど
今の年齢なりに演じていらして凄く良かった。
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.0

愛しているから一緒に居たいだけ、と言ってくれる人に
出鱈目いってんじゃねぇ!って言えるのはやっぱり普通じゃない。
”人に捨てられる前に人を捨てる”
天才の気持ちには、理解できる才能が必要なのだなあと。
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クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)

3.0

趣味嗜好を充実させると
実生活も心身共に豊かになる。

作品そのものは既視感たっぷり(オマージュかも)だが、淡々と業務遂行の如くターゲットを絞って、ライフワークに及ぶ様がとても微笑ましく描かれる良作で
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

2.5

悪性腫瘍を単なるがん細胞と捉えていないように、悪魔が脳の中に寄生しているから、らしいが
人格の表裏一体をそのまま身体の前面背面に置き換え、人の持つ二面性にスポットを充てているのが肝でした。

映像効
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ハープーン 船上のレクイエム(2019年製作の映画)

3.5

確かに「コメディ・ホラー」でした。
でも冒頭からサスペンス調なのでカテゴライズしにくいかも。

何とも言えない妙な違和感がずっと漂う不思議なバランスの映画でした。
結果的にシンプルな構成だのに、絶妙に
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ラッキー(2020年製作の映画)

2.5

映画を観るとき
冒頭、基本的な設定を理解したら
気がつくと裏というか、粗を探っていて。
どこまでが伏線であって、このジャンルと性質はコウで、はたまた着々はきっとコウだろう、と
いつからか、この映画を観
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殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

2.5

登場人物ほぼ全てが、キャラクター要素ではない不自然な行動に走るので映画全体に違和感。
意図されているものではなく、要所要所のシーンを繋ぐ構成に無理があるような気すらします。観ている時は、あぁコレも文化
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アリス&ピーター・パン はじまりの物語(2020年製作の映画)

2.5

『不思議の国のアリス』と『ピーター・パン』を知らずに観たのがちょっと無謀だったかも知れません。

次いで告白すると海賊ゴッコやお茶会ゴッコの経験も無いのでジュブナイルに浸ることも無く。。。

子供たち
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5

ラブストーリーって
自分にはむしろファンタジーで
はいはい、美男美女が
すったもんだして
ハッピーになるんよね、はいはい。

な、感じで苦手だったのですが。

レビューを拝見して、あコレ観たいなと思っ
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.5

セカンドチャンスは誰にでもある。
と訴えてきます。

主人公(人の方)の過去は殆ど語られないが、ごく普通のジャンキーでホームレス。身をやつし、死に直面していた。
同じくホームレスだが、気高く生きている
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.0

2年前に観たとき、凄く疲れてて寝てしまったのに、見返さなくて、殆ど覚えてなくて
よく判らなくてつまらなかったな、と思ってた。

能力者ストーリーだと思ってたら
こんなに反戦を辛辣でキレイに纏めていたと
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

劇伴が秀逸です。

『グリーンブック』や『こんな夜更けにバナナかよ』を想起させる予告にビビって
なかなか観られなかったのが本心でしたが、感触は全然違って。

劇中の経過時間はほんの一年程度に描かれてい
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靴職人と魔法のミシン(2014年製作の映画)

3.0

民間伝承『エリヤフ・ハナビ』 にまつわる
ファンタジー。
テーマはペイ・フォワードの連鎖。

ユダヤ人の間には、預言者エリヤであるエリヤフ・ハナビが、苦しんでいる人や助けを必要としている人を助けている
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#フォロー・ミー(2020年製作の映画)

1.5

嫌いじゃないジャンルなのに
没入出来ない感じ。

伏線はヒントのようにズバズバ雑に見せるのに、
反対にミスリードも過ぎるので
せっかく盛り上がりそうになっても
何だか全体に安っぽく感じてしまう。

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アリエナ -禁断の女子高生-(2015年製作の映画)

2.5

風景描写が良く、女子高生の一瞬一瞬を切り取ったようなシーンの羅列は青春モノとして決して悪くないのだが…
ジャケットとタイトルで選んだので出血量は(勝手に)物足りなく。。。
じわじわ迫る焦燥感がいつ爆発
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レイヤー・ケーキ(2004年製作の映画)

3.0

麻薬基軸に裏社会のヒエラルキーに生きる男の末路。けっこうしょうもないストーリー。
ハイスピードな展開と主演の力に頼って成立している感じ。こーいうマイルドさがこの映画の味のよう。

最後はなんでメンバー
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拳精(1978年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

2012.5記

DVD発売を知って予約をしていた東宝版の『拳精』が届いて10年ぶりくらいに再観した。
半年以上、いや、十年以上は発売を待ちに待っていた分、感動は一入である。
小学生時分に、初めて木曜
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ロスト・マーメイド(2019年製作の映画)

3.0

狂人精神科医に殺された少女の幽霊が
治療と称して監禁された少女たちと捕えられた人魚を助けるというお話。
女の子たちが皆いい子でファンタジー色強めサスペンスの仕上がり。

船乗り老人が思い付きで人魚を捕
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七つの大罪クラブ 生贄になった少女たち(2020年製作の映画)

1.5

舞台がカトリックの私立高というだけで宗教観は実はゼロ。
女子高生が七人いて仮にあだ名されるも
『七つの死に至る罪』を盛り込んではくれていないので
タイトルは破綻していました。
(原題 THE COLO
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