北野作品はインド映画的な趣がある。闇夜に飛び交う無数の弾丸とバカヤロー、ダンスをバイオレンスに変えて。なのにこんなにも面白い。
AmazonPrimeを適当に漁っていたら、「私と飲んだ方が楽しいかもよ?」という一文が目に留まり鑑賞。したのも束の間、久しぶりに映画を観るのを途中で辞めた。中途半端に自分世代に当たるような邦楽のチョ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ふと、Yesterdayが聴きたくなって。
エドシーランの曲が世界中で流行するこの世界で、Beatlesの曲も全て大ウケするというのはとても安易で陳腐に感じて、そこで聴衆にこの映画の主題はそこにはな>>続きを読む
シアーシャローナンにティモシーシャラメで監督がウェスアンダーソン。観ない理由がない。生まれて初めてこの若者言葉を使おう。「ウェスアンダーソンしか勝たん」。
追記
まてまて、よく見たらレアセドゥにク>>続きを読む
This is the coolest movie 2018
映像と音楽が綺麗だった。
ルーニーマーラが最高に美しいだけでも観る価値がある。
and after all, you are my wonderwall.
ノーランはいつもこうだ。
圧倒的に不足している説明とセリフ、猫の目のように変わる時系列に明確な答えのないラスト。who is the winner?
知ってた。
それこそクリストファーノーランであ>>続きを読む
‘‘Oxford, not brogue.’’
英国人は常に紳士たれを地で行くようなセリフとともに繰り広げられるまるで茶道のように流麗な格闘シーンと殺人。
暴力は、暴言は、流血は、果たしてそれ自>>続きを読む
タランティーノ自身が述べている通り、クリストフヴァルツがいなければ成立し得ない作品。この映画の観方、楽しみ方は冒頭のランダ大佐がパイプを吸うシーンでおおよそ示されている。
静と動、シリアスとおふざけ、>>続きを読む
劇中、退屈さと彼らに触発されたのとで何度もタバコが吸いたくなった。もちろん退屈なのは作品ではなく自分の人生である。
ああ、彼らはなんてクールで実直なんだろうと思った。そして彼らを美しいとも思った。人間>>続きを読む
それなりに面白かった。スコッチの田舎者どもが胸糞悪かったけれどそれもまあいわゆる必要悪というものなのだろう。あと個人的には彼氏役にすごく感情移入してしまった。
残念なのは、つぐないの時はあれほど可愛か>>続きを読む
僕らが同じことをしたとして、薄ら寒い生への希求と愛や性に対する憧憬を表現してしまうだけだろう。彼らにとってのそれらが、いかに得難いもので儚いものであるのか、僕らには永遠に知る術がない。
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荒波の中をボロ船でその身1つで漕ぎ出していく。未来に何があるかわからない、それでも進むしかないと。与えられるのは選んだ者だけだと。アニキは客観的に見たらダメ人間なのだろうけど、弟から見ればいつだって>>続きを読む
なんやかんやで007シリーズ初見。でも金髪のジェームズボンド最高じゃんって思った。ボンド=黒髪のイメージでもそんなの関係ねえ。
James Bond Themeが来るタイミングをずっとはかりながら観て>>続きを読む
室生犀星の同名小説を映画化した作品。たとえば老作家が癇癪的であったり、それは赤子の妖艶さが少し品のないものであったりはするのだけれど、原作を読んでいないぼくがこの作品に期待していたのはそういった顛末で>>続きを読む
This is a story boy meets a girl.この映画は恋物語ではないと冒頭で断っている通り、この映画は恋物語を通した青年の青春の日々のお話である。とにかく劇中のthe Smith>>続きを読む
この映画の結末がどっちなのか分からない人は、ノーランの策略にまんまとはめられている人たちである。彼がミスリードさせられた観客を頭に浮かべてほくそ笑む時間を提供するのに一役買っていることを誇りに思うとい>>続きを読む
うんうん。服が好きな人が観るとまた違った観点があっていいんじゃないかと思う。
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なんやかんやあって紆余曲折を経て最後のall you need is loveで全てが救われる。黒人の少年が唄うLet it beはミュージカル調の作品の中にあって圧倒的なリアリティを感じるほどに美し>>続きを読む
深夜の健康番組とこれしか観るものがなかったとしたらギリ悩んで寝る。