violetさんの映画レビュー・感想・評価

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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

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目には目を 歯には歯を


舞台はワイオミング州に位置する先住民保留地ウインドリバー。 雪山で見つかった少女の死体を巡り、現地の狩人とFBIの新人捜査官が中心となって真相を解き明かしていくサスペンス
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます


話題になっててずっと観たかったやつ

うーん、微妙! 前半は面白かったけど中弛み激しい! 演出が厨二すぎて疲れる!

どんでん返しだけ期待して最後まで頑張って観たけど、ファイトクラブのパクリと見せか
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0


地味で単調…? だからこそいい!
プロットの派手さはない分、音楽とシネマトグラフィーで魅せる映画でした。1950年代の雰囲気を出すために工夫されたアス比、彩度と露出を抑えた編集がなんとも印象的。ロン
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.0


・声に出して読みたい映画タイトル: ヘレディタリー継承
・心霊とか悪魔とか、カルトが絡んできた途端一気に興味なくしちゃう私
・ジャンプスケアをあんまり使わず怖がらせてくるのは好印象
・狂気のトニコレ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.0

本物の悪夢か…

ちょーーっとやり過ぎ感あるかも。映画そのものよりも、この映画を観て白人と黒人がそれぞれどのような感想を抱くかの方がよっぽど興味深い。

イマジン/ジョン・レノン(1988年製作の映画)

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高熱に浮かされながらも映画は観たい!ということで、とりあえずビートルズを摂取。


「僕は反抗的な人間だが、社会に愛されてもいたい」ジョンレノンという人間は難解なようで、実は意外と単純なのかもしれない
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.0


孤独な人のための映画だった。

いつも音楽の魔法を描いてくれるジョンカーニー。ここぞというシーンで、素人がハンディカムで撮ったみたいな手ぶれ映像に切り替わるのが斬新でした。実録のようなリアリティーが
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

5.0

ああ〜〜久々に心にぶっ刺さる映画に出会った。

人間の馬鹿で汚い部分、普通映画では省かれるような下らないところもあえて映しちゃうという、非凡なシネマティックセンスにまず感動。ユーモアたっぷりの取るに足
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シカゴ(2002年製作の映画)

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来日BWミュージカルを観に行くので予習✍🏻
まず楽曲のクオリティーの高さに驚いたよね… オープニングのジャズナンバーはかっこよすぎるし、あの手この手で無実を訴えるCell Black Tangoはユー
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.0

バビロンの酒池肉林のシーンはこれを参考にしたんだな… 胴上げされるニコールキッドマンが一瞬マーゴットロビーに見えたよ(^-^)

好きな人はとことん好きで嫌いな人はとことん嫌いそう。豪華絢爛なスペクタ
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.0


初アキカウリスマキ

え、最高なんだけど?!!
この独特なシネマトグラフィーは北欧映画ならではなのかなんなのか… とにかくセンス抜群でずっとおもしろい。 単純明快なようで実は変なことやってるし、奇抜
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.0

やわらかくてあったかくて癒された。
なんでもない会話や生活のワンシーンがこんなにも愛おしくなる映画の世界、やっぱり大好きだな〜〜

オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

人との出会いは宝物
偏屈ジジイが主役の映画にハズレなし(グラントリノ、ヴィンセントが教えてくれたことetc…)

幸せのひとりぼっちも観なきゃ!!

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

凄まじい映像体験だった。
オッペンハイマーが感じていた罪悪感や重圧、不安といったあらゆるネガティブな感情が、地響きがするほどの爆音によって表現される。迫り来る音に支配され、激しく頭を殴打されているよう
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ブライアン・ウィルソン/約束の旅路(2021年製作の映画)

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一日の始まりに聴くのはペットサウンズがいいし、一日の終わりに聴くのもペットサウンズがいい。…ってぐらいペットサウンズが大好きです。

何層にも折り重なる分厚いサウンド、美しいボーカルとハーモニー、内
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同級生(1998年製作の映画)

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劇場版ハートストッパー
90年代のリアルってこんなもんだよなあ。保守的な父とゲイの息子、察しのいい母、ホモフォビアのジョック、ギャルマインド強めのガールズ、超ベタだけどよかった。クィアであることを親に
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ジョン・レノン,ニューヨーク(2010年製作の映画)

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強制退去を食らっても負けじと留まり続けた、愛してやまなかった街ニューヨークで撃たれ、命を落とすという皮肉な運命。生前よくシニカルなジョークを飛ばしていたジョンのキャラクターとも重なっていて、どこまでも>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.5

ずっと観たかったやつ。
決して派手さはないワンシチュエーションの会話劇だけど、ラストの静かな畳み掛けには鳥肌が止まらなかった。余韻を残さず歯切れよく終わらせる潔さが好き。結末が明らかになってからのシー
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

・ポール、精神力も戦闘力も格段にレベルアップ
・やはりヴィルヌーヴ監督の炎の描き方は一級品
・アニャにゃん映ったのリアル7秒ぐらい(予告編のマッドマックスの方が映ってる時間長い)
・とてもカルトを感じ
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希望の灯り(2018年製作の映画)

4.0


舞台は旧東ドイツのライプツィヒ。オスタルギー(東ドイツへの郷愁)をテーマとした作品。スーパーマーケットというごく限られた空間の中で巻き起こる些細な出来事が、ドラマとして描かれている。


空っぽにな
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